リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

暴風!?

2018年08月24日 13時53分52秒 | 日々のこと
台風20号、進路が当地からは若干はずれたとはいうものの、風はすごかったです。夜中の12時過ぎでしたか、何かドンと鈍い感じの物音がしたので外に出てみましたら、玄関に出してあった鉢植えがひっくり返って、南天の木が根っこと土もろとも鉢から抜け落ちて転がっていました。慌てて、少し離れたところにあった鉢に入れ戻して風の当たらないところに置き直しました。状況から察するに、単に風で倒されたのではなく、暴風によって鉢が舞い上がり、下に落ちたのではないかと思われました。

今回は暴風圏に入らないという予想でしたので、玄関に置いてある鉢植えはそのままにしておきました。結局当地には強風注意報は出ていたものの、暴風警報はでませんでした。でも、家が揺れるくらい風が強かったですから、警報が出てもよかったのではと思います。多分気象庁のデータが不正確だったのではないでしょうか。これって深夜だったからまだしも明るいうちにこんな状態になり、警報が出なかったら、学校の登下校なんか相当危険ですね。

暴風警報と言えば昨年のバロック音楽の旅講座第3回のときにも、リハーサル真っ最中の13時過ぎに暴風警報が出ました。基本的には私の判断で中止か継続ができたので、継続することにしました。その時は風は穏やかで、講座修了の4時半過ぎでもまだそんなに風は吹いていませんでした。実際に強い風が吹き始めたのは夜の8時を過ぎた頃でした。これは明らかに警報が出るのが早すぎた例です。

諸般の事情を考慮して、早めにとか遅めに警報を出すのはわからないことはないですが、正確なデータに基づいて、基準をきちっと守って警報を出した方がいいのではないでしょうか。