M管理者から盛岡土産です、といただいたお菓子を見て、ひっくり返りそうになりました。
いつの間に、こんなものが発売されていたのだ?!
福田パンフリークの僕としてはちょっとプライドが傷つきました。
コーンフレークが入ってシャリ感があるクリームは甘さ控えめ。
箱のデザインもよろしいので、買ったその日のうちに食べるのが一番美味しい福田パンの実物を持って行けない遠方へのお土産に、どうぞ。
久しぶりに実演販売へ行きたくなりました。
ホームの月例ミーティングで若い職員が持参した勉強会用の資料の中に、「あなたは美しい日本語で会話ができますか?」という設問があった。
僕は頭の中で、できる、にチェックを入れた。
ただし、僕自身のそれは、往年の人気ドラマ「奥さまは魔女」のダーリン(柳沢真一)や、「ローマの休日」のジョー・ブラッドレー(城達也)が話す、やや軽いテレビ語だ。
下の新書はいわゆるハウツー本だが、紹介されている言葉のセレクションがとても自分好みで、親しい方へ贈ったりもした。
表紙のイラストのように、相手に使って欲しい、あるいは相手が使った時に感心する日本語が収録されている。
イディス・ヘッドはアカデミー賞を8回も受賞した、パラマウント社の大物デザイナーで、代表作にはオードリー・ヘプバーンの「ローマの休日」、「麗しのサブリナ」や、「裏窓」、「泥棒成金」といった一連のヒチコック映画がある。
「ローマの休日」(1953年)撮影時のヘプバーン。背中向きの女性がイディス・ヘッド女史だ。
「陽の当たる場所」(1951年)でエリザべス・テイラーと。
オリヴィア・デ・ハビランドと。「女相続人」(1949年)の打ち合わせか。
ヘプバーン主演の「パリの恋人」(1958年)より、「シンク・ピンク」のシーンのモデルと。
「グレート・レース」(1965年)撮影現場でナタリー・ウッドと。
ヒチコック作品としては興行的にふるわなかったが、「めまい」(1958年)のキム・ノヴァクは、最高だ。
「私はそんな女」(1959年)のソフィア・ローレン。
これはもう観れない映画と言っていいだろう。ただし、観なくてもいい映画でもあるが。
「狼たちの午後」(1975年)の原題は「ドッグ・デイ・アフタヌーン」という。
犬は汗腺が肉球と鼻にしかないため暑さに弱く、大きく口を開けて舌を出し、激しく息をする。そしてその際に分泌した多量の唾液を蒸発させることによって体温を下げている。それで、犬がだらりと舌を出すくらいの暑い日をドッグデイと呼ぶ。
劇場で購入したパンフレットか映画雑誌でそう知って以来、猛暑の日は、ああ、今日はドッグ・デイだな、と顔をしかめている。
今年は猛暑を通り越した危険な暑さで、グループホームでの流しそうめんも大事をとって中止にした。南にお住いの方は、どうぞくれぐれもご自愛ください。
公開は「ゴッドファーザーPARTⅡ」の翌年だった
開所八周年記念のお茶会が開催されるぽらんデイサービスの玄関戸を開けると、「なごみセレクション」(行事のBGM用にと法人で作成したCD)収録の「オーバー・ザ・レインボウ」が流れていた。
「今日はそんな日なのか。」
ホールは利用者様と職員で超満員の状態だった。
こういう時に強く感じるのは、デイサービスは特に、利用者様お一人お一人のご利用、毎日毎日のご利用の積み重ねがあってはじめて、事業所が成り立っているということ。
この感覚と感謝の気持ちを常に持ち続けて行こう。
管理者自ら法被をまとっての打ちばやしや美声をお持ちの利用者様による「ここに幸あり」、「さんさ時雨」、事業所の十八番の「ズンドコ体操」など出し物も多彩で、大いに盛り上がった会だった。
事務所へ戻ると、もう一方のぽらん気仙沼デイサービスの管理者から業務報告が届いていた。
「本日無事に職員OG様の御祖母様のご利用契約を終えました。感謝の気持ちでいっぱいです。一生懸命、支援させていただきます。」
やっぱり今日はそんな日なのだ。