ウインドウズ派とマックＯＳ派

　ある会でのこと、ウインドウズ派とマックＯＳ派がいた。両者は、どちらのＯＳが優れているか論争していた。論争は１時間以上続いた。どちらもファンであるから、譲らなかった。

　私は聞いていてバカらしかった。だって、論争している当人がＯＳを作ったわけではないだろう。自分は野球ができないくせに、やれ巨人だ阪神だと言っているのと同じだと思った。

　私は「どちらも応援しない。だって、僕がそれらのＯＳを作ったわけではないもの」と言ったら、白けて論争は終わってしまった。

　ウインドウズ開発者とマックＯＳ開発者の論争が本物である。あとは、ただの野次馬に過ぎない。

大分県の教員採用問題

　大分県で教員採用問題でマスコミが騒いでいる。

　私にはなぜこれだけ騒ぐのかが分からない。

　職員の採用はコネが最上だと私が思っているからだろう。コネで入った職員は不正をしない、また組合活動をしない。なにより信用できる。人脈というヒモ付きだからである。

　コネ大賛成である。私の診療所もできればコネだけでスタッフを集めたかったけれども、私の人脈不足で、できなかった。

　その代わりに、かなり厳しい試験をした。１０倍の関門をかいくぐって採用されたスタッフはみな驚くほど優秀だ。

　でも次はコネで採用する。私の息子も娘もコネはなかったが、そこそこの職場に採用された。こんなのはむしろ例外だろう。

　大分県がコネで教員を採用した気持ちは痛いほど分かる。それで万事うまくいくのである。

　２０万円ほどの謝礼は、屁みたいなものである。

大宮の鉄道博物館

　大宮に鉄道博物館ができた。今度、行ってみたいと思っている。

　その昔、東京に交通博物館というのがあった。父に連れられて何度も行った。さすがに電車全部はおいてなかった。でも、精巧な模型がいくつもあった。

　そこは、鉄道博物館ではなく、あくまでも「交通」博物館だったから、船も置いてあった。キャッチャーボートの前の方が展示されていて、鯨を獲るための大砲みたいなモリも見学できた。

　鯨獲りのモリは、先端がとがっていなくて、５センチくらいの平面だった。一度刺さったら抜けないように、２０センチくらいの両側に開くヒレが付いていた。

　ＳＬも運転席が展示されていた。機械は動かないが、そこに乗ることができた。

　幼い私は交通博物館で多くのことを学んだ。孫が大きくなったら、大宮の鉄道博物館に連れて行こうと思っている。

ウーロン茶

　わが国にウーロン茶を広めたのはタレントの吉村真理さんである。彼女が美容によいと言って、ウーロン茶は一気に全国に広まった。

　お茶には３種類があって、日本茶と紅茶とウーロン茶である。でも、ウーロン茶はわが国ではあまり飲まれなかった。いずれも冷茶は主流ではなく、みな温かいものを飲んでいた。

　だいぶ前から、酒席で酒が飲めない人は、ウーロン茶を注文するようになった。これには何の必然性もない。ただのお茶でも、水でもよいのである。

　でも、なぜかウーロン茶。下戸用のウーロン茶の瓶詰めまでできていて、飲み屋の収入源になっている。

　わが国では水はタダである。下戸は水を飲めと言いたい。ウーロン茶を注文すればそれなりの金を取られる。

　私は誰かを飲みに誘って、彼（彼女）が下戸ならば、金のかかるウーロン茶を注文せずに、水を飲めと言っている。ウーロン茶はただの流行である。

北朝鮮の核兵器

　６カ国協議でごちゃごちゃかけひきをしているが、北朝鮮は核兵器を捨てない。

　北朝鮮にいくら圧力をかけて核兵器を捨てることを働きかけてもムダである。

　北朝鮮のカードは核兵器しかない。だから、どんなことをしてでも核兵器を温存するだろう。これは子供でも分かることである。私が北朝鮮の指導者ならそうする。

　テポドンはすでに核兵器を搭載できるようになっているらしい。これはわが国の脅威である。

　６カ国協議というのは何のためにやっているのか分からない。北朝鮮に核兵器を使わせないためにやっているのだろうか？

スポーツニュースの存在意義が分からない

　どんなニュース番組でも、最後にスポーツニュースをやる。あれは不必要なのではないかと、私は常々思っている。見ていて面白くない。

　私が住む中部地方では、中日ドラゴンズのファンが多い。でも、中日ドラゴンズの選手のどれだけが中部地方の出身なのか？

　地元の中日新聞社がオーナーだからといって、たかが一地方新聞ではないか。それを熱狂的に応援する心情が分からない。

　中日ドラゴンズには応援団がある。笛や太鼓で熱狂的に応援する。その気持ちが私には分からない。自分の息子が出場しているのなら分からないでもないが、見ず知らずの選手への、あの熱狂的な応援が私には理解できない。

