アカクビナガハムシ 2023年02月18日 | 探索日記(生物) アカクビナガハムシ 日本各地に分布するハムシの仲間で、体長は8㎜~10㎜前後。 ホストはサルトリイバラ・シオデなどで4月~8月にかけて見られる。 毎年この真っ赤なハムシが好きでついつい探してしまいます。 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
アカハナカミキリ 2023年02月17日 | 探索日記(生物) アカハナカミキリ 日本各地に分布するカミキリムシの仲間で、体長は12㎜~22㎜前後。 ホストは広葉樹・針葉樹各種で7月~9月にかけて見られる。 毎年この真っ赤なカミキリが出現するとシーズンの終了を感じてしまいます。 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
ドイカミキリ 2023年02月16日 | 探索日記(生物) ドイカミキリ 日本各地に分布するカミキリムシの仲間で、体長は6㎜~8㎜前後。 ホストはオニグルミ・ホオノキ・ヤチダモなどで4月~8月にかけて見られる。 小型のカミキリムシ、地味な模様ですが形は格好良いです。 特に枝に止まっている時に触覚を前方に伸ばして静止する姿を見るとわくわくします。 詳しくはこちら ドイカミキリの幼虫(ヤチダモ材) 上記材から羽化したドイカミキリ 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
オリーブアナアキゾウムシ 2023年02月15日 | ●ゾウムシ科 オリーブアナアキゾウムシ Pimelocerus perforatus (北海道) [分 布] 日本各地 [食 樹] オリーブ・イボタノキ・ネズミモチなど [時 期] 3月~11月 ※ 体長は約12㎜~15㎜前後のゾウムシ科アナアキゾウムシ亜科に属する甲虫。 日本各地に分布し、平地~山地まで幅広く見られるが局地的で個体数は少ない。 成虫は日中に、オリーブなどの樹皮や枝・葉などで見られる。 名前の通りオリーブの害虫として知られ、イボタノキ・ネズミモチも加害するが 特に好んでオリーブに集まるそうです。 上翅はゴツゴツとしており、肩付近と翅端部分には灰黄色の毛をまとうが、この部分が灰色粉に覆われることがある。 前胸背板もゴツゴツとしており、顆粒状隆起を密に覆う。 クリアナアキゾウムシ・リンゴアナアキゾウムシ・フトアナアキゾウムシ・ ガロアアナアキゾウムシ・オリーブアナアキゾウムシの5種は外見や大きさが似ているので同定には注意が必要。 2018年8月 北海道(笹の枯れた枝先にいたオリーブアナアキゾウムシ) [オリーブアナアキゾウムシの特徴] 特に似ているガロアアナアキゾウムシとの区別 ※ 上翅は短大で長さは幅の1.5-1.6倍(ガロアアナアキゾウムシ) ※ 上翅はやや細長く長さは幅の1.65-1.8倍(オリーブアナアキゾウムシ) 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
フトアナアキゾウムシ 2023年02月14日 | ●ゾウムシ科 フトアナアキゾウムシ Pimelocerus gigas (北海道) [分 布] 北海道・本州・九州 [食 樹] ホオノキ・コブシなど [時 期] 5月~8月 ※ 体長は約12㎜~16㎜前後のゾウムシ科アナアキゾウムシ亜科に属する甲虫。 北海道・本州・九州に分布し、平地~山地まで幅広く見られるが局地的で個体数は少ない。 成虫は日中に、ホオノキやコブシなどの樹皮や枝・葉などで見られる。 夜間灯火にも飛来する。 体は黒色で点刻が強く、胸部と上翅の前方・後方に肌色の特徴的な色彩が見られる。 前胸背板には顆粒状隆起を密に装う。 クリアナアキゾウムシ・リンゴアナアキゾウムシ・フトアナアキゾウムシ・ ガロアアナアキゾウムシ・オリーブアナアキゾウムシの5種は外見や大きさが似ているので同定には注意が必要。 2017年6月 北海道(ホオノキの葉のSPにて採集したフトアナアキゾウムシ) 2017年6月 北海道(ホオノキの若い枝で見つけたフトアナアキゾウムシ) 2017年6月 北海道(ホオノキの枝で見つけたフトアナアキゾウムシ) 2015年5月 北海道(夜間灯火付近の木の幹に張り付いていた個体) 2021年6月 北海道(サルナシの枝で見つけたフトアナアキゾウムシ) 2022年7月 北海道(コブシの樹で採集したフトアナアキゾウムシ) [フトアナアキゾウムシの特徴] フトアナアキゾウムシの触覚と前脚(触覚の先端は細長く、脛節端刺毛は黄褐色) フトアナアキゾウムシの上翅端(上翅端はやや離れて別々にとがる、また後方の横帯から先端までの間に黄灰色鱗片を装う) 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
