「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
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2021年10月06日
ここんとこ、GreenPAKのデータシートを一通り斜め読みした
ので、あらためてGreenPAK Digignerをいじってみることに
する。
とりあえずやってみたかったこととしては、コンパレータ
を使って、アナログ電圧を参照電圧と比較して、信号を出力
するっていう感じのものだったんだけど、なんかやっぱり
コンパレータは配線が思うようにできない。
(このDesigner、配線できないところは自動的に配線できない
色の表示になって、無理やり配線したりできないように
なっている)
で、とりあえずもっと簡単に、LUTを使って、単純な論理回路
を組んでみて、入力信号・内部クロックを論理演算させて、
出力端子から出力するという、かなり単純な回路を動作させて、
シミュレーションしてみることにした。
まず、内部回路の構成。
真ん中辺にあるのは、2入力のLUTを使ってOR回路(と同じ動作
をさせるように設定した回路)で、その入力として、片方は
GPIO端子から矩形波を入力、もう片方は内部の発進回路からの
入力。それをOR合成してGPIO端子から出力するという、けっこう
単純な動作。
GPIOからの入力信号は500Hzに設定して、内部の発進回路の方は
2.048KHzを分周せずにそのまま使うことにしてみた。
ちょっとアップにしてみた図。これ見ると、GPIOを構成する
マクロセルのゴニョゴニョが解るんじゃないかなぁ?と。
つまり、「PIN18」からの信号を入力は、マクロセルの左側
がいわゆるICの「脚」になってるんだけど、解りにくいのは、
右側に2つある「IN」と「OUT」の端子の意味。
GPIO端子の「IN」って言えば、普通に考えれば外部からの
入力信号なのかな?って思うところだと思うんだけど、
これ、実際は出力用の信号を繋ぐところ。逆に「OUT」って
いうのが、各マクロセルの入力端子に信号を接続するための
信号源となる吐き出し口になってる。ぱっと見の入出力とは
感覚的に逆なのが、当初よくわからなかったところなんだよな。
なので、この図のように、「OUT」から信号をとりだして、
内部マクロセル(OR回路)の入力端子に繋いでいるって
ところが判るような図としてピックアップしたもの。
2入力LUTは、「OR条件」になるように設定してみたら、なぜか
LUTのアイコンが「OR回路」みたいに自動的に変わって表示
されるみたいだなぁ。
オシレータ。
3つあるうちの、2.048kHzのヤツをつかって、分周なしで出力
する端子を使用。(一番上の「OUT0」って端子)
分周するかどうかとかは、この辺で設定できるのと、電源オン
で自動的にこのオシレータを起動させるかどうかとかの設定も
ここで出来た。
で、シミュレーションをしていきたいところなんだけど、
プローブの設定をどうするかを決めないといけないところ。
電源周りは、自動的にプローブが設定されるみたいなんだ
けど、それ以外は自分でプローブを当てないといけない。
とりあえず、出力端子(PIN6)にプローブを当てるように
設定してみた。(Pのマークがつく)
シミュレーションを実行してみる。
シミュレーションは、右から2番目の、CRTオシロみたいな
アイコンを選ぶとできる。
シミュレーション結果。フムフム。想定通りの結果が出て
きたのでヨシヨシ。
というわけで、簡単なロジック回路ならこんな風に簡単に
出来ちゃうのは判ったんだけど、コンパレータが思った
通りに動かないのがとても気になってるところ。
最初に作ってみたい回路が、DC/DCコンバータなので、
何と言ってもコンパレータがちゃんと使えないと全然意味が
ないんだけど、配線が思ったようにできないんだよな…
出来ない理由が、根本的に間違ってるからなのか、それとも
なんか制約があったりするのか、その辺がよくわからん…
困っちゃうなぁ。
まぁ、とりあえず回路を構成して、シミュレーションをして
みるあたりまでは、なんとなくできちゃったので、あとは
あれこれいじりまくってみるのが吉なんだろうな。
https://www.youtube.com/watch?v=cjB26U0YwRE
うおぉ!! ゆかりんが踊ってる!!!
眼福、眼福。
踊れるお天気キャスターって、いずみんだけだと思って
いたよ…。
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