(スキー列車。トラフィックニュースより引用。)
1980年ころまで臨時のスキー列車があった。ゲレンデスキーが大流行して、人々は飢えた豚のように一日でも空いた日があるとスキー列車に乗り込んだ。
私にはゲレンデスキーというのが、子どもの滑り台を大掛かりにしたように見えて、バカらしくて同調する気にはならなかった。
高校の同級生も冬には大挙してスキー列車に乗っていた。毎冬、必ず一人や二人は骨折して帰ってきた。
あのころスキーが大流行したのはなぜだろうか?理由はいろいろ考えられるが、ここでは論じない。とにかくバカみたいだったと言うにとどめよう。
※今日の短歌
一度だけ制服じゃない君を見たはつふゆ朝の小田急線に
柳原恵津子(東京都小金井市)
とにかく休みはスキーでしたね。
熱にうなされたようでしたが (^^;
でも、理由はともあれ、若者に元気があって良い時代だったように思います。
あの時代は若者に元気があったというより、若者が物欲に走っていた時代に思えてなりません。
同時代人は車が好きです。それも高級車ね。
同世代の友人はお金ができると、こぞって高級車を買いました。僕たちはそういう世代のようです。
海外リゾートに移る前の時代と考えることもできますね。
戦争が終わって10年、高度経済成長に入ったところ、社会に余裕が出来てきたのでしょうね。