早いですね、もう2月も最終日なんですね。
そう言えば消費税アップまであと一月、31日ということに。
もう便乗値上げの話題が飛び交っています。
缶飲料のメーカーでは自販機で1円単位の売買は難しいということで、現在の120円を130円に
するしかないという中であるメーカーは現在の185gから175gのひと回り小さいタイプを出して
価格は120円のままにするという対策を発表したりしていました。
小売店で120円のものを買うと現在は126円となり、消費税アップ後は129円と言うのが
自販機だと130円になる計算で、缶飲料にするとコンビニを含む小売店では先に値引きを
していたので、現在でも税込120円以下で販売しているのでこのまま値上げして130円に
してしまうと自販機で買う人はほとんど居なくなってしまうでしょうね。
私達が関わっている建設業界ではこういう税のアップや為替レートの乱高下などあると
必ず合板類の流通が停まってしまいます。
大手商社が買い占めて倉庫にストックしてしまうのが大きな原因。
半年ぐらい倉庫をレンタルしても買い占めて価格改定後に売り出す方がまだ儲かるという
変な状況が起きるのです。
いわゆるコンパネ(コンクリートパネル)という12mm厚の建築用合板などは、ホームセンター
に行っても品切れ状態だったりするのです。
新築の建売業者でも小さなところでは材料が思うように入って来なくて職方さんたちも手待ち
状態になっているところがけっこうあるようです。
そこにかけて2月中旬の大雪の影響が出てきてLIXIL(リクシル)やTOTO(東陶)など
システムキッチンやユニットバスという大型商品、いわゆる箱モノが停まってしまって
いたりします。
たとえばLIXIL(リクシル)は旧;トステムと旧;サンウェーブに旧;INAXなどが一緒になって
立ち上がった会社だけれど、群馬だか栃木だかの工場が雪で倒壊してしまったとか。
兵庫県の社(ヤシロ)にあるもう一つの工場がフル操業しても現在受注しているものを
生産してしまえるまでのめどが立たないらしい。
東日本大震災の直後も同様に下請けのパーツ工場が被災して、たった小さな部品が供給
出来なくなったことによって半年近くも生産が停まってしまったのと、何の変りもない状況
になっている訳です。
「消費税が上がる前に」という駆け込み需要のお客様でも、とてもじゃないけれど間に合わない
のが現状です。
きっと他の業界でも同様なことが起きていることと思います。
あーーー なんかボヤキになってしまいました。
一昨日の日記 ストッカーから の中でアップした梅の蕾がたった2日で5分咲きにまでなって
ここ2~3日は暖かくて一切の暖房など付けていないのにびっくりです。
来週はまた寒の戻りがあるそうです。