　同じようなことが高校野球にも言える。今年の春の高校野球には当地から成章高校が選ばれた。ＯＢがバスをしてたてて応援に行くのは分からぬでもない。でも、ＯＢでもなんでもない人が行くのは分からない。

　成章高校は、野球留学をしてくるような高校ではない。だから、百歩譲って、地元の人が応援に行くのは許そう。

　でも、それでも分からないのは、ＰＬ学園など、球児が地元出身でない高校の応援を、大阪の人が熱狂的にやるのが分からない。

　私が住む地域は、ジュビロ磐田の本拠地である。ジュビロ磐田の選手に地元の出身者はいるまい。それなのに、ジュビロ磐田の専属外相外傷外科医をやって、喜んでいる医者を知っているが、その気持ちが私には分からない。

南北問題

　洞爺湖サミットでは、アフリカ問題が話し合われたらしい。

　北側の富と南側の貧困は、看過できないことである。ただし、これには長い歴史があるので、早々の解決は難しいだろう。

　南米は早くからすスペイン、ポルトガルの侵略を受け、今や言語はスペイン語かポルトガル語である。わが国の戦国時代には、すでに南米はスペイン、ポルトガルに支配されていた。だから、もはや南米人はスペインやポルトガルに支配されていた恨みを忘れてしまったかに見える。

　小学生のころ、地図帳を見ていて、ベルギー領コンゴというのがあって、不思議に思った。その後、コンゴは独立したけれども、未だに貧困である。ベルギーがいかにコンゴから搾取したか、容易に分かる。

　イギリスやフランスは、中東や東南アジアまで植民地を広げた。ただ、これは歴史が浅く、そのためにまだ恨みを買っている。

　アメリカはフィリピンを植民地にした。レジスタンス勢力を大量に殺した。フィリピンでは英語が一部通じるから、アメリカのフィリピン支配は少しは成功した。

　わが国は朝鮮半島と台湾と満州を植民地にした。わが国がしなければ、ロシアがやっていただろうから、これらの地域は植民地支配を当時は免れなかった。

　今でもわが国はこれらの地域の恨みを買っている。わが国による植民地支配は失敗した。スペインやポルトガルによる完全な南米支配には及ばなかったということだ。

　こうして、北側は南側から富をむしりとった。その構造は今も続いている。これを改めるのに、あと百年はかかるだろう。

Ｇ８の今後

　Ｇ８の顔ぶれを見ると、わが国以外はみな白人である。それも、インド・ヨーロッパ語族ばかりで、日本語以外はみな方言に過ぎない。

　そんなＧ８のサミットに反対する勢力の心情は分からなくもない。

　カナダ以外のすべての国が、かつて植民地支配をしていた国である。後進国から富を搾り取って成り立った国々である。彼らが世界の頂点（サミットの原義）をやるというのは、被支配民族には、心穏やかならざるものがあるに違いない。

　世界は本当のところは弱肉強食である。いずれ、核を持つ国が台頭するだろう。Ｇ８ではわが国とイタリアとカナダが核を持たない。いずれこれらの国はＧ８から消えるだろう。

　そして、核保有国、インド、中国、パキスタン、イスラエルが台頭してくるだろう。とっぴょうしもない意見だと思われるかもしれないが、かならずそうなるから、今のうちにここに表明しておく。

洞爺湖サミット始まる

　洞爺湖サミットが始まった。

　マスコミは地球温暖化、地球温暖化とやかましい。何度も言ったが、地球温暖化が本当に起こっているのか怪しい。その怪しいものの原因をＣＯ2 のせいにしてしまっている。本当にどうしようもない。

　石油を使わなければ経済成長はない。京都議定書を批准しないアメリカは正当だ。

　わが国も、省エネなぞと言っていると、すさまじい不景気になることを、今から言っておく。

学園祭の模擬店

　私は軽音楽部にも所属していたきれども、本業は写真部で部長をやっていた。

　学園祭で模擬店をやることになった。おしるこやらサラダを売る模擬店があったが、私は労力の割りに儲けが少ないと思っていた。

　当時、私は酒が一滴も呑めなかったが、アルコールを売ろうと思いついた。そこで、写真ギャラリー喫茶という名目で、学食の２階をおさえた。

　図に当たって、アルコールはものすごく売れた。ビールや日本酒は売らず、カクテルだけにした。

　酒に経験の薄い学生たちだから、泥酔し始めたらカクテルを水で薄めて出した。料金は同じである。最後には、ただの水だけを出したが、学生たちは気付かなかった。

　大儲けである。おしるこやサラダの１００倍儲かった。部員たちもあまりの繁盛ぶりに乗りに乗ってしまった。これによって、写真部の結束がいっそう深まった。

ダンパ

　もう４０年も前、私が大学生のころダンスパーティーが流行っていた。省略して「ダンパ」と言った。

　私は軽音楽部に所属していたので、しばしばダンパを開いた。クラブ活動の資金を稼ぐためである。入場券は１００円か２００円。けっこうな人数が集まった。

　ダンスバンドはわれわれである。軽音楽部だもの、ダンス曲なぞお手の物だった。

　でも、皆なかなか踊り出さない。女の子は「壁の花」と言って、男性に誘われるのを待つだけだった。勇気のあるヤツが女の子を誘って、二人で踊り始め、それでようやくみんなが踊り始めるという状況だった。

