院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

冊子『中井久夫の臨床作法』が出ました

2015-09-09 16:41:51 | 医療
  (日本評論社刊。)

 宣伝です。9月9日、上の冊子が発行されました。

 私も寄稿しています。

 意外だったのは、児童精神科医の小倉清先生、筑波大の斎藤環教授、ノンフィクションライターの最相葉月さんも寄稿されていることでした。このかたがたが中井ファンだとは知らなかったからです。

 ¥1,800+税です。

回転寿司「スシロー」の驚くべきIT化

2015-09-09 00:11:53 | 食べ物

スシローのHPより引用。)

 近ごろの回転寿司では、ネタが回っているうちに乾いてしまう、なんていうことは絶対にないらしい。

 回転寿司の「スシロー」は、材料のロスが何と1.5%しかないという。驚異的だ。

 スシローの皿にはICチップが付いていて、値段だけではなくネタの種類も分かるそうだ。全店舗から刻々と得られるデータが毎日12億件あり、そのビッグデータを参考にネタを出す速さとタイミングが測られている。

 まず、来店したばかりの客の食べ方は早い。そのような客に集中的に食べさせて、早く満腹にさせると客の回転率が上がる。

 今日はどのようなネタが好まれるのかも、ビッグデータから予測する。こうしてトロ一貫が100円というローコストが実現できるらしい。最近はスシロー予約専用アプリが話題になっている。

 私が読んだ記事を書いた記者のスシロー体験は以下のようなものである。

 「黒みる貝が食べたくなったら丁度それが回ってきた。しかし、前の客が取ってしまった。その次も同じことが起こったが、今度はすぐに黒みる貝が3皿連続して出てきて、取ることができた。その間隔が短く、ストレスを感じなかった。」

(私はスシローに行ったことがありません。この記事はスシローのシステムについての驚きを記したもので、寿司に少しうるさい私 (例えば 2012-10-31 の記事)はたぶんスシローには行かないでしょう。)


※今日、気にとまった短歌

  ここという時野球の神は見放さず用具の手入れ怠らぬ子らを (神戸市)地村行生