ジェラワット(JELAWAT=台風17号)は当初の予想よりはるかに早く駆け抜けて
17時頃にはもう三重県沿岸を通過していました。
接近・通過が早かっただけに勢力を保ったままで近畿南海辺りでも965ヘクトパスカルと
通常の台風が九州・沖縄地方を通るぐらいの気圧ですから、風が凄いのも当然でした。
今後、東海・関東甲信越・東北・北海道と通過するので、被害が少なくて済むことを
祈るばかりです。
こんな時に呑気な話は顰蹙を買うかも知れませんが、本来今日は中秋の名月です。
中秋の夜に雲などで月が隠れて見えないことを「無月(むげつ)」、
中秋の晩に雨が降ることを「雨月(うげつ)」と呼び、月が見えないながらも
なんとなくほの明るい風情を賞するという楽しみ方もあるそうで、
いにしえの人の心豊かさをしみじみと感じます。
ウチもそんな真似ごとをやってみました。
実はよく行く和菓子屋サンの、お月見団子のセット『月夜の宴』と言うのを買ってきて
その蓋を月に見立ててススキの穂にくっつけて、団子を奉納してみたのです。
先日、明日香の郷に行った際に「あすか夢の楽市」で茗荷と栗を
手に入れてきました。
里の秋の味覚でも松茸や新米などと言う物でないところが庶民。
茗荷;100円 栗;400円の ワンコイン。
茗荷は甘酢漬けにした後、キュウリと一緒に細切りにして
ツナ缶(ノンオイルタイプ)と和えて少量の醤油等で味を調え
自作の器に盛り付けて白ごまを振り掛けると、簡単に
思った以上に美味しく食べられました。
栗は夫婦二人だけの家族になってしまったので、半分程度を
ブログ友さんが渋皮煮にするのを聞いていたのを思い出して
春先に作った半熟カステラ以来の久しぶりに手間のかかる
スイーツ作りに挑戦しました。
ソコソコの出来栄えで、嬉しくて慌ててを撮ったものだから
器の淵がとても汚いままなのに気付いたのは、もう2個ほど食べて
しまった後でした。 (^_^;)
残りの半分の栗を、その前に奥明日香で手に入れたサツマイモを
少し加えて栗・芋御飯にしました。
相方がちょうど義父の退院の手伝いに出かけた間にチョチョイと
やって使った道具など、何事も無かったように ^m^
タマにやって、自分の好物を秘かに作るのは楽しい。
後は誰かが秋刀魚でもくれたら。。。 言うことは無いんですけどね。
海無し県ではまず無理な話。
なんだかスダチと大根おろしも欲しくなってきました。