「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
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この間のさらに続き。NJM2360に外付けのトランジスタを
付けて大電流化したらもっと電力が取り出せるのでは?
ってお話。

外付けトランジスタには3A流せる2SC3422を使い、制限抵抗
などの値や、スイッチング回路やその定数を一通り
見直してみました。ただし、使用するインダクタは
コレまでと一緒の物を使い回しするってことで。

果たしてどうなったか… このsheet3をご参照。

njm2360_test_result2.xls

うーん。1.4W程度はかなり安定して取り出せるんだけど、
それ以上となると効率も出力電力もパッとしない…。

どうやらスイッチングトランジスタの影響じゃぁ
なさそうだなぁ。これじゃぁ内蔵トランジスタとあまり
差がない…。

色々と調べまくってみると、やっぱあれかなぁ。
インダクタ内の磁束密度が飽和しちゃって、それ以上
インダクタ内にエネルギーを貯められなくなっている
ってことか。

確かに、実験に使ったインダクタは大きい物でも2A
まで流せないし、小さい物は1A程度までしか流せ
無さそうな代物。

一方、3~4W程度取り出すとすれば、効率なども考慮
すればニッ水電池からは平均で1A程度取り出さないと
いけないし、チョッパ回路だからデューティー比を仮に
50:50としても瞬間的には2Aは流せないとダメ。

それがダイレクトにインダクタに入って来るとなれば、
今手元にあるインダクタではスペック不足か…

外付けトランジスタもアレなんだけど、むしろ
インダクタの最大電流の方が肝なのかもしれないな。

もう少し追加で実験したいところだな。今回の実験から
47uHで最高効率かつ1.4Wを安定して取り出しているって
ことを考慮すると、インダクタンスの大きさじゃなくて
そこがミソとみて、最大電流を基準にパーツを漁って
再実験だな。

そういえば、1mH(実験結果の項番7)の時には
インダクタ付近から「チューーーーン」って音が
出てたな。可聴音域で。壊れるかと思ってビックリしたー。
あーーービックリした。



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