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【なるせ音楽教室】

小学校の音楽会・ピアノ選考 その3

2014-07-20 | 音楽いろいろ・ちょっと言いたいだけ~

 

教室のある校区の小学校は

私の記憶範囲ではずっと、音楽会の最後は

6年生の全員合唱で締めくくり

6年間の思いと感謝の気持ちを伝えながら

お客様が退場するのを歌で見送っています。

その時の曲が、

「さようなら」倉石 正 作詞・作曲

 

私も何度も歌ったことがありますが

音楽に一生懸命打ち込んだステージの最後にうたうと

胸にグッとくるものがあります。

 

 

さてその曲のピアノを6年生で絶対弾きたかった、りんかさん。

 

「それなら今までもその曲を弾いた子は

どうもスクールバンド部員(金管バンド)の中から選ばれている確立が高いよ。

顧問の先生が審査をするはず」

私の一言で、スクールバンドに途中入部しました。

そして、本当に弾きたいなら

「さようなら」を弾いた先輩から楽譜をもらって早いうちから練習を。 

その通りにして楽譜をゲットしたのが4年生の時。

私も楽譜はもっていましたが、話をあまりしたことのない上級生からもらってくるのも

やる気を試すよい機会と考えました。

 

手が小さめでオクターブが辛い感じですが

発表会の曲もオクターブが頻繁に出てくる曲を選んだのかな。

 

無事、「さようなら」を弾くことになりました。

たぶん 2年間「さようなら」を音楽会で弾く強いイメージが出来ていたのかもしれません。

 

ここ3年連続で「さようなら」を弾いた子が教室から出たことは嬉しいです。

 

音楽会のピアノ選考の際する教室の事情・裏話を3回に書いたわけですが、

私は、低学年の子が、伴奏に選ばれたいがために

一喜一憂しながら、練習するのはあまり好ましくないと考えています。

まだ、音楽的内容がついていっていない、音楽に必要な体力ががない小さな子に

伴奏を弾かせるくらいなら、ピアノが出来る先生が弾いたほうが良いと思うのです。

 

何も学校の音楽会のピアノが全てではなく

他にも活躍する場や、音楽の楽しみ方があるはず。

 

自分の意思で、クラスや学年を背負っていけると思う子は

ピアノを弾く自分をとてもイメージしやすい小学校の音楽会の

オーディションをどうぞ受けてください。

 

 

むかしばなしになりますが

長女が1年生の時、転調していきなりフラットが6つの曲。

そして伴奏は3和音ばっかり。

椅子に無理やり座らせて嫌がるのをなだめ練習させましたが

フラットが6つにならないように曲の調を変えていただきました。

歌う人はいいでしょうが、伴奏譜を書き直す私は

疲れた記憶があります。