(予備校教師・林修さん。リクナビNEXTより引用。)
大学教養部の心理学の授業で、「努力をするから成績がよい」は誤りで、「成績がよいから努力をする」が真相だと教わって、目から鱗が落ちた。「動機づけ」の講義のときだったと思う。
考えればすぐにわかるように、いくら努力しても成績が上がらなければイヤになってしまうだろう。反対に、努力した分だけ成績が上がれば努力も楽しくなるかもしれない。
ここで出てくるのは、残念ながら「素質」という言葉である。同じ努力をしても、成績が上がる学生と上がらない学生が出てくるのは「素質」の違いという他はないのではないか?
※今日、気にとまった短歌
手洗いの蛇口はどれも空を向く小学校の夏真っ盛り (広島県)岩本幸久