　私はダンスができない。伴奏しているのだから、ダンスをするひまもなかったけれど、ひまがあってもダンスはできない。

　みんな器用に踊っていた。アルコール抜きの会で、健康的なパーティーだった。儲けはさほどなかった。

女性が夜、遊ぶ場所

　この前、休みの前日に夜遊びに行った。

　まず夕食。なじみの店で好きなものを食べた。ここまでは妻と一緒だった。

　次の二次会は、焼酎バーに行った。妻はバーは苦手なので、ここで別れた。焼酎バーに居たら、友人からケイタイがかかった、ライブハウスへ来いという。そこで、すぐに所定のライブハウスに行った。

　のんびりと友人と話していると、友人のケイタイにクラブからの電話が次々と入った。私は女性の居るところとカラオケが苦手なのだが、友人に付き合って、クラブへ行った。

　そんなに楽しくはなかったが、友人が楽しんでいたので、満足だった。

　一箇所は２０分ほどで切り上げ、また次に呼ばれたクラブに行った。

　こうして夜中まで友人と楽しんだ。そこで、ふと思う。女性が夜遊びする施設がないではないか？

　妻とは一次会で別れた。あとは女性が行くようなところはないと考えた。女性はまだ差別されている。女性がもっと夜遊びができる施設が作れないものだろうか？

中国産うなぎ偽装問題

　昔、うなぎは高級品だった。年に一度か二度しか食べられなかった。

　うなぎ屋は注文してから品物が出てくるまで、長時間待つというのが常識だった。

　なぜかと言うと、うなぎ屋は注文が入ってから生きたうなぎを裂いていたからである。しかも、関東風のうなぎの蒲焼きは途中で一度蒸す。だから、余計に時間がかかった。

　ゆうに一時間は待たされただろう。その間にお腹はどんどん減ってくる。待ちに待って、ようやく出てきたうな丼のおいしいことといったらない。

　うなぎとはそういう食品だった。

　そこで今回の中国産うなぎ偽装事件である。昔だったら、ありえないことだ。だいたい、すでに調理してあって、それを冷凍にして戻したって風味は消えている。うなぎの味が分からない人が増えたから実現した今回の事件だろう。

　私はグルメではない。でも、注文が入ってから裂いたうなぎと、もともと蒲焼きにしてあったうなぎとの区別はつく。

　私はうなぎの蒲焼きなら、一度蒸す関東風の調理法が好きである。でも、私の住む地方では関西風の蒸さない蒲焼きばかりである。

　東京へ行くと、必ず蒸す。しかし、うな丼やうな重が出てくるのが早すぎる。あらかじめ作ってあったのだろう。興ざめである。

　今でも注文が入ってからうなぎを裂く店がある。神楽坂の「たつみや」がそうである。狭くて決してきれいとは言えない店であるが、私はときどきこの店に寄る。タレも甘すぎず、値段も高くなく、私の秘密の店だが、この際公開してしまう。

　神楽坂を上りきったところを右に曲がった左側に、この店はひっそりとある。うな重が特上で２２００円である。

レジ袋排斥運動

　レジ袋排斥の愚かさについては、けっこう論じられてきているけれども、まだ完全に普及していないので、また書く。

　レジ袋は石油ではなく、廃油から作る。だからコストがかからない。それによく燃える。

　レジ袋はゴミ袋に使える。ゴミ袋にして燃やしてしまえば、一番省エネである。なのにレジ袋排斥運動が行われている。店によっては、５円取るという。

　ただ同然のものに５円取るとは何事か？もうけた金はスーパーに入るに決まっている。レジ袋料を、店は一部「基金」に入れたとしても、大部分はくすねるだろう。

　そこにマイバッグ運動である。いい加減にしてほしい。マイバッグを作るのに（買うのに）どれだけの費用がかかるかご存じか？

　マイバッグは一千回一万回使わないと、レジ袋のモトは取れない。

　いつの世も、人間は愚かだと嘆くほかはない。

夜の商売

　私には夜の商売、ナイトクラブやバー、キャバクラが繁盛しているのが不思議である。

　私も誘われてたまにそういうところへ行くことがある。でも、ちっとも面白くないのだ。自腹では行かない。

　第一、高い。そういう店に出入りしている若者は、どこでどれだけ稼いでいるのだろうか？恋人がいないのだろうか？だから、そういう場所で「擬似恋愛」を楽しむのだろうか？

　私は夜の商売に集まる客の心理が分からない。

　店が引けた後、どこかのホテルにしけこんで。エッチでもするのかと思えば、そうでもないようだ。

　旧友に誘われなければ、一人では絶対に行かない場所が、クラブ、キャバクラである。