http://www.sankei.co.jp/netview/yahoo/kdk/100913.html
この記事の(1)を読んでいて、なんとなく背筋が冷たく
なるような感覚を覚え、続けて(2)から(5)まで
一気に読んでみる。
うーん。日本の将来像をどう描くのかっていう話、
あたりまえだけどコレまでの延長では暗い将来しか
やってこないってことは文面からもよく理解できたし、
そもそも最近の世相がそれをよく示してる。
で、これからの日本といえば、観光立国、鉄道や
放送インフラのインセンティブ、外国人労働力、
エネルギーインフラ…
まぁどれもそれぞれ課題を山積させている物ではあるけど、
日本のこれから歩んでいく道として、これらを選ばない
選択肢はないんだろうなってことはよく解った。
(もちろんこれら以外にもあるんだろうけど)
歴史を振り返れば、かつては養蚕、製鉄、造船、
半導体製品、自動車…と輸出する製品に高付加価値を
つけることで稼いで来た訳だけど、じゃぁ現代、日本は
養蚕で国が成り立っているかといえばそうじゃない、
造船で成り立っているのかといえばそうじゃない、
製鉄?半導体?自動車?それぞれ既に斜陽化しつつあって、
かつての養蚕のように衰退していくのは時代の流れ。
なにしろ時間は逆戻りできないんだから、先に進むしか
ない。それは間違えないと思う。自動車がダメなら
電気自動車…っていうのは早計で短絡的かと。
もっと新しいビジョンが必要。
さらに、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100917-00000090-san-pol
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100917-00000588-yom-bus_all
このあたりのニュースを眺めていると、普天間問題から
始まって、日米同盟の行く末とアジア勢の勢力争いって
いうのは待ったなしの情勢にあるんだろうな。
観光立国として食っていくためには中国との関係は
切っても切れないわけだけど、一筋縄ではいかない
日本、中国、アメリカの今後の関係をどう捉えて
いくのか、待ったなしの中でどうグランドデザイン
を描いていくのか…、
政党間の議席争いに終始している現状ではそれこそ
背筋が冷たくなる物があるな。
公共投資といえば、これまでは言うまでもなく箱モノ、
道路、橋、ダム…そんなモノばかりだったけど、
そういうものに投資してきた結果(かどうか因果関係
はわかんないけど)、まぁ国内は結構便利になった
一方、世界最高の高齢化先進国へと進化してきたわけで、
今、経済対策としてこれまで同様にこの手のモノに
お金を投資して
「政府は経済対策頑張りましたよ」
ではお話にならないと思う。
同じ「公共投資による雇用拡大・経済刺激」という
意味でも、エネルギーインフラや環境問題への基礎技術、
宇宙開発、観光立国としての国内交通インフラ、
将来必要となる資源を埋蔵している国(アフリカなど)
へのODA協力…
そういった未来志向のインフラ整備であれば、単なる
国内箱モノへの一時的な投資とちがって、”将来の”
労働マーケットを支えるメッセージを発信することが
出来るはずなんだろうけどな。
同じ額の公共投資をしても、国内外のモーメンタム
への影響度合いは全く変わってくるはずなんだけどな。
ありきたりだけど、大手ゼネコンと役人・政治家の
癒着だとか、単なる利害・権力調整のためだけの
政治・行政だとか、税金の使い道をそういうものから
もう少し視点をずらして、これからの本当の意味での
公共投資って何なのか…それを政策として明確に
打ち出すことができるなら、1990年代以降の
「失われた20年」が引き続き「失われた30年」とは
ならずに済むんじゃないかな?
ニュースを読んで、思いついたイメージをダイレクト
に文字として書き出しちゃったから、相変わらずの
支離滅裂さではあるけど、書いていて思い当たった
のは、
「既得権益」
を持っている人たちをどう説き伏せるかってこと
なのかもしれないってことかな。
確かに一般的な意味で使われる「ばら撒き」は「悪」
と捉えられそうだけど、そもそも税金は「利益の再分配」
システムとしての機能なわけだから、ばら撒く以外には
方法がない。だからこそ「何に」ばら撒くのか。
そこが一番大事なんだよな。そこがまさに一票の重み
なんだな。大事に使おう。
既得権益を持った人たちに今後もばら撒いていては
ニッポンの将来は暗いとしか思えない。
そんなことを考えていると、アメリカが打ち出した
「スマートグリッド」
構想はかなりのインパクトがあったな。
これと同じくらいのインパクトといえば、あれか…
世界をグルッと一周する超伝導送電網。パワーロスが
完全にゼロだから、農産物が生産できない砂漠とか
遠く離れた海の上とかにソーラー発電インフラを集中
して配置しても、世界中の各都市までエネロス=ゼロ
で送電できちゃう。穀物をエタノールに変える必要もなし。
そういう技術を現実的なインフラとして現実化するための
研究に投資したり、世界中から優秀な人の顔の前にニンジン
をぶら下げて集めてくるような政策を練れないものかな?
まぁ、オイラみたいな馬の骨がちょっとぐらい考えた
ところでどうなるってもんでもないんだけど。
まぁそんな妄想君はあっちに一旦置いておいて、別の
アイデア。いわゆるネタ工作のお話。
フフフ。いい事思いついてしまった。っていうか、
なぜ今まで思いつかなかったのか?馬鹿らしすぎて
考えるまでもなかったってことか…。
調べてみた範囲ではまだ誰も作って無いっぽい。
ってことで、部品を集めたら早速組み立ててみようか。
逆転の発想ってやつだな。使ってみたらきっと万能的に
使えそうでフフフなのだ。
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