リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

ストックホルム行き(1)

2024年12月17日 21時43分37秒 | 音楽系

前々回のエントリーで書きましたように今回は関空から乗りますので、大阪まで近鉄で行きました。新幹線の方が20分ちょっと所要時間が短いですが、近鉄だと乗り換えが少ないし経費はかなり安くなります。

近鉄は「火の鳥」という名前の赤い特急車両が人気だそうで、ときどき走っているのを見ることがあるのですが乗ったことはなかったので津から大阪難波までをこの車両で行くことにしました。

残念ながら桑名には火の鳥は止まらないので、津までは一般の特急車両で行きます。期待して火の鳥に乗ったんですが、割と古い車両に乗ったせいかプラスチックのパーツが汚れているところがありちょっとがっかり。津まで乗った車両の方がずっときれいでした。

大阪難波から関空行きの列車が出ている南海鉄道のなんば駅まで歩きですが、これがなかなか距離もあり経路も複雑で人も多く苦労しました。1995年に、これも同じくアッティオルバートを取りにスペインへ行ったときも関空からでした。ルーデス・モレノ・ウンシージャに作ってもらった楽器でした。そのときは新幹線で行ったせいか経路が複雑だとは思わなかったのですが。

アッティオルバートは関空になんか縁があるんですね。その時はやはり12月でした。少し今回よりは遅くてクリスマス後から年始にかけて家族総出で行きました。ちょうど関空が開港して丸1年たったということで、帰りに空港から出てきたらテレビ局の人からインタビューされました。

インタビュー先は私の子供たちで、「どこに行かれたんですか?」「お土産は何をかいました?」といった質問でしたが、ウチのお子達は固まってしまって何も言いませんでした。もちろんそれはボツになって放映されていないでしょうけど、ウチの家族旅行は名所めぐりはいっさいしませんでしたから、まだ小学校の高学年だった子供では上手に受け答えは無理でしょう。(笑)でもいいところに行きましたよ。ルーデスさんのスタジオに行って生まれたばかりの子供さんと遊んで、(当時の)ダンナさんのホセミゲルさんにもよくしてもらって、さらに近所にあったエスコリアル宮にも行きましたし、宮殿の付近のまるで西洋宗教画に出てくるような田園風景も満喫しました。


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2 コメント

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Unknown (gentagonta)
2024-12-18 05:19:58
ふふ。当時のお子たちの様子が目に浮かぶようですワン💕🐶
と言っても弟くんの顔しか浮かびませんが…
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re (nakagawa)
2024-12-18 22:43:28
二人とも40歳前後でもう立派なおばさん、おっさんです。
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