今日も秋晴れの快晴で暑いくらいの26℃でした。
さてさて昨日からの続き、研修からの帰りの朝から綴ります。
昔から「早起きは三文の徳」とか言いますけど、ホンマかどうかはこの歳になっても分かりません。
でも何故か旅行に行ったときは自然と早起きして散策する習慣がついています。
研修施設のすぐ裏手は駒ヶ岳の雪解け水が流れる天竜川の支流が流れていて、諏訪湖から流れ出る
本流と合流して静岡県は浜松市と磐田市の間から遠州灘へと下って行きます。
昨日のラストの画像を見ると支流と言っても川幅が広いのが分かってもらえるかも知れません。
いろんな工場や研究所が広大な敷地に立ち並ぶ中にこんな光景がありました。
少し前のNHK朝の連続テレビ小説【まっさん】のモデル、竹鶴政孝氏が摂津酒造へ入社の際
大阪高工(現・大阪大学工学部)15期生であり1期生として先輩であった、岩井喜一郎氏を頼って
摂津酒造(テレビでは住吉酒造、現:宝ホールディングス)へ入社したのですが、その岩井喜一郎氏
が常務取締役を辞任して後に本坊酒造顧問に就任。
1960年ウイスキー部門の計画を任され、手元に残していた「竹鶴ノート」をもとに、山梨でのウイス
キー蒸留工場設計と指導に携わり本格的にウイスキーを作り始めたそうです。
昭和41(1966)年に岩井喜一郎氏は亡くなり経営不振で一旦ウィスキーからは撤退するものの
昭和57(1982)年のウィスキーブームにより復帰を果たし、昭和60(1985)年にこの長野県
上伊那郡宮田村に山梨から蒸留所を移して現在に至るそうです。
本坊酒造の中心が焼酎「宝星」で、ウィスキーは「火星(マルス)」からマルスウイスキーと名付け
られたそうです。
実際にここに来るまでマルスウイスキーは全く知りませんでした。
今回は目的が違いましたし土曜日の早朝と言うことで、もちろん中に入ることもできませんでしたが
機会があれば是非見学してみたいと思いました。
サントリー山崎蒸溜所なんて予約して抽選という状態だそうで、ココは意外と穴場なのだそうです。
【マッサン】のノートが基本になっているので日本製スコッチが楽しめるのではないかと ムフフです。
紅葉の具合は
右は白樺の林でした。
約4000歩の散歩を終えて戻り、ロビーで薫り高いコーヒーを御馳走になっていたら7時半の
朝食の時間となりました。
やっぱりお米の御飯が美味しかったです。
出発前の記念撮影も済ませて、またパスに乗り、来るときとは違って土岐市から東海環状道を
経由して豊田市に向かいます。
朝のテレビを見ていると東海地方は雨の予報でした。
やっぱり晴れ男なんですねぇ? 豊田市に入っても日差しが翳ることも無く「とよたEcoful Town
(元城町)」に。
ここはエコな未来の暮らしや最新の環境技術を体験できる、豊田市の低炭素社会モデル地区。
此処の見学もこの研修のコースでした。
トヨタ車の水素燃料電池エンジンも見せてもらいました。
そして少し遅めのお昼を頂いて
野焼きの煙漂う奈良に帰って来ました。
盆地の底は煙だらけでした。