楽譜と手元を交互に見ると 浮遊感もしくは頭痛が
楽譜ばかり見ていても、頭痛。
ええい、ならば覚えてしまって手だけを見よう。
なんてことは、幼児のレッスンでもありがちなのですか
幼児はどこを見たって頭痛はしません。
これはシニアのレッスン風景。
仕方ないことなんですねぇ。
集中力が途切れるのも、ぼけてきているのではなくて、
情報収集する目がっ・・・ もうついていけなくなっているのです。
目が見えなくても弾いているピアニストがいるではありませんか。
無茶をいってはいけませんよ。
そのピアニストは幼い頃から、見えないこと以外の全ての感覚を
鍛え、駆使して今に至っているのですから。
だから 比べちゃだめ。
コツコツ努力する気力をそいでいるのではありません。
コツコツ努力は、どの年代だって大切です。
しかし五感が活き活きしている子どもとくらべちゃだめですよ。
ゆっくり休憩しながらいっしょにしましょうね。
幼い子には、自分の大昔を振り返り、子育て時期を振り返り
小学生や中学生にもわが子の同じ時代を重ね合わせ、
高校生や大学生には、なんだ私も少し前まではそうだったんだよ、と
大きな過ちを犯していることに気付きながらもずうずうしく思い、
しかしながら、体と目はシニアになっちゃいました(笑)
でもシニアも捨てたもんじゃないですよ。
音楽に前向きに取り組もうなんて思っているシニアは、
つまづきながらも前向きなんですから。
それに、いろんな人生模様も見せていただける。
自分自身も含めシニア、万歳!です。