ぶろぐ猫の目

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昭和の思い出 秘密基地

2020-01-25 09:40:13 | どうでもいい話

 

 

昭和の思い出

 

私の実家は、大阪千里のニュータウンの団地です

大阪万博に先駆けて、竹藪を切り開いてできた

ニュータウンですね

今では、オールドタウンとなり、再開発が進んでます

そんなことはどうでもええんですけど

わしが小学生の頃は、団地のそこかしこに

雑木林が残ってて、格好の遊び場でした

夏にはカナブンやカミキリムシを取りにいったもんです

やぶ蚊の攻撃が強烈でした

黒と白のまだらの蚊です

昔書いたと思いますが何度でも書くんですけど

わしの団地に2つほど年上のガキ大将がいたのですが

こいつがえらそうにわしら手下を従えて

雑木林に

「こふきカナブン取りに行くぞ」っていうんですよ

こふきカナブンとは、ふつうのカナブンは

つるつるてかてかメタリックに光ってるんですけど

こふきカナブンは翅の表面に産毛が生えてて

ビロードみたいになってるんです

これが、珍しくて、これを持ってると

ステイタスが上がるのです

ガキ大将の兄ちゃんを筆頭に藪に突入するのですが

普通は、けものみちがあるので

そこを歩くのですが

この兄ちゃん頭がちょっと弱いので

藪にそのまま突撃するのです

まさに猪並みですっていうか

猪ですら獣道通るって

そして、頭は弱いけどブルドーザー並みに

藪をかき分けて、はいっていく兄ちゃんに続いて

いくと

2mほど先を歩いてた兄ちゃんが

「ぎゃー」って叫んで飛び出てきました

どうしたのかと思ったら

兄ちゃんのむこうずねに、長さ10cmくらいの

木の枝が刺さってましたw

わらいごとじゃねーってw

脛から10cmくらい枝が突き出てます

血もにじんでるしw

いてーーーーって

いいつつ兄ちゃんは半泣きになって家に帰っていきました

残された子分のわしらも

あまりのショックで

こふきカナブンのことを忘れて解散w

それからすぐ足にばんそうこうを貼って

戻ってきてまたわしらを引き連れて

藪に突進してた、あの兄ちゃんどうしてるかな~

生きてるかな~

ってそんなことどうでもええんですけど

 

雑木林は僕らの遊園地みたいなもんでしたね

 

土がむきだしのところでは、泥団子を作ったりしてましたし

初夏には竹藪の中に入ってタケノコをほったりしましたな

ガキが掘るタケノコなんか

地面から相当伸びたやつなので、食えたもんじゃないんですけどね

タケノコっていうより竹です

でも掘り返すと、タケノコのあの独特の臭いにおいが立ち込めてね

懐かしい

 

藪の中にすり鉢状にへこんだ場所があって

そこへ、木の枝や板切れや段ボール箱の切れはしを持ち込んで

囲って

秘密基地っていって遊んでました

秘密基地ですが、みんな知ってるし

すぐ隣に大きな滑り台があって

わしらが集めてきた段ボールのきれはじは、

すぐパクられて

パクったやつらが、滑り台を滑るときにけつにひいて滑ってました

砂をまいて、その上に段ボールを敷いて滑ると

スピードが上がってくそ面白い

なもんで、わしら子供の間では

段ボールの切れ端は重要アイテムだったのだ

そんなことはどうでもええですが

 

今の子供なんか雑木林で遊んだりしないんだろうなあ

 

 

 

 

 

 

 

小さな秘密基地の造り方。 (男の隠れ家ベストシリーズ サンエイムック)
クリエーター情報なし
三栄書房
コメント (2)
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