ここんとこ、GreenPAKのデータシートを一通り斜め読みした
ので、あらためてGreenPAK Digignerをいじってみることに
する。
とりあえずやってみたかったこととしては、コンパレータ
を使って、アナログ電圧を参照電圧と比較して、信号を出力
するっていう感じのものだったんだけど、なんかやっぱり
コンパレータは配線が思うようにできない。
(このDesigner、配線できないところは自動的に配線できない
色の表示になって、無理やり配線したりできないように
なっている)
で、とりあえずもっと簡単に、LUTを使って、単純な論理回路
を組んでみて、入力信号・内部クロックを論理演算させて、
出力端子から出力するという、かなり単純な回路を動作させて、
シミュレーションしてみることにした。
まず、内部回路の構成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/3f/100efed7a64bdcaf5a8bc9dd0380e9a8.jpg)
真ん中辺にあるのは、2入力のLUTを使ってOR回路(と同じ動作
をさせるように設定した回路)で、その入力として、片方は
GPIO端子から矩形波を入力、もう片方は内部の発進回路からの
入力。それをOR合成してGPIO端子から出力するという、けっこう
単純な動作。
GPIOからの入力信号は500Hzに設定して、内部の発進回路の方は
2.048KHzを分周せずにそのまま使うことにしてみた。
ちょっとアップにしてみた図。これ見ると、GPIOを構成する
マクロセルのゴニョゴニョが解るんじゃないかなぁ?と。
つまり、「PIN18」からの信号を入力は、マクロセルの左側
がいわゆるICの「脚」になってるんだけど、解りにくいのは、
右側に2つある「IN」と「OUT」の端子の意味。
GPIO端子の「IN」って言えば、普通に考えれば外部からの
入力信号なのかな?って思うところだと思うんだけど、
これ、実際は出力用の信号を繋ぐところ。逆に「OUT」って
いうのが、各マクロセルの入力端子に信号を接続するための
信号源となる吐き出し口になってる。ぱっと見の入出力とは
感覚的に逆なのが、当初よくわからなかったところなんだよな。
なので、この図のように、「OUT」から信号をとりだして、
内部マクロセル(OR回路)の入力端子に繋いでいるって
ところが判るような図としてピックアップしたもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/d7/35213e5474398e2870116f5580c8ee50.jpg)
2入力LUTは、「OR条件」になるように設定してみたら、なぜか
LUTのアイコンが「OR回路」みたいに自動的に変わって表示
されるみたいだなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/71/20affd8a6b9349a7e61144553797edbb.jpg)
オシレータ。
3つあるうちの、2.048kHzのヤツをつかって、分周なしで出力
する端子を使用。(一番上の「OUT0」って端子)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/13/f5034a29adff07fb0ab0ceeac38298f1.jpg)
分周するかどうかとかは、この辺で設定できるのと、電源オン
で自動的にこのオシレータを起動させるかどうかとかの設定も
ここで出来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/dc/094326828a77fed97f1f4ff1f2b79e1f.jpg)
で、シミュレーションをしていきたいところなんだけど、
プローブの設定をどうするかを決めないといけないところ。
電源周りは、自動的にプローブが設定されるみたいなんだ
けど、それ以外は自分でプローブを当てないといけない。
とりあえず、出力端子(PIN6)にプローブを当てるように
設定してみた。(Pのマークがつく)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/1c/e0deb2f470c52617fafb26fc5395abbb.jpg)
シミュレーションを実行してみる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/21/030109316deedac888aefc4d5d010fa6.jpg)
シミュレーションは、右から2番目の、CRTオシロみたいな
アイコンを選ぶとできる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/cb/7dd179c3bf193a09d5952630747f240d.jpg)
シミュレーション結果。フムフム。想定通りの結果が出て
きたのでヨシヨシ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/2c/7563d54da85c6a92007965cf41aa3634.jpg)
というわけで、簡単なロジック回路ならこんな風に簡単に
出来ちゃうのは判ったんだけど、コンパレータが思った
通りに動かないのがとても気になってるところ。
最初に作ってみたい回路が、DC/DCコンバータなので、
何と言ってもコンパレータがちゃんと使えないと全然意味が
ないんだけど、配線が思ったようにできないんだよな…
出来ない理由が、根本的に間違ってるからなのか、それとも
なんか制約があったりするのか、その辺がよくわからん…
困っちゃうなぁ。
まぁ、とりあえず回路を構成して、シミュレーションをして
みるあたりまでは、なんとなくできちゃったので、あとは
あれこれいじりまくってみるのが吉なんだろうな。
https://www.youtube.com/watch?v=cjB26U0YwRE
うおぉ!! ゆかりんが踊ってる!!!
眼福、眼福。
踊れるお天気キャスターって、いずみんだけだと思って
いたよ…。
![](/images/clear.gif)
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