ある課題を子どもがなしとげた時、お前は頭がよいと褒めるより、よく頑張ったと努力を褒めるほうが、効果が長続きするという。
少人数学級がよいと言われていたが、よいというエビデンス(科学的根拠)は文献にはないという。
小学校の徒競走で、全員が手をつないでゴールし、順位をつけないことが昔行われていたが、その子供たちが長じてグループで協調することを好むようにならないばかりか、他人に頼みごとを聞いてもらっても感謝しない、などの弊害があったとの報告があるそうだ。
これらは教育経済学と呼ばれ、上の雑誌に特集があって、けっこう面白かった。(経済学でRCT(無作為割り付け試験)が行われているのには驚いた。)
※今日、気にとまった短歌
どこからか金木犀の香り来てどこかはどこかのままにしておく (名古屋市)稲熊明美