(サトウキビの積み込みと運搬。翔南精糖(株)のHPより引用。)
サトウキビやテンサイトウなど砂糖の原料がヨーロッパで盛んに栽培されるようになったのは、ナポレオン時代かららしい。それ以前は、砂糖は薬として用いられたらしいが、大量に消費されることはなかった。
砂糖はお菓子に必須の材料である。お菓子はおいしい。クセになる。70年代に砂糖にはタバコ、酒とならんで依存性があるという説が出たほどである。砂糖は虫歯や肥満や糖尿病を促進するから、有害な依存性をもっていると考えることもできる。
そういう目で見ると、いま花形のパティシエという仕事は、依存性物質の唱道者ということになってしまう。(2015-06-07 の記事参照)
※今日、気にとまった短歌
緊張し挨拶をする新郎が一瞬見せた笑顔はわが子 (大阪市)柳川孝一