「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



ここのところ訃報が続くなぁ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100918-00000022-maip-soci
ニッポンが沈没する前に天才的なヒラメキでそれを
予測し、日本民族を全世界に移民させることに成功
した田所博士がお亡くなりに。これでもう、いつ
大地震が起るかわかったもんじゃないってやつだ。

ちなみにこのドラマでオイラが一番好きだった役は
何と言っても邦枝役の山本圭。シビレるほど熱い
魂を持った学者だった。見た目も中身も熱い田所に
対して、見た目がクール&中身が熱い邦枝。おいらは
邦枝の秘めた熱さにシビレたな。


そして浜ちゃんの上司、佐々木課長。釣り好きと
しては惜しい人を無くした思いでいっぱいだ。

合掌。


今日は帰り道、昨日書いたネタ工作の材料を買い込んで
来ると同時に、さらに大容量のインダクタもゲット。
まずはそっちの実験を片付けてからだな。

エネループで9V500mAでればバッチリって感じなんだ
けどな。



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この間のさらに続き。NJM2360に外付けのトランジスタを
付けて大電流化したらもっと電力が取り出せるのでは?
ってお話。

外付けトランジスタには3A流せる2SC3422を使い、制限抵抗
などの値や、スイッチング回路やその定数を一通り
見直してみました。ただし、使用するインダクタは
コレまでと一緒の物を使い回しするってことで。

果たしてどうなったか… このsheet3をご参照。

njm2360_test_result2.xls

うーん。1.4W程度はかなり安定して取り出せるんだけど、
それ以上となると効率も出力電力もパッとしない…。

どうやらスイッチングトランジスタの影響じゃぁ
なさそうだなぁ。これじゃぁ内蔵トランジスタとあまり
差がない…。

色々と調べまくってみると、やっぱあれかなぁ。
インダクタ内の磁束密度が飽和しちゃって、それ以上
インダクタ内にエネルギーを貯められなくなっている
ってことか。

確かに、実験に使ったインダクタは大きい物でも2A
まで流せないし、小さい物は1A程度までしか流せ
無さそうな代物。

一方、3~4W程度取り出すとすれば、効率なども考慮
すればニッ水電池からは平均で1A程度取り出さないと
いけないし、チョッパ回路だからデューティー比を仮に
50:50としても瞬間的には2Aは流せないとダメ。

それがダイレクトにインダクタに入って来るとなれば、
今手元にあるインダクタではスペック不足か…

外付けトランジスタもアレなんだけど、むしろ
インダクタの最大電流の方が肝なのかもしれないな。

もう少し追加で実験したいところだな。今回の実験から
47uHで最高効率かつ1.4Wを安定して取り出しているって
ことを考慮すると、インダクタンスの大きさじゃなくて
そこがミソとみて、最大電流を基準にパーツを漁って
再実験だな。

そういえば、1mH(実験結果の項番7)の時には
インダクタ付近から「チューーーーン」って音が
出てたな。可聴音域で。壊れるかと思ってビックリしたー。
あーーービックリした。



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http://www.sankei.co.jp/netview/yahoo/kdk/100913.html
この記事の(1)を読んでいて、なんとなく背筋が冷たく
なるような感覚を覚え、続けて(2)から(5)まで
一気に読んでみる。

うーん。日本の将来像をどう描くのかっていう話、
あたりまえだけどコレまでの延長では暗い将来しか
やってこないってことは文面からもよく理解できたし、
そもそも最近の世相がそれをよく示してる。

で、これからの日本といえば、観光立国、鉄道や
放送インフラのインセンティブ、外国人労働力、
エネルギーインフラ…

まぁどれもそれぞれ課題を山積させている物ではあるけど、
日本のこれから歩んでいく道として、これらを選ばない
選択肢はないんだろうなってことはよく解った。
(もちろんこれら以外にもあるんだろうけど)

歴史を振り返れば、かつては養蚕、製鉄、造船、
半導体製品、自動車…と輸出する製品に高付加価値を
つけることで稼いで来た訳だけど、じゃぁ現代、日本は
養蚕で国が成り立っているかといえばそうじゃない、
造船で成り立っているのかといえばそうじゃない、
製鉄?半導体?自動車?それぞれ既に斜陽化しつつあって、
かつての養蚕のように衰退していくのは時代の流れ。

なにしろ時間は逆戻りできないんだから、先に進むしか
ない。それは間違えないと思う。自動車がダメなら
電気自動車…っていうのは早計で短絡的かと。
もっと新しいビジョンが必要。


さらに、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100917-00000090-san-pol
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100917-00000588-yom-bus_all
このあたりのニュースを眺めていると、普天間問題から
始まって、日米同盟の行く末とアジア勢の勢力争いって
いうのは待ったなしの情勢にあるんだろうな。

