令和二年の後半初日。
前日の雨は明け方には止んでいましたが、空には名残が
ありました。
文月朔日、二十四節気の半夏生。
普段は2日頃なのだが、閏年なので今日になりました。
農家ではないので二十四節気もあまり関係ないけれど、
関西ではこの日迄に田植えを終える習わし。
その稲の根が蛸の足のようにしっかり大地に根を張る
ようにとの願いを籠めてタコを食べる。
うどん県の香川県では敢えて今日がウドンの日、福井
県ではスタミナのために鯖を食べる。
三重県の熊野から志摩にかけてはハンゲという妖怪が
出るから、さっさと家に帰って休めと云う。
何とも面白い国だ。
ウチも取り敢えずタコを食べました。
たまたま中国産ながら安い鰻もあったので、土用の丑の日
まで待たずに一人一尾ずつ頂きました。
貝汁もしたのですが、みそ汁だと貝が見えませんね。
澄まし汁にすればよかった。
二月に仕込んでいた味噌が食べ頃になったので開封です。
明日はよい天気そうで夜には風が涼しくなりました。
久しぶりに月の姿を見たような気がします。