医者が足りないと厚労省が態度を変えた。それまでは、医者は足りているが、地域による偏在があると主張していた。むしろ、前の主張のほうが正しい。厚労省は何かの圧力によって主張を変えたのだろう。
絶対数としての医者は足りている。問題は2つ。一つは臨床研修医制度の導入である。これによって、2年間、一人も医学部卒業生が出ないような年が2年続いた。だから、短期的には医者が不足しているように見える。
もう一つは、地域による医者の偏在よりも、科による医者の偏在である。心臓外科医などは余っている。
私が医学部を卒業したころは、毎年の卒業生が4000人だった。だから本当に医者が足りなかった。そこで、田中角栄さんの方針で、医学部を倍増させ、今は卒業生は8000人である。
これ以上、増やすと質が落ちるし、仕事にあぶれる医者が出て来ることだろう。
絶対数としての医者は足りている。問題は2つ。一つは臨床研修医制度の導入である。これによって、2年間、一人も医学部卒業生が出ないような年が2年続いた。だから、短期的には医者が不足しているように見える。
もう一つは、地域による医者の偏在よりも、科による医者の偏在である。心臓外科医などは余っている。
私が医学部を卒業したころは、毎年の卒業生が4000人だった。だから本当に医者が足りなかった。そこで、田中角栄さんの方針で、医学部を倍増させ、今は卒業生は8000人である。
これ以上、増やすと質が落ちるし、仕事にあぶれる医者が出て来ることだろう。