観光立国として食っていくためには中国との関係は
切っても切れないわけだけど、一筋縄ではいかない
日本、中国、アメリカの今後の関係をどう捉えて
いくのか、待ったなしの中でどうグランドデザイン
を描いていくのか…、
政党間の議席争いに終始している現状ではそれこそ
背筋が冷たくなる物があるな。


公共投資といえば、これまでは言うまでもなく箱モノ、
道路、橋、ダム…そんなモノばかりだったけど、
そういうものに投資してきた結果(かどうか因果関係
はわかんないけど)、まぁ国内は結構便利になった
一方、世界最高の高齢化先進国へと進化してきたわけで、
今、経済対策としてこれまで同様にこの手のモノに
お金を投資して
   「政府は経済対策頑張りましたよ」
ではお話にならないと思う。

同じ「公共投資による雇用拡大・経済刺激」という
意味でも、エネルギーインフラや環境問題への基礎技術、
宇宙開発、観光立国としての国内交通インフラ、
将来必要となる資源を埋蔵している国(アフリカなど)
へのODA協力…
そういった未来志向のインフラ整備であれば、単なる
国内箱モノへの一時的な投資とちがって、”将来の”
労働マーケットを支えるメッセージを発信することが
出来るはずなんだろうけどな。
同じ額の公共投資をしても、国内外のモーメンタム
への影響度合いは全く変わってくるはずなんだけどな。


ありきたりだけど、大手ゼネコンと役人・政治家の
癒着だとか、単なる利害・権力調整のためだけの
政治・行政だとか、税金の使い道をそういうものから
もう少し視点をずらして、これからの本当の意味での
公共投資って何なのか…それを政策として明確に
打ち出すことができるなら、1990年代以降の
「失われた20年」が引き続き「失われた30年」とは
ならずに済むんじゃないかな?


ニュースを読んで、思いついたイメージをダイレクト
に文字として書き出しちゃったから、相変わらずの
支離滅裂さではあるけど、書いていて思い当たった
のは、
     「既得権益」
を持っている人たちをどう説き伏せるかってこと
なのかもしれないってことかな。

確かに一般的な意味で使われる「ばら撒き」は「悪」
と捉えられそうだけど、そもそも税金は「利益の再分配」
システムとしての機能なわけだから、ばら撒く以外には
方法がない。だからこそ「何に」ばら撒くのか。
そこが一番大事なんだよな。そこがまさに一票の重み
なんだな。大事に使おう。
既得権益を持った人たちに今後もばら撒いていては
ニッポンの将来は暗いとしか思えない。


そんなことを考えていると、アメリカが打ち出した
     「スマートグリッド」
構想はかなりのインパクトがあったな。
これと同じくらいのインパクトといえば、あれか…

世界をグルッと一周する超伝導送電網。パワーロスが
完全にゼロだから、農産物が生産できない砂漠とか
遠く離れた海の上とかにソーラー発電インフラを集中
して配置しても、世界中の各都市までエネロス=ゼロ
で送電できちゃう。穀物をエタノールに変える必要もなし。

そういう技術を現実的なインフラとして現実化するための
研究に投資したり、世界中から優秀な人の顔の前にニンジン
をぶら下げて集めてくるような政策を練れないものかな?

まぁ、オイラみたいな馬の骨がちょっとぐらい考えた
ところでどうなるってもんでもないんだけど。



まぁそんな妄想君はあっちに一旦置いておいて、別の
アイデア。いわゆるネタ工作のお話。

フフフ。いい事思いついてしまった。っていうか、
なぜ今まで思いつかなかったのか?馬鹿らしすぎて
考えるまでもなかったってことか…。
調べてみた範囲ではまだ誰も作って無いっぽい。
ってことで、部品を集めたら早速組み立ててみようか。

逆転の発想ってやつだな。使ってみたらきっと万能的に
使えそうでフフフなのだ。




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昨日の続き。

NJM2360の実験結果を表に纏めた物をとりあえず
貼っておきます。(中身についてはとりあえずやって
みただけのモノなので、何の保証もありません…
念のため)

njm2360_test_result1.xls

この間挙げたテストパターンのうち、やり始めてみて
無駄かなぁと思ったパターンは消化を止めちゃったのと、
インダクタの種類を1つ追加してるので、それに併せて
リストを一部修正したのがsheet2です。


赤いところは多分使えないパターン。黄色はちょっと
キケンなパターン。それ以外はとりあえず使えそう。
水色のところは大出力になっていたり、高効率に
なっているところ…使えそうなところ。

項番48までがこの間挙げた内実際に消化したもの。
68Ω負荷ならあちこちのパターンでマトモに動いて
いる感じ。7V、9Vは結構大丈夫な感じ。11Vは
何れもちょっと厳しいな。

34Ω負荷となると、7Vで何とか動いている感じで、
9V、11Vは殆ど無理っぽい感じ。

これらは、NJM2360内蔵のスイッチングトランジスタで
スイッチングさせた場合なので、内蔵トランジスタ
の定格=1.5Aに大きく制約を受けているところ。
実験結果からみると1.4W出力あたりまではなんとか。
1.7Wクラスになると出力がかなり厳しい感じかなぁ…と。

