「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
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2021年10月17日
気が付くと勝手に増殖しているとは言われるRaspberry Pi。
ブツが届いた。Raspberry Pi ZeroのWi-Fi・BT無しモデル。
あと、それにつけて使う、有線LANポート+USBハブの
小型HAT的な基板。
値段的に、多分このRaspberry Pi Zeroはちゃんと「一人
1枚まで」のあの金額とは違うやつのはず。あと無線ついて
ないから技適も関係ない。
LANポートの中が判るような写真を1枚。右下のほうに
micro-USBのコネクタがあるんだけど、これをRaspberry
Pi Zeroのmicro-USBコネクタと、付属のU字型アダプタを
介して接続。(この基板がUSBハブ兼USB接続LANアダプタ
になっているみたい)
固定するネジも付属してて、あと、さらにこの上にHATを
接続できるようにするGPIOコネクタも生えてる。
ちょっと失敗だったのは、Raspberry Pi ZeroのGPIO
コネクタがハンダ付けされてないやつだってことだな。
Raspberry Pi Zero WHみたいにピンヘッダが付いてる
やつって、元々なかったんだっけ?なかったような
気もするね…。
なので、とりあえずピンヘッダをハンダ付けしないとな。
ピンヘッダ使う予定があるわけじゃないけど、基板同士
の固定のためにも。
で、こいつを何に使うかっていうと、省電力の24時間稼働
自宅サーバにしようかなぁと。
ただ、一つ不明なのが、この基板上のUSBハブとLANの消費
電力。
Raspberry Pi Zero Wは消費電力すごい小さいのでよかった
んだけど、Wi-Fiで常時駆動させるのいやだったのと、
だからと言って最近電源投入してない初代Raspberry Piは
意外とZeroより消費電力あったりして、もっと消費電力
小さいのがいいなとか思ったので買ってみた。
…んだけど、この拡張基板に載ってるICの消費電力が
どれだけなのか次第なんだよな。まぁ、消費電力デカく
なったからといってこれをサーバに使わないという
つもりもないんだけども。
目論見としては、SDカードに起動用の処理部分だけを入れて
おいて、USB接続のSSDにOS本体とファイルサーバ用の
ストレージを置いておこうかなと。
メディアサーバ的な使い方なので、こないだ買ったUSB SSD
のうち、ランダム速度がすっごい遅かった方でいいんじゃ
ないかなと。シーケンシャルさえ速ければ使い物にはなる
と思う。(OSインストールの時間がすっごい長くなったり
しないかは心配)
耐久性については、SDカードはブート時だけしかアクセス
しないだろうし、書き換えも基本的に起こらないだろうし、
OS本体やデータを置くSSD側は128GBあるから、小容量の
SDカードなんかに比べれば1素子あたりの平均書き換え回数
自体は少なくて済むだろうし、SSD(のはず)だから
ウェアレベリングなんかを行うコントロールチップは
SDカードなんかよりはだいぶ賢いんじゃないかなと。
ちなみに、基板はサイズ的に長さ7cmほどなので、オイラの
小型3Dプリンタでも、専用ケースを設計すれば普通に出力
できてしまうはずなんだよな。Raspberry Pi Zero単体じゃ
ないし、この基板サイズを踏まえたケースなんて存在しない
だろうから、専用設計してしまおうかなと思ってたりする。
さすがにむき出しで24時間稼働はイクナイ。
実際にRaspberry Pi Zeroを24時間運用のサーバに設定するに
あたっては、色々と考えておかないといけないことが山ほど
あるんだよな。
・USB SSDを引っこ抜かれても中身見れないようにパスワード
管理したい
・OSの更新処理を自動的に行う
・ログの管理方法
・SSDにアクセスしていない間、省電力モードにできないか?
・全体の消費電力はどのくらい?
・sambaサーバって、ブラウザからアクセスできないか?
などなど。特に最後のは、タブレットやスマホからアクセス
するのに、有料のAndroid用ファイルマネージャを買ったり
するのなんとなく嫌なので、ブラウザからアクセスできたり
するといいなぁと。
まぁ、そもそもsambaじゃないメディアサーバ系OSを入れて
しまう手が一番簡単なんだろうけどな。でも、やっぱそもそも
sambaサーバとして使いたいし、できれば24時間稼働のLinux
マシンとしていつでもリモートアクセスできるようにしておき
たいっていうのもあるしな。
色々夢と希望と不安があるものの、まぁちょっとずつ進めて
いこう。
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