こんちゅう探偵団

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ブチヒゲカメムシ

2021年08月28日 | ■カメムシ目


ブチヒゲカメムシ Dolycoris baccarum (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] マメ科・キク科・ダイコン・イネなど
[時 期] 5月~9月
※ 体長は約10㎜~14㎜前後で、カメムシ科カメムシ亜科に属する。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く生息し個体数は普通。
全体的に紫色で中央が黄色の逆三角形の紋が目立つが斑紋にはやや変異がある。
側面は黒と褐色のまだら模様、草原性のカメムシで明るい開けた環境で良く目にする。
触覚は黒色で各節の基部が黄白色となっており、ブチヒゲの由来の元になる。
成虫は集団にならず単独で越冬するそうですが、北海道でもそうなのかは分かりません。
地域によって、年1回~3回、発生する。



河川敷の葉の上で見つけたブチヒゲカメムシ



山地のハンノキの枝で見られたブチヒゲカメムシ



左がムラサキカメムシ、右がブチヒゲカメムシ


 
ミズナラの葉上にいたブチヒゲカメムシ(左)と、その時に本種が付いていたミズナラの幼木(右)


[ムラサキカメムシとブチヒゲカメムシの比較写真]

 
左:ムラサキカメムシ・・・胸部左右の側角はやや角ばり先端は黒色となる、触覚は一様に黒色
右:ブチヒゲカメムシ・・・胸部左右の側角は丸く角ばらず、触覚は各節の基部は黄白色


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