子供が親を殺害する事件が多発しています。
教育虐待とは子どものやりたいことを考慮せず、保護者が一方的に教育やしつけを押しつける行為です。
いい学校に入ることが子どもの幸せにつながる、そうでなければ幸せになれないという、保護者自身の硬直した考え方、ゆがんだ考え方から来る親のエゴ。
マインドコントロールはカルト的な集団で使われているイメージが強いと思いますが、その技術を学んだわけでなくともできてしまうものです。高圧的に接して命令し、罰を与えるなどして恐怖を与えればいいのです。噓を織り交ぜるとさらに強力です。
歪んだ親子愛がひいてはその子供に殺される。
その瞬間まで親はそれが正しいと思って信じている事が悲劇ですよね。
子が親を殺すなんて悲劇でしか無いけれども、そうでもしないと逆に親に殺される危機感や、この事態から抜け出すためにはそうするしかなかったのでしょうね。
一種の精神異常に陥る前に親も子も救われなかったのかと残念でならないですね。