ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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電光超人グリッドマン 第29話「愛犬爆弾計画」

2019-10-22 08:04:17 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第29話「愛犬爆弾計画」

 近頃愛犬が凶暴化する事件が多発していた。それらは全て、犬に吠えられた際にそば屋とぶつかった武史が、犬に対する憎しみから作り出したカンフーシノビラーの仕業だった。
 カンフーシノビラーが暴れることで、コンピューター制御の首輪をつけた犬たちは次々に凶暴化。更にカーンデジファーは首輪を時