ローデドナイルガットが切れるという問題に関してアキーラ社と何回かやりとりを致しました。こちらからは切れたときの写真や、楽器に張った弦のスペック、交換した日付、切れた日付などをまとめた文書も添付致しました。
最初は、アキーラ社は時間が経つと劣化して切れたのかも、とちょっと意味不明のことをおっしゃっていましたが、そもそもバス弦が2ヶ月とか3ヶ月で劣化して切れるというのは、多分歴史上なかったことでしょう。そのことを指摘して私の送った資料をしっかり読んでもらったり、切れた弦の現物を精査していただき、太さにかかわらず材質に問題があるから切れやすいという結論をいただきました。
でも実は細いのは多分切れやすくないと思います。CD75とかCD90は手で引っ張るくらいでは切れません。(これらの弦が別に強いというわけではありません。これが普通です)どの辺が境界線になるかはわかりませんが、多分CD120あたりからは、太さにかかわらず切れやすいということでしょう。
私のバロック・リュートに張ったローデドナイルガット弦のうち、実際に切れたのはCD120(6コース)とCD200(13コース)で他は(7~12コース)切れていません。CD120は張ってまもなく、CD200は約2ヶ月後に切れました。この2ヶ月後というのはくせ者ですねぇ。今はこれらのコースにはカーボン弦を張っています。でも6コースは問題ありませんが、13コースはCD弦の方が音はずっといいです。
先日ドイツの Matthias Wagner のサイトにローデドナイルガット弦を注文して本日届きました。9月の初めに行う金沢でのコンサートのために、バス弦を張り替えようかどうか思案中です。今回は全て合成樹脂弦なので本来はそういうことにアタマを使わなくてもいいはずなんですが・・・まぁ少なくとも予備弦はしっかりとあるので、弦が切れてコンサート続行不能という事態はありませんが。
アキーラのCD弦(ローデドナイルガット)はバス弦用としてとても性能が高いと思います。(音程の安定性、バスとしての響き)アキーラ社では次の製造ロットでは切れないものを出すと言っていますので期待しましょう。
最初は、アキーラ社は時間が経つと劣化して切れたのかも、とちょっと意味不明のことをおっしゃっていましたが、そもそもバス弦が2ヶ月とか3ヶ月で劣化して切れるというのは、多分歴史上なかったことでしょう。そのことを指摘して私の送った資料をしっかり読んでもらったり、切れた弦の現物を精査していただき、太さにかかわらず材質に問題があるから切れやすいという結論をいただきました。
でも実は細いのは多分切れやすくないと思います。CD75とかCD90は手で引っ張るくらいでは切れません。(これらの弦が別に強いというわけではありません。これが普通です)どの辺が境界線になるかはわかりませんが、多分CD120あたりからは、太さにかかわらず切れやすいということでしょう。
私のバロック・リュートに張ったローデドナイルガット弦のうち、実際に切れたのはCD120(6コース)とCD200(13コース)で他は(7~12コース)切れていません。CD120は張ってまもなく、CD200は約2ヶ月後に切れました。この2ヶ月後というのはくせ者ですねぇ。今はこれらのコースにはカーボン弦を張っています。でも6コースは問題ありませんが、13コースはCD弦の方が音はずっといいです。
先日ドイツの Matthias Wagner のサイトにローデドナイルガット弦を注文して本日届きました。9月の初めに行う金沢でのコンサートのために、バス弦を張り替えようかどうか思案中です。今回は全て合成樹脂弦なので本来はそういうことにアタマを使わなくてもいいはずなんですが・・・まぁ少なくとも予備弦はしっかりとあるので、弦が切れてコンサート続行不能という事態はありませんが。
アキーラのCD弦(ローデドナイルガット)はバス弦用としてとても性能が高いと思います。(音程の安定性、バスとしての響き)アキーラ社では次の製造ロットでは切れないものを出すと言っていますので期待しましょう。