小学校の音楽会のピアノ伴奏を誰にするか選考が始まっている。
各学年の担当の先生によって方法は違うけれど、
オーディションに参加することになったりんかちゃんが日曜日にレッスンにきた。
その話を聞くと結構面白い。
私たちの頃はピアノ人口はクラスに20人女の子がいたら数人だった。
男の子は非常に珍しいというか皆無だったように思う。
現在はピアノは情操教育の一環と捉えられて習っている割合は低学年だと
音楽なんて嫌い!って子を除けばほとんど。
男の子も多い。
昔は弾ける子は限られていて、誰もが○○ちゃんと☆☆ちゃんくらいだよねと
認めざるを得ない存在感があった。
さて りんかちゃん(2年生)のクラスの話。
1.ピアノを弾いてみたい人は?
たくさんの手が挙がるらしい。
2.その中でピアノを習っている人?
ピアノを習っている人が手を挙げるとは限らない。
地域の特長なのかなんでも首を突っ込みたくなる「いっちょかみ」さんが多い。
いっちょかみさんの存在は盛り上がって楽しい存在でもあるのですが
選考する先生にとっては、外れて欲しいと思う(当然だ)。
3.その中で家にピアノがある人
そうきたのね。学校の先生は正しい判断です。
習っていてもキーボードでは音域が少ないし
学校の体育館にあるグランドピアノは弾きこなせない。
だって合奏で、体育館で弾いてもあんまり音が聞こえない。
これらのふるいを通過して残ったのは6人。
24日(金)にオーディションがある。木曜のレッスン日は休みだったので
日曜に来ました。
音楽会の曲の1部分 8小節を弾きます。
あおいちゃん(4年生)の場合
あおいちゃんは今までも弾いていますが今年も弾きたいから頑張る宣言をしたので
チャレンジ。
あおいちゃんの学校、学年の課題は今習っている曲を弾く。
それじゃ ブルグミュラーの最初の方だったけれど
一発 バラードあたりで頑張ろうかと短期で仕上げてみた。
狙ったバラードですが、もう一人のよく弾ける子もバラードを持ってきていて
学校の先生も困惑の苦笑。
もう一人の子は今習っているのがバラードだったようで
あおいちゃんは私が狙って選曲したのがバラードだったので
「狙いすぎたね」とこれまたレッスンで苦笑。
あおいちゃんも、もう一人の子も選ばれなかったそうで。
経験者だから今年は他の子が選ばれたらしい。
それもいい選考方法だと思う。
ゆきえさん(中2)の場合
さすがに中学生になると、習っている人口はグッと減ります。
それにお年頃になると小学低学年みたいにいっちょかみさんも発生しません。
人口が減るだけに クラスによっては偏ってピアノが弾ける子や習っている子が
いない場合もあるのです。
6年生まで習っていたゆきえさんに白羽の矢が立ちました。
他にもいたのだろうけど面倒くさいことはしたくないのか譲り合いだったとか。
ワンレッスン制、短期集中コースで今頑張っている最中です。
中学生の文化発表会の伴奏は曲によってはとても難しいです。
クラス毎に競うコンクールですから責任も重いですね。
むつき君(5年生)の場合
先日からブログに登場していますが、夏休み前にオーディションがあって
これは自力で練習して 選ばれ、9月には早々楽譜をもらってきた。
学校の先生の気の入れようがわかるってものです。
まさにその気合どおりの選曲。
練習さえすれば弾けるのですが、マイペース型、直前にならないとやらない(母 談)彼に
根気とやる気と責任感を芽生えさせるために
教室の発表会ならソロだしその日まで仕上がればいいのだけれど
学校ではみんなであわせるときにはもう弾けていないとダメなのよ
お尻に火がついてからでは遅いのと 叱咤するのに時間がかかりましたぁ。
ゆずちゃん(2年生)の場合
今している曲で ゆずちゃんは発表会の曲を弾きました、 選ばれて、
順調に仕上がって維持するだけになりました。
よかった よかった。
ピアノじゃないけれど ドラムをならっているまさき君(4年生)の場合。
小太鼓にクラスのほとんどが手を挙げたらしい。
ここもいっちょかみさんが多い。
叩くだけならどうにかなると思うらしい。それに小太鼓は一人だから人気があるのも
わかる。
それを避けたまさき君は カスタネットを志願した。
それはそれでいい選択だと褒めたい。
たかがカスタ、されどカスタ。いい音でいいノリで頑張ってよ。