ちなみに、項番49~54の100uHインダクタを使った実験
は100uHのインダクタ自体は項番31~36と同じモノだけど、
ICの外部にスイッチングトランジスタを別途設けたもの
(データシートに書いてあったもの)で定数は適当に
設定したもの。
68Ω負荷で1.8Wに届いているものの、まだ期待以下。


なんにしても、このくらいだと、精々68Ω分の
1-1相だけで回さないといけなくなっちゃう。
1-2相励磁で動かすには少なくとも最大34Ω負荷で
ガンガン回らないとだめ。
出来ればやっぱ9V出力で34Ω負荷が掛けられるもの
が欲しいところ。


うーん、と思っていろいろ調べなおししてみると、
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5477671.html
このページからリンクされているPDFドキュメントに
http://semicon.njr.co.jp/njr/hp/fileDownloadMedia.do?_mediaId=4063
こんな詳細なアプリケーションノートがあった!

データシートに細かい定数とか載ってないなぁって
思ったら、こんなドキュメントがあったのか…
っていうか、データシートに載せておいてくれれば
良いのになぁ。


この38ページで使われている外部のスイッチング用
トランジスタ2SC3255は持ってないんだけど、
大電流用に使えそうなトランジスタとして以前秋月
で買っておいた2SC3422
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03759/

なら3A流せるので、代わりに使えないかなぁ…と。

Vce(sat)が0.8Vと少し大きめなのがアレだけど、
アプリケーションノートに載っている式を元に
定数を計算しなおせばいいかな?問題は、手元の
インダクタはどれも1Aから精々1.5A程度のものしか
ないから、定格を超えて使わないといけないんだよなぁ。
とりあえず実験だから無理矢理進めるとして、本命の
インダクタも探しておかないといけないなぁ。

サガミエレクのこの辺りかなぁ…
https://www.marutsu.co.jp/user/shohin.php?p=62116
https://www.marutsu.co.jp/user/shohin.php?p=68086


さて、定数の再計算といえば…アプリケーションノート
の39ページに載っている式の意味で、なんとも理解
できないところが…

出力電力Pはインダクタンスに反比例することに
なっているんだけど、インダクタンスが小さく
なると出力電力が大きくなるっていう意味だよなぁ。
逆じゃないのかなぁ?

あと、周波数に比例して出力電力が高くなるって
言うのは判るんだけど、オン時間の2乗にも反比例
するってことから、グラフからオン時間を読み取って
計算してみると、周波数が高くなるにしたがって
電力が小さくなっていくみたいなんだよなぁ…
そもそもオン時間じゃなくて、デューティー比で
決まるんじゃないのかなぁ?

よく解らん… おいらはまだまだ交流の計算が
よく解ってないんだなぁ。


とりあえず今出来ることといえば、一つは外部に
スイッチングトランジスタを取り付けた場合のデータ
を実験で計測してみることと、もう一つは今回の
結果を計算式に放り込んでみて理論値と実測値を
比べてみることかな。


ちょっとずつでも進めてみるかな。


あと、もう一つ気になっているのが終端電圧。
エネループを使うとして、どこまで電圧が落ちたら
停止させないといけないのか。4本直列にして
1本あたり1.0Vなら4.0Vにすりゃいいじゃん!って
思ってたんだけど、
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1061986.html

こことか見ると、直列接続の場合性能の劣った
セルに一番負荷が掛かって、更にそのセルをビンゴ
で劣化させる… もしくは終端電圧が下がりすぎた
ときにその1つのセル電圧だけ特に落ちすぎて、
一気に寿命にさせて仕舞うとか。

色々と難しいなぁ。


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この間からテストパターンだけ挙げて実験が全然
進んでなかったNJM2360のお話。

ようやく一通り実験完了。実験風景がこれ。↓




ニッ水代表として、エネループ4本でどの程度まで
昇圧したらどの程度の電流が取り出せるのかって
お話。

結構な電力を負荷に掛けるので、久々にセメント抵抗
登場! 68Ωを1個で掛ければ68Ω、2個並列なら34Ω
ってわけ。ほんのり暖かくなるほどの電力が取り出せ
ました。(ミリワットではなくワット単位)

結果は後で纏めるとして、ナカナカ興味深い結果に
なった感じ。
こういう実験は、やっぱ考察が肝だな。のちのち
ステッピングモーターを動かす電力として使える
のか使えないのか…って。


ちなみに、一通り実験した後で、データシートを参考に
パワトラを外付けしてハイパワーを狙ってみたりも
しました。NJM2360が2個150円で売っている昨今、外付け
にパワトラを付ける意味があるのかどうかはこの際
考えないことにして…

それにしても、こういう実験ではテスター2個ではちょっと
足りないなぁ。もう1個くらい欲しいところ…



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