(セイタカアワダチソウ。ウィキペディアより引用。)
むかしセイタカアワダチソウが外来植物として疎まれたころがあった。セイヨウタンポポも少し言われた。
これらの外来植物が繁茂したのは、日本の植生が合っていたからで、住みやすいところで繁栄するのは生物としての根本的性質である。毬状の花を咲さかせるお馴染みのアジサイも外来植物である。アジサイの日本固有種は花が少ないガクアジサイである。
ブラックバスが日本の湖沼固有の魚を食べてしまうから、除去せよという。そんなこと出来っこない。だいたい、ブラックバスが日本固有の魚を全部食べるわけではない。全部食べたらブラックバスのエサがなくなって、ブラックバス自身が絶滅する。
ブラックバスはおいしい魚だそうだから、食えばいいのだ。そもそも生態系を不変にしておくことはできない。人間が関与する前から噴火、洪水、大雪、隕石などの天変地異によって、生態系は変転してきたのだ。
※今日、気にとまった短歌
ゲームにて友とつながる七歳は戦うことしか言わなくなりぬ (千葉県)石橋佳の子