院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

温泉流行の原因

2018-01-24 21:28:33 | 生活

(城崎温泉。温泉部より引用。)

 温泉が人気があるのは効能があるからではない。

 江戸時代以前、国民はほとんどが農民だった。彼らも風呂に入った。ただ水を汲み薪をくべるのは大変で、同じ風呂に何所帯も入ったから、最後は風呂はドロドロになった。

 そこで温泉の出番である。水汲みや薪をくべる労力が要らない。こうして温泉は栄えたのだと思う。

 ※今日の俳句
   気が付けば病院に居し春霞
   ひとし(豊橋市)

 ※富田達夫くん
   僕の郵便がとどいていたら簡単でよいから返事をください

オランダの風車

2018-01-20 02:36:42 | 歴史


(アゾンナッシュより引用。)

 オランダには1,000くらいの風車があるらしい。人か住んでいるのと空き家の風車がある。

 人が住んでいるのは代々風車のメンテをやっている。それは住人の誇りでもある。

 カナダには水路があって、そこの水門を閉じたり開いたりする家系がある。それもその家計の誇りだ。
 
 こうして100年くらい同じ仕事をしている。気が長い話だが、それが誇りなのだ。イギリスのビッグベンにも似たような家計があるらしいが、それはまた別の機会に。

 ※今日の俳句(冬)
   チーズ状なりし今夜の凍豆腐
   ひとし(豊橋市)

ひさびさに鰻の蒲焼を食べた

2018-01-19 13:25:04 | 食べ物

(ホテル九重より引用。)
 
 ひさびさに鰻の蒲焼を食べた。自宅の近くにある店だ。20年前食べたときには生ぐさかったので、以来食べなかった。

 ところが今回は臭くないのだ。店も混んでいた。

 例によって蒸してないから、いかにも魚を食べている感じだったが、当地ではやむをえない。蒸した鰻を食べたければ東京に行くより仕方がない。

 でも、まあ満足が行く味だった。また行く予定である。安いし。(次は天ぷら屋にも行こう。当地の天ぷらは悪くないのだ。)

 ※今日の俳句(新年)
   年玉を胸に飛び乗る新幹線
   ひとし(豊橋市)

フォンテンヌブローの森

2018-01-18 03:50:22 | 芸能

(フォンテンヌブローの森。123rsより引用。)

 35年ほど前パリに行った。ドイツでの学会発表が終わって気軽にパリとスイスに遊んだ。

 同行した先輩がフランス語もドイツ語もペラペラで、フォンテンヌブローの森を歩いてみようと提案した。とても雰囲気のいい森だった。

 だがところどころに立札があって「命の保証はない」と書いてある。先輩がフランス語を読めたのでかえって恐怖感に襲われた。

 結果は「狩猟地域である」という意味だと分かった。

 本当に良い旅だった。森の出口には窓に花を飾った瀟洒な住宅があった。もうあの旅の良さは味わえないだろう。

 ※今日の俳句(新年)
   新幹線にてみやに着く初詣
   ひとし(豊橋市)

(風邪で2日間ブログを休んだら、珍しい友人から、どうしたのかと電話があった。みな読んでいるのだ。ありがたいと思った。)

フランス料理よりうまい洋食

2018-01-17 11:54:51 | 食べ物

カロリーより引用。)

 戦争の惨禍が消えて日本が復興を始めたころ、馬喰町や横山町や渋谷の道玄坂に洋食の店がたくさんできてきた。そこのコックは戦前に修行したのだろう、すこぶるうまかった。
フランス料理のコースどころではなかった。

 私が好んだのはグラタン、クリームコロッケ、ハンバーグ、エビフライだった。

 いま、わざわざ洋食の修行をする者はいないだろう。残念である。

 洋食は日本人の口に合ったすばらしい料理なのである。

 ※今日の俳句(新年)
   新幹線乗りて年酒を味わいぬ
   ひとし(豊橋市)

漢方はほんとうに効くのだろうか?

2018-01-16 20:13:12 | 医療

(ゑびやのHPより引用。)

 漢方に鹿のシッポがあって、これはアレルギーに効くのだそうだ。だが、ほんとうだろうか?

 漢方は多種類の生薬を組み合わせる。香港でそれが正統の漢方らしい。でも、本当に効くのかどうか科学的な証明はない。

 日本でもツムラなどがしきりに漢方の普及に努めている。しかし、ツムラは科学的な立証をしようとない。そもそも元来煎じて飲む漢方を粉末にして供するのはどうしたことか?

 これではインスタントコーヒーを湯で溶かさずに粉のまま飲むのと同じではないか?

 ※今日の俳句(新年)
 初富士を後ろに去らす新幹線
 ひとし(豊橋市)

箸が抵抗のない鰻の蒲焼

2018-01-11 03:45:23 | 食べ物

(鰻の蒲焼。ウィキペディアより引用。)

 名古屋の大学から浜松の赴任になって少しい喜んだ。当時、浜松は日本一のウナギの養殖地だったからだ。しゅっちゅうウナギの蒲焼が食べられるだろうと。

 名古屋の蒲焼には「蒸し」がない。結果、いかにも魚を食べている感覚になる。浜松は蒸すだろうと思っていた。注文が入ってから裂いて蒸す。たっぷり1時間はかかる。待っている間は香子で一杯やるのがよいのだ。

 ところが浜松も蒸さないのでがっかりした。関東は蒸す。境界はどこにあるのだろうか?蒸さない蒲焼はいかにも「魚」という感じがする。

 私はいまでも蒸した鰻で、箸で抵抗なく蒲焼を切れるのが好きだ。

 ※今日の俳句(夏)
   病室へ土曜鰻の御用聞
   開田華羽

きのこと菌類

2018-01-10 05:57:08 | 生物

(NEVERまとめより引用。)

 意外にきのこを食べたことがない。シイタケとマツタケとナメコとシメジくらいだろうか。

 私にとって、シイタケは調理によって食べやすいのとそうでないのとがある。私は丸のままのシイタケがダメだ。例えばシイタケの天ぷらや串焼きのシイタケだ。

 五目寿司に入れる煮しめたシイタケの刻んだものは、とてもおいしく、それがなければ五目寿司とは言えない。

 きのこは魅力的な食べ物だ。種類が多いし、おいしい。でありながら有毒な種類がたくさんある。ハンガリーのほうだったかの市場には国営のキノコ鑑別所があって、有毒かどうか鑑定をしてくれるらしい。(なぜ生物に毒があるかはすでに述べた。2012-09-04。)

 マツタケは吸い物が一番おいしいと思う。貴重なマツタケを15本くらいもらったことがある。多すぎて処理に困った。焼きマツタケにしてみたが、さほど感動はなかった。マツタケは土瓶蒸しに少しだけ入っているのが一番だと思った。

 シメジやナメタケやマイタケもおいしい。でもきのこばかりではなあ。

 ※今日の俳句(秋)
   爛々と晝の星見え菌(きのこ)生え
   虚子

職人としての医者

2018-01-07 20:19:15 | 教育

(コトバンクより引用。)

 当地では正月につけた注連縄(しめなわ)を一年中外さない風習があった。10年ほど前から、その風習はなくなってきた。

 注連縄を作る職人は私と同世代である。彼らは中学を卒業してからすぐに注連縄作りを始めた。

 私はさらに高校大学と10年近く後から医者になった。医者には職人の部分が大きく、私は注連縄職人から10年も遅れてスタートをきった。

 だから注連縄職人の腕に追いつくのが大変だった。

 ※今日の俳句(新年)
   大濤にをどり現れ初日の出
   高浜虚子

長嶋ジュニアは頭が悪いか

2018-01-06 23:07:55 | 芸能
 長嶋ジュニアは頭が悪いと言われて久しい。

 それでもめげずに彼はコメンテーターを続けている。

 彼が頭が悪そうに見えるのは、発言内容の問題では実はない。

 彼の発言は0.5秒か1秒くらい長い(遅れる)のだ。それで悪そうに見える。

 以上は悪口だから、ここでいう長嶋ジュニアとは私の個人的な知り合いということにしておこう。

 ※今日の俳句(冬)
   無防備な尻に毛布をかけてやる
   じゅん(船橋市)

とんかつ考

2018-01-04 01:50:25 | 食べ物

はせ川のHPより引用。)

 とんかつと言えば、昭和40年ころまでは厚くても1センチいかなかった。それが急に厚くなりだして、ヒレカツなら3センチも当たり前になった。

 とんかつ屋がほうぼうにできた。私はそのころのとんかつを食べていない。やはり高価だったからだ。そのまま私は大学に入り、学生としての貧乏生活を名古屋で送ることになったから、厚いとんかつとは縁がなかった。

 とんかつを食べるなら寿司のほうがよいと考えたこともあるだろう。なんとなく、とんかつとは離れてしまった。

 名古屋で味噌カツというのに出会った。ソースの代わりに味噌だれをかけるのだ。これがけっこうおいしい。名古屋の国際空港にある味噌カツ専門店は、さほどおいしくない。味噌カツは街のなんでもない定食屋のほうがおいしいから、一度試してほしい。

 ※今日の俳句(新年)
   初富士を置いて東京めざしたり
   ひとし(豊橋市)

昭和30年台の食事

2018-01-03 16:38:10 | 生活

(昭和30年台の学校給食、武蔵野市給食・食育振興財団より引用。)

 私たちの学校給食は、上の写真で食パンの部分がコッペパンだった。さらにクジラの竜田揚げついていた。特別おいしいとは思わなかったが、まずくもなかった。クジラの竜田揚げにかぶりついたことを覚えている。牛乳は脱脂粉乳で、これはまずかった。

 そもそも自宅の食事が大したことはなかった。そのころ近所の肉屋がハムカツやポテトフライを売るようになった。ハムカツは薄いハムを揚げただけだ。そこにウスターソースをたっぷりかけて食べる。ソースがちょっとしたご馳走だった。

 ハムカツより玉子のほうがずっと高価だった。母親が作る弁当はいつも海苔弁。ご飯に鰹節と醤油をかけて、その上に海苔を置く。おかずは玉子焼きだけ。さすがに飽きた。

 コロッケは5円で肉屋で売っていた。肉は入っていない。ジャガイモの皮が肉に見えた。杉浦茂の猿飛佐助のマンガに「コロッケ5円の助」というキャラが出てきて大いに笑った。

 肉は豚肉も牛肉もおそろしく贅沢だった。薄いとんかつを肉屋で売っていたが、ハムカツしか食べられないことが多かった。

 ※今日の俳句(新年)
   三日はやラーメンを煮る長き箸
   じゅん(船橋市)

あけましておめでとうございます

2018-01-02 15:18:06 | その他
 一日遅れですが、あけましておめでとうございます。

 昨日は幼い孫たちが5名押し寄せてきて、わが家は運動会状態。かくれんぼや鬼ごっこで大変な騒ぎでした。

 みな帰って今、静寂を味わっているところです。


(今年のおせち。むろん買ったものです。)

 このブログは最近、つっこみが緩くなったと言われます。気を取り直して「毒」を吐きまくる予定ですので、よろしくお願い申し上げます。

 ※今日の俳句(冬)
   歌合戦白けてしまふ去年今年
   ひとし(豊橋市)