リンゴアナアキゾウムシ 2023年02月13日 | ●ゾウムシ科 リンゴアナアキゾウムシ Pimelocerus shikokuensis (北海道) [分 布] 日本各地 [食 樹] リンゴ・ナシ・サクラ・セイヨウミザクラ(サクランボ)など [時 期] 5月~7月 ※ 体長は約13㎜~16㎜前後のゾウムシ科アナアキゾウムシ亜科に属する甲虫。 日本各地に分布し、平地~低山地まで幅広く見られるが局地的で個体数は少ない。 成虫は日中に、リンゴ・ナシ・サクラなどの樹皮上で主に見られる。 幼虫はリンゴ・ナシ・サクラなどの根の部分を食害する。 体は黒色で胸部・上翅には深い点刻が見られ、黄褐色の微毛がやや散見する。 クリアナアキゾウムシ・リンゴアナアキゾウムシ・フトアナアキゾウムシ・ ガロアアナアキゾウムシ・オリーブアナアキゾウムシの5種は外見や大きさが似ているので同定には注意が必要。 2019年5月 北海道 リンゴアナアキゾウムシ [リンゴアナアキゾウムシの特徴] リンゴアナアキゾウムシの触覚(第7中間節は長さと幅がほぼ等しい) リンゴアナアキゾウムシの上翅端(第2間室先端で小さく三角状に突出する) リンゴアナアキゾウムシの小楯板(三角状で密に点刻される) 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
クリアナアキゾウムシ 2023年02月12日 | ●ゾウムシ科 クリアナアキゾウムシ Pimelocerus exsculptus (北海道) [分 布] 日本各地 [食 樹] クリ・コナラ・クヌギなど [時 期] 5月~7月 ※ 体長は約12.9㎜~16㎜前後のゾウムシ科アナアキゾウムシ亜科に属する甲虫。 日本各地に分布し、平地~低山地まで幅広く見られるが局地的で個体数はやや少ない。 成虫は日中に、クリやコナラ・クヌギなどの樹皮上で主に見られる。 幼虫はクリなどの根の部分を食害する。 体は黒褐色で胸部・上翅には深い点刻が見られ、黄褐色の微毛が散見する。 クリアナアキゾウムシ・リンゴアナアキゾウムシ・フトアナアキゾウムシ・ ガロアアナアキゾウムシ・オリーブアナアキゾウムシの5種は外見や大きさが似ているので同定には注意が必要。 2019年7月 北海道(クリの樹皮で見つけたクリアナアキゾウムシ) 2010年6月 北海道(コナラの多い雑木林の木柵で見かけたクリアナアキゾウムシ) 2011年7月 北海道(雑木林の樹の幹で見つけたクリアナアキゾウムシ、樹種は不明) 2022年7月 北海道(市内の森で見つけた個体) [クリアナアキゾウムシの特徴] クリアナアキゾウムシの触覚(第7中間節は先へ強く広がり幅広い) クリアナアキゾウムシの上翅端(一様に丸い) クリアナアキゾウムシの小楯板(舌状で光沢があり、わずかに両側で点刻される) 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
キノコヒゲナガゾウムシ 2023年02月11日 | ●その他科 キノコヒゲナガゾウムシ Euparius oculatus (北海道) [分 布] 日本各地 [食 樹] サルノコシカケ・シュタケなどの多孔菌など [時 期] 6月~10月 ※ 体長は約5.5㎜~8㎜前後のヒゲナガゾウムシ科ヒゲナガゾウムシ亜科に属する甲虫。 日本各地に分布し、平地~低山地まで幅広く見られ個体数は普通。 成虫は日中に、広葉樹などの伐採木・倒木のキノコ類で見られる。 上翅は全体に黄褐色で黒色の紋が縦に点々と並ぶ。脚も黒と黄褐色のまだら模様。 稀に完全黒化タイプも見られる。 北海道のキノコヒゲナガゾウムシ 夜間灯火に飛来したキノコヒゲナガゾウムシ 採集時のキノコヒゲナガゾウムシ キノコヒゲナガゾウムシの標本 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
カオジロヒゲナガゾウムシ 2023年02月10日 | ●その他科 カオジロヒゲナガゾウムシ Sphinctotropis laxus (北海道) [分 布] 日本各地 [食 樹] 広葉樹各種 [時 期] 6月~9月 ※ 体長は約7㎜~9㎜前後のヒゲナガゾウムシ科ヒゲナガゾウムシ亜科に属する甲虫。 日本各地に分布し、平地~低山地まで幅広く見られ個体数は普通。 成虫は日中に、広葉樹の伐採木・薪などで見られる。 体は全体的に黒色で鞘翅に褐色のW字紋と白色点紋が見られる、顔は和名「カオジロ」の通り白くはないが淡褐色となる。 口吻は平べったく太い。 北海道のカオジロヒゲナガゾウムシ [カオジロヒゲナガゾウムシの標本] 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
オオゴボウゾウムシ 2023年02月09日 | ●ゾウムシ科 オオゴボウゾウムシ Larinus meleagris (北海道) [分 布] 北海道・本州 [食 樹] キク科のアザミ・ゴボウなど [時 期] 6月~8月 ※ 体長は約9.5㎜~13.1㎜前後のゾウムシ科カツオゾウムシ亜科に属する甲虫。 北海道・本州に分布し、平地~低山地まで幅広く見られるが局地的で個体数は少ない。 成虫は日中に、アザミやゴボウの葉の上などで見られる。 黒くて扁平な長卵型のゾウムシ。 前胸背板の点刻は強く、上翅は黒く黄色い小さい斑点が散りばめられている。 近似種にゴボウゾムシ(本州・四国・九州に分布:体長5.6-85㎜と他種に比べ小型で口吻は細長い) ・シラクモゴボウゾウムシ(本州・四国・九州に分布:体長8.9-11㎜)がいる。 北海道のオオゴボウゾウムシ 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。 また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・