えぬ日和

日々雑記。第二、第四土曜更新を守っているつもり。コラムを書き散らしています。

【進捗:皇帝の意志を継いでゆけ~風来リベサガ伝記6~】

2025年01月18日 | ゲーム
半ば押し付けられ気味に八代目皇帝を継いだ武装商船団(海賊)のマハンさんは七代目が遺した「やることリスト」に
頭を抱えておりました。ですが自分の力を見込んでのたっての願いを受け、まずは「人力風起こし」に取り掛かりました。

五代目の時代に橋を建設した発明家のヒラガさんも代を重ねて技術が進歩し、風起こしどころか
自立して喋りさらには戦いにも赴けるスペシャルな自動人形「コッペリア」の開発に成功していたので
早速彼女の希望通りパーティに加えついでに、レゴさんの腕力と身長では動かなかった「人力風起こし」の
起動に成功しました。

すると「人力風起こし」はこれまたヒラガさんの予想を超え、なんと空を飛ぶことができることが分かりました。
予想を超えた実験結果に喜んだヒラガさんは気前よく「人力風起こし」をくれましたが、マハン皇帝には
まだその使い道は余興以外に思いつきませんでした。

その足で海を渡り、火山島への海路を開くべくマハン皇帝は船の舵輪を取りました。
頼まれた海路は鳴門海峡ばりに渦潮が点在し、少しでも舵取りを誤れば海の底へ真っ逆さま、
待ち受ける海蛇のエサになってしまうでしょう。
マハン皇帝は3Dマップとカメラの視認に悩まされながら何度も潮に引きずり込まれて待ち構えていた
海蛇を片っ端からどつき回し、とどめにやたら強いレアモンスターと遭遇して激戦を繰り広げ、コッペリア以外は
半死半生で海路を開拓することに成功しました。誰が使うんだこんな危ない道

火山島に到着すると何やら火山に異変があり地震が多いそうで、マハン皇帝は酒場で情報を集め
六代目が噂で耳にした詩人が訪れたとされるサラマンダーの村へ向かいました。
ですが特殊な船でなければ渡れない、とドラゴンとエリマキトカゲを8対2くらいの割合で混ぜたようなサラマンダー族から
丁重な門前払いを食らったので開いたばかりの海路を引き返し、ジャングルの奥地で謎の舟を手に入れるという
遠回りを経て彼らの話を聞きました。
やっぱり火山が噴火する徴候とのことですが、火から生まれたような彼ら一族であっても噴火を止める術は
ないとのことでした。

そこからさらに情報を集め、マハン皇帝は怪しいのは承知でサラマンダーの村から石板を盗んだ魔導士を
ほどほどに問い詰め、噴火を止める魔法の道具を貰う代わりに深く追及はしないことといたしました。
サラマンダーの村に保管されていた石板の記録を読む限り、どうも火山が噴火すると浮き上がるという島に
何か秘密があるようでしたが、人命とサラマンダー命には代えられないのでマハン皇帝はサクっと火山を突破し
魔導士の道具を使って溶岩を冷やすと、火山の火口に蓋をする形で災害を防ぎました。
喜んだ島民が帝国へ帰属してくれたので領土も広がり一応はめでたしめでたしです。

その足で仲間を鍛えるためにやたら健脚な詩人の足取りをゆるっと追いかけ、寒冷地の遊牧民の
迷子を助けつつマハン皇帝は各地を冒険し、四代目を超えるフットワークの軽さで巍巍たる登山を敢行すると
詩人の楽器の導きで背中に巨大な翼を生やした美しいイーリス族と出会い、彼女たちと協力関係を
結びました。協力と引き換えに七英雄のワグナスを倒してほしいというお願いは一旦保留しました。

イーリスの村を超えたさらに先に村があると聞いたのでいい加減に足を伸ばすと、そこは巨大な遺跡でした。
けれどもまばらですが人影があり、住民に話を聞くと若干高圧的ではありますが丁重に歓迎してくれ、
七英雄を倒すための手助けとして貴重な宝物もくれました。宝の眠る雪の遺跡の場所も教えてくれました。

そして、マハン皇帝はかつて伝承法を初代皇帝レオンに伝えた魔術師のオアイーブと再会します。
他の人にとっては初対面のおねえさんですが、代々の皇帝の記憶を受け継いでいるマハン皇帝にとっては
語弊を恐れず言うと七英雄との戦いに皇帝と国を巻き込んだ黒幕です。当然きつく問い詰めました。

詳細は端折りますが、マハン皇帝が思わず耳を疑ったのは「伝承法には限界がある」という一言でした。
技術を伝承できる回数には限りがあり、「クジンシーが復活した時」の皇帝以降は伝承法を使えない、という
致命的な欠陥を隠して彼女は伝承法をレオン皇帝に伝えたのです。

とんでもない秘密とそこそこえげつないやり口に仰天しましたものの、進みだした歯車を止める術はなく、
苦々しい思いを抱えながらもマハン皇帝はモンスターになる前の七英雄と暮らしていた旧い一族の
末裔たちの村を後にしたのでした。

彼の代は運もありましたがかなり長期間の冒険となりましたため、続きの話はまた後日とします次第です。
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【進捗:皇帝の意志を継いでゆけ~風来リベサガ伝記5~】

2025年01月18日 | ゲーム
七代目となったモール(もぐら)のレゴ皇帝は悩んでおりました。六代目リューシアナッサ皇帝が遺した
対ボクオーン決戦兵器「ソードバリア」が予想以上に高度な魔法であったためです。

着席するなりトラブルばかりが報告される玉座は呪われているのかもしれないと若干思いつつ話を聞くと、
四代目が武力制圧した武装商船団で反乱が起き、また帝国の財源の一つである宝石鉱山で鉱夫らが
謎の奇病に侵されて採掘どころではない、と地味ながら的確に帝国の財源を突く事件が起きました。

またボクオーンも相変わらず暴れまわっておりますが、彼の第二形態を封殺する決戦兵器「ソードバリア」は
剣の攻撃を全てシャットアウトする強力な効果に比例して、天術の要求レベルが20とかなり高かったため
レゴ皇帝以外にはろくに使い手がおりませんでした。

使い手候補には腕力の低い魔術師が多く、第一段階を撃破できる人材に乏しかったので、まずは
アビリティを集めつつ前衛系のクラスを育てることとして早速武装商船団へ話を聞くことにいたしました。
現在の武装商船団の親分であったマハンさんはまさかの下剋上を食らい、ギャロンという見るからに荒くれの海賊に
金で仲間を懐柔されて地位を追われてしまったそうです。それはそれでどうなんだ

仕方がないのでレゴ皇帝は「マハンさんも来てください」という言葉をぐっと飲みこんで教わった断崖の地、
ハリア半島を突破して武装商船団の本拠地に殴り込みをかけました。
ですが誤算はありました。本作では基本的にボスの手前にはBP(技や魔法を使うときに消費)を
回復するエリアが設けられているのですが、ギャロンの反乱ではこの救済措置が無く、消耗した状態で
戦闘が始まってしまったのです。

おまけにギャロンは武装商船団伝来の陣形ラピッドストリームという非常に強力な陣形を保持しており、
流れるように五人から連続で攻撃を受けてしまいました。全員の素早さが上がり、なおかつ「確実に」先手を
取れるため、旧作では猛威を振るった陣形のひとつです。
状態異常を駆使して一人を崩してからは五代目伝来の龍陣によりこちらが先手を取れるようになりましたが、
かなり冷や汗ものの戦いでした。
さらに念のため戦闘後にBPを回復したところ、予想通りもう一戦戦闘が待ち構えているのは困ったものです。

皇帝一行の容赦ない暴力を目の当たりにしたギャロンはどこぞのボス同様に「七英雄のスービエがついている」と
捨て台詞を残して海へ逃げてしまいました。
金でギャロンになびいた部下たちに対して思うこともあるでしょうが、マハンさんは男らしく彼らを許して
武装商船団の団長に返り咲きました。

こうしてお金の問題その一を解決したレゴ皇帝は続けて故郷を思わせる宝石鉱山へと足を向けました。
同族の一人が指輪を作りたがっていたので良い宝石があればいただいてしまおうという欲をひっそり心にしまい、
鉱山の奥底に乗り込むとかつては封鎖されていた洞窟の奥が開発によって開かれており、
奥へ進むとマゼンタ色に輝く不気味な魔石を見つけました。ついでにモンスターもいたので討伐し、
レゴ皇帝は魔石を砕いて鉱山を復活させました。ついでに「魔石のかけら」を抜け目なくポケットに入れました。

ここでレゴ皇帝はまた考えます。
道中立ち寄った発明家の家では「人力風おこし」なる見かけは樽にプロペラを付けただけのドンキーコングに
出てきそうな装置を試しましたが、腕力が足りずに装置を起動できませんでした。
またカンバーランドでは操船の上手い人材を探しており、洞窟暮らしのレゴ皇帝にはノウハウがありません。
一応船を乗っ取った四代目の記憶は継承していますが、危険な海域を渡れるほどの腕前ではありません。

力不足を痛感したレゴ皇帝はここで初めて退位を行うことを決断しました。
継承先として白羽の矢が立てられたのは、武装商船団のリーダーに返り咲いたばかりのマハンさんです。
彼ならば船を操れ、腕力もあり、そして苦しめられた「ラピッドストリーム」の陣形を使えると、
出来ることをうんと増やすことができます。

これから武装商船団を立て直そうとした矢先にレゴ皇帝から八代目皇帝に指名されたマハンさんの心境は
察するに余りありますが、レゴ皇帝がうっかり置き忘れた「魔石のかけら」と共に歴代皇帝の記憶を継承した
マハンさんは八代目として国を拡大することを誓うのでした。

Q:ここまで女皇帝がリューシアナッサ以外いないことについて
A:趣味(レゴ皇帝)と実利(オートパリィ、龍陣、ラピッドストリーム)を優先したらこうなりました
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【進捗:皇帝の意志を継いでゆけ~風来リベサガ伝記4~】

2025年01月18日 | ゲーム
ボクオーンと戦い戦死した五代目フリッツ皇帝の意志を継いだ、六代目皇帝のネレイドのリューシアナッサが
掲げた目標は簡潔でした。「戦死しない」これに付きます。また、退位で皇帝を継がせようとひっそり考えておりました。

この時点では年代ジャンプでなければ技や術などが登録されないことを知らなかったので、退位を使い
習得した技術を次の世代へ安全に引き継ごうとしての目標でした。初見なのでお許しくださいませ

そして先代の仇のボクオーンに挑むのはまだまだ準備が足りないと判断し、リューシアナッサ皇帝は自分の世代では
有効な技や術を身につけることを優先することといたしました。
大学に住み着いている軍師は盛んに「対地上戦艦へのいい薬がある」と皇帝を誘いますが、最終的にはボクオーンとの
再戦になる予感がした皇帝は時期尚早である、とスルーを決め込み、自身は観光気分で旅の合間に大学の試験を
受けておこづかいと材料をほくほくといただいておりました。

さて決意新たに玉座へ腰かけたリューシアナッサ皇帝は早々にして、五代目が建設を命じたレオンブリッジ破壊の報を
聞き、おっかなびっくりミラマーへと出かけました。
開閉式の巨大な橋は真ん中からへしゃげ、再建は難しいのではないかと建設者のヒラガさんに尋ねたところ、
再建は構わないけれど原因が分からないと対策しようがない、とごもっともなお返事をいただいたので、リューシアナッサ皇帝は
橋を壊した犯人を追いかけてワイリンガ湖という聞きなれない湖へ向かうことを決めました。

決めましたが、道中には広い砂漠が広がっており、西側から足を踏み入れましたが体力半減のペナルティが
重すぎたため砂漠を踏破することは諦め、サバンナのさらに奥地から大回りで湖に近づくルートを取ることにしました。
道中では先代たちも拾い集めた謎の光る石板のムービーを鑑賞しつつ、アマゾネスの村で七英雄ロックブーケ討伐に
巻き込まれつつ彼女たちの助力を得ることに成功し、またイーリスという自分と似たような種族の噂をほどほどに聞いて
イベントを巧みにかわしながらリューシアナッサ皇帝はやっとこさ砂漠の奥地を抜けてワイリンガ湖に辿り着きました。

ワイリンガ湖の奥には、噂で耳にした巨大な白いクジラのような生き物がおり、何やらこちらに話しかけようと
じっと皇帝を見つめてきましたが、相手は海の生き物でこちらは淡水の生き物のため会話は通じませんでした。
止む無く撤退して町の人から聞くと、海の生き物の声を聞けるという不思議な貝があるとのことです。
その貝があるとされる場所はナゼール地方。

四代目皇帝の時代にルドン高原を突破して道は開かれていたものの、海と山を繋ぐ交通の要所にモンスターが
住みついてロマンティックな貝の話などする余裕もなさそうでしたので、リューシアナッサ皇帝はかつての皇帝が討伐した
ゴブリンやら巨大なスライム程度の魔物を想定してダンジョンに突入しました。

辿り着いた迷宮の奥には七英雄のダンターグがうろうろしていました。

確かにこんなものにうろつかれたらたまったものではありませんが、だったら最初からそう話してほしい、
と内心悲鳴を上げつつリューシアナッサ皇帝はやむなくダンターグへ戦いを挑みました。

ここまでの道中は素早ければ仲間全員が先行できる五代目が遺した陣形、龍陣で戦っておりましたが、
列攻撃や行攻撃に微妙に弱かったので作戦を変更し、三代目の遺したアサルトファングで範囲攻撃の被害を
減らすことで回復の回数を減らし、防御が不安なメンバーにはエアスクリーンで地形効果を打ち消しつつ
伝統の「ぶちかまし」に対抗してなんとか勝利を収めました。

消滅したダンターグの、クジンシーと同じように「また強くなって戻ってくる」との不気味な捨て台詞は放っておいて
山の村に住むサイゴ族に報告すると、彼らはとても喜んでお目当ての貝をくれました。
その足で海の向こうのワイリンガ湖へとんぼ返りし、モンスターを蹴散らしながらクジラに話しかけると今度は
彼女の言葉がわかりました。
何でも七英雄のスービエから娘を守るために夜逃げしたところ、橋に衝突してしまったそうです。

また何だか嫌な単語を耳にしましたがとりあえず問題は先に放り投げ、橋崩壊の原因を掴んだリューシアナッサ皇帝は
想像以上に過酷なミッションを達成し、橋をより丈夫に直してもらうことができました。
帝国の収入を回復したい、それだけのためにダンターグを道中で撃破するという大金星を図らずも挙げてしまった
リューシアナッサ皇帝の心境は複雑なところでしょうが、とりあえずサイゴ族にお呼ばれされていたので
さすがにもう戦わないだろうと気軽な気持ちで赴き、長と話してサイゴ族の協力を得ることができました。

話しただけで年代ジャンプが発生することは彼女も私も予想外でした。

冷静に考えればダンターグ討伐の時点で発生していてもおかしくはなかったのですが、イベントを避ける方針が
幸いしてすべてが解決してからのジャンプと相成りました。
ともあれ掲げた目標の通り、誰も死亡することなく年代ジャンプを迎えることができた六代目リューシアナッサ皇帝は
自分と似たような種族のモール(もぐら)のレゴさんへ皇帝を継承し、心穏やかに引退することができた次第です。
彼女がダンターグとの戦いを経て開発した魔法「ソードバリア」が活躍するのはまた先のお話。

Q:皇帝の人選がおかしい
A:毎回極端な選出で選択の余地がありませんでした
  この時は既に皇帝に選んだクラスが殆どで、新しい陣形とそこそこのLPを持つのがレゴさんだけでした
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【進捗:皇帝の意志を継いでゆけ~風来リベサガ伝記3~】

2025年01月18日 | ゲーム
本作でプレイヤーが本格的に自由を得るのは運河要塞攻略後なので、実質四代目ウォーラス皇帝でやっとこさ
ゲームが始まったという思い冷めやらぬままに五代目皇帝の格闘家のフリッツは四代目の尻拭いに奔走しました。

まずは四代目がクエスト完了を報告していなかったサバンナに向かい、アリの脅威からサバンナの民を解放し
近所のモグラ族の洞窟へ様子を見に行って新たな二つのクラスを仲間に入れました。

そしてまだ四代目の記憶が鮮やかなまま、彼が消えた海辺の町を訪れるとそこには四代目が恋に落ちた人魚と
瓜二つの踊り子がダンスを披露していました。
一杯おごって話を聞くと、人魚と皇帝の恋はこの町のロマンスとして語り継がれており、ロマンに憧れる彼女は
町を出たがっていたのでフリッツ皇帝は彼女を仲間に加えて外の世界を見せてあげることにしました。

ゲーム的には四代目が人魚を取ったのはこのための布石で、強力なクラスである踊り子を加入するためには
男性陣の誰かが人魚と恋に落ちなければなりませんでした。人選は私の好みです
原作ではネレイドというこれまた美しい水の精霊を仲間にするためのイベントでしたが、本作では踊り子の
おまけのような位置づけになっているところは少々かわいそうかもしれません。

そうして先代の後始末を一通り終えたフリッツ皇帝は最大の放置案件に出向きます。カンバーランドです。
玉座に座った直後に滅亡の知らせを聞いて頭を抱えましたが、さすがに二世代に亘って放置するわけにも
いかず、先代が投資した装備や術や技を整理して動乱の地へと赴きました。

三兄弟の王位継承問題を巡る顛末は、ボクオーンと通じていた大臣の奸計で王と王子二人が死んでしまい、
クーデターが成功してしまったというとんでもないものでした。
国はモンスターとしつけのされていない兵士により荒れに荒れ、町を歩いて兵士と肩がぶつかれば
10000円を請求される世紀末に陥っておりました。払うこともできますがフリッツ皇帝は教育的指導を行いました

幸い王女が生き延びてレジスタンスを結成し、何とか国土を奪還する最後の手がかりとして皇帝に助けを
求め、それを受けてフリッツ皇帝は先代の残した特大の宿題を責任感のもとに片づけることといたしました。

押し寄せるモンスターを文字通りの腕力で叩き伏せ、用心に用心を重ねて挑んだ大臣は手下を連れていましたが
あまり苦戦を覚えず無事に撃破し、フリッツ皇帝は長らくの課題であったカンバーランドの問題を解決しました。
間髪入れずに元凶の七英雄ボクオーンを討伐するため、そのまま南下してステップを移動する巨大戦艦へと戦いを
挑みに行きましたが、ここでストップが入ります。巨大戦艦には普通の方法では侵入できません。

ですが金欠で普通の人は使えるはずの大学を建設できず、しかも建設しても時間がかかるのでやむなく
フリッツ皇帝はどうあがいても怪しい「いい仕事」を引き受け虎口に飛び込むのでした。

戦艦の中には暗殺者やら巨大なオークやらモンスターがひしめくものの、適度に苦戦はしましたが倒せはしたので
まあ大丈夫だろうと船を操る七英雄ボクオーンへ戦いを挑みました。

何度か挑戦しましたがきれいに返り討ちにされました。

原作とは異なりリメイク版ではカンバーランドが滅亡するとボクオーンが第二形態に強化されるという
初見殺しの罠があります。
知ってはいたのですがうっかり始めてしまったので人魚イベントをクリアしましたが、想像以上に敵の攻撃が苛烈で、
第一段階は何とか撃破しましたが力を使い切り、第二段階を撃破する余力はフリッツ皇帝一行には残されて
おりませんでした。
さらに一通り攻撃を受けた結果、第二段階の対抗策がこちらにはないため戦いようがないという結論に達しました。

無念の全滅を喫したフリッツ皇帝は、彼と運命を共にしたネレイド一族と同じ種族のリューシアナッサへ
最後の力で皇帝の力を伝承し、ボクオーンの討伐の悲願を託したのでした。踊り子は置いていっていました
彼の遺志を継いだ六代目皇帝リューシアナッサがどのような決断を下したか、それはまた次の機会といたします。
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【進捗:皇帝の意志を継いでゆけ~風来リベサガ伝記2~】

2025年01月18日 | ゲーム
ボクオーンという新たな七英雄の名の衝撃も冷めやらぬ四代目皇帝、重装歩兵のウォーラスさんは
帝位に就いて早々カンバーランドという国の揉め事に巻き込まれそうになりました。

これまでのボスがあまりにも苛烈であったため、カンバーランドへ向かう前にまずは国力と戦力を
整えるべく施設をいろいろと作り、さらに運河要塞を突破したことで各地への海路が開けたので
一旦カンバーランドは置いておくことにしました。

最初は折角海路を開いたのに勝手に通行料を取り立てる困ったちゃんの武装商船団に手を付けました。
本当は街中をあちこち探索すべきところ、興味本位で乗った船を流れで強奪してしまうという
どちらが困ったちゃんなのかわからない蛮行を働いて水路を突破し、ウォーラス皇帝は武装商船団のアジトに
乗り込んで彼らを降伏させました。よいプレイヤーは情報収集をして陸路から行きましょう

そのまま南下すると格闘家が困っていたのでこれを助け、さらに南下すると今度は宝石鉱山という
お金のにおいがする情報を嗅ぎ付けたので、これもさくっと奥に住むモンスターを討伐して帝国は豊富な財源を
手中に収めることができました。ヘクター皇帝の大苦戦の記憶に対して彼らはあっさりと倒れてくれたので
少しは自信もついたかもしれません。

こんな調子で多少腕力にものを言わせ気味ながらも実直に国力と仲間の戦力を整えていったウォーラス皇帝ですが、
海を渡って辿り着いた街に罠が待ち構えているとは思いもよりませんでした。
立ち寄った酒場で見た評判の踊り子の舞に惚れ、そして彼女に一目惚れしてしまったのです。
ですが彼女の正体は海に住む人魚で、「あなたにだけは見られたくなかった」とぽつり残して彼女は海に戻ってしまいます。

それからの冒険は実直さが裏目に出たまっすぐなもので、もう一度彼女に会うがために断崖絶壁を登り、間違えて
観光名所のルドン高原を突破し、草原の軍艦を横目にサバンナへ乗り込んでアリを退治しと、巻き込まれた配下に
とってはたまったものではありませんが、ちょくちょく本拠地に戻って装備の改造や施設への投資など仕事はしていたので
あんまり文句は言えなかったかもしれません。

そんな大冒険の末に生身で海に潜り続けられる「人魚薬」なるものを手に入れ、ウォーラス皇帝はやっと恋する人魚に
全てを投げ捨てて再会することができました。彼女もまた皇帝のことを憎からず想い続けており、二人は手に手を取って
結ばれたのでした。 カ ン バ ー ラ ン ド を全力で放っておいて
ちなみに絵面は全身鎧のごついリーゼントのおっさんと可憐な人魚という、いろいろ目をつぶれば王道のファンタジーでした。

その後人魚と恋に落ちた皇帝の姿を見たものは誰もおらず、ひっそり跡継ぎに指名されたついでに記憶を引き継いで
愕然とする五代目皇帝格闘家のフリッツへと物語は続くのでした。

ゲーム的な解説をすると人魚イベントとカンバーランドのイベントはどちらも時限式です。
人魚のほうは任意でいつでも発生させられる代わりに、イベントを起こしたが最後その皇帝でイベントを完遂しなければ
クリアできません。
カンバーランドもイベントが発生したが最後、その代で攻略しなければクリアできません。

また、各イベントはクリアすると一定のポイントがたまり、ポイントが一定以上になると強制的に代替わりします。
(本当は複雑な計算があるのですが、イベントを多くクリアすればするほど代替わりの可能性が高まる、という認識でOKです)
今回のウォーラス皇帝の場合は武装商船団加入、格闘家加入、宝石鉱山掌握と三つも大きなイベントを
クリアしてしまい世代交代寸前であったため、カンバーランドと人魚を天秤にかけて人魚を取る判断を下しました。
なぜそこまでして人魚を取ったのかはゲーム的にも理由があるので後日解説します。
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【進捗:皇帝の意志を継いでゆけ~風来リベサガ伝記1~】

2025年01月18日 | ゲーム
新年早々のおかいもので購入した『ロマンシングサガ2リベンジオブセブン』を始めました。
難易度はとりあえずオリジナル、実況プレイを見ているため多少は知識がある前提のスタートです。

ドラクエXIをオール縛り+素手+ノーリセットでクリアしたのでノーリセットもいけるかなと甘く見ていましたが
弱点や攻略方法を知らないとあっさり全滅するバランスに加え、これから書きます事案によって
リセットは泣く泣く解禁しました。セーブ分割も基本しない方針ですが、皇帝が代わった段階で
予備セーブを一つ作ることにしました。これも詰み防止です。

始まって早々にクジンシーを討ち取るために命と引き換えに技を見切ったレオン皇帝の後を継ぎ、予想よりも
あっさりと仇討ちを果たして即位したジェラール皇帝は運河要塞の攻略へと歩を進めました。
防御が堅牢なので正面突破は難しいと判断し、街中で情報を集めていると謎の盗賊に出会ったので
間者にしようと彼らに協力を頼んだところ、交換条件に下水道のモンスター討伐を頼まれたので出向きました。

そこに巣くっていたディープワン戦でまさかのジェラール皇帝討ち死にという事案が起きてしまいました。

どちらかと言えばクトゥルフ似のディープワンはクジンシーより全然強かったため、
私の腕だと皇帝候補がいなくなるまで死にそうな可能性を鑑みて熟慮の末に作戦立案のためリセットを解禁しました。
討ち死には構わないのですが、
 育て直しによる戦闘回数の増加→敵が強化→技が少なく敵が倒せない→討ち死に頻度増加
のループに陥る可能性は減らしたかったためです。

また留守を守っていたせいでレオン皇帝、ヴィクトール王子に続きジェラール皇帝の訃報に直面して
おそらく一番無念の思いが強そうなフリーファイターのヘクターさんが、レオン皇帝から数えて三代目の皇帝に
選ばれ、ジェラール皇帝の無念を晴らすために下水道へ潜入しました。文章にするとひどさが際立つ

皇帝は伝承法で見切りや技が継承されますが、問題は味方です。討ち死にの場合は習得した
技・見切り・術を抱え落ちてしまう上、運河要塞の時点では技道場が開設されないので技は覚えなおしです。
最も痛かったのはベアがパリィを抱え落ちてしまったことでした。
さらにこの時点ではアビリティも解放されていないので難易度はゲーム中でも高い方だと思います。

不幸中の幸いとして回復術と状態異常技に長けたテレーズさん、レオン皇帝の操作ミスで加入したアリエスさんが
酒場の控えに回っていたので生き残っており、技の閃きなおしは最小限で済みました。
アリエスさんは回復術に加え棍棒と槍の搦め手を持ち、そこそこ知恵の回る蛮族みたいになっていました。

また術法研究所が開設できたので、連携ゲージを溜められるよう火か風の術を全員にセットして修行を積み、
準備を整えて再戦してヘクター皇帝は先帝の無念を晴らしました。

盗賊に協力を取り付けて運河要塞に潜入したヘクター皇帝は死に物狂いでボクオーンさんの手下を
討ち取り、運河要塞の攻略に成功しました。
この時も初見は地烈撃の洗礼を浴びた上、お供を倒すと行動回数が増えて面倒なことになったので
やり直してお供を足止めしつつボスを集中攻撃してなんとかなりました。
「戦いすぎると敵が強くなる」という前情報のせいでディープワン戦からほぼ育成せず挑んだので
地味にきつかったかもしれません。

運河要塞を攻略してねんがんのバレンヌ統一を果たしたところで年代ジャンプが発生し、
ジェラール皇帝の無念を晴らしたヘクター皇帝は四代目を指名して無事の引退となりました次第です。
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