いよいよ明日からは神無月。
八百万(ヤオヨロズ)の神々も出雲での定例会議(研修旅行)にご参列のご出張。
下々の私達の地元、古都・奈良県内でも特に12・13・14の連休はもうイベントの目白押しです。
私ももうその頃の予定はお出かけ先もほぼ決まっています。
みなさんもほとんどご予定がおありでしょうが、いつか機会がありましたら奈良の方へも足を向けて
頂きたいと思います。
本当は盆地南部の飛鳥(明日香村)や葛城(かつらぎ)に斑鳩(いかるが)の里などを、のんびり周って
欲しいのですが、この数日は本格的な秋の行楽シーズン前の【ならまち】(奈良市旧街並み)をちょっと
お散歩して、ご紹介したいと思います。
初日はまず 元興寺 (がんごうじ)をぐるっと。
元興寺は元々、飛鳥時代の明日
本堂・極楽堂-曼荼羅堂
香に法興寺(ほうこうじ)として建てられたお寺で、官寺制度(国政直属の寺)が定められたときに
飛鳥寺として官治(行政の組織)に入れられ、都が平城(なら)に移動したとともに現在の奈良市に
移築され元興寺と改められたお寺です。
秋には萩の寺として知られ観光客がよく訪れます。
国宝の本堂(曼荼羅堂)の建築は全体のバランスや、空と屋根の描くラインなどとて手も美しく
萩は紅と白の2種類がちょうど次の連休の頃が美しいと思います。
境内には獅子国型佛足石 や 蛙石
など見学のスポットがあります。
佛足石(ぶっそくせき)には左右に蓮の花、宝瓶(ほうびょう) 、梵王頂、法螺貝、輪宝、曼網、万字
が描かれ彫られてありました。
一方蛙石の方は大坂城にあったガマ蛙によく似た形の石で、太閤秀吉のお気に入りだったそうで
福かえる 無事かえる の名石として毎年7月7日に法要が行われています。
屋内に設置された五重塔(高さ5=6m)、墓地の餓鬼、水飲み場の桔梗なんて言う造形の世界。
花も萩だけでなく受けきれ無しと言うこともすっかり忘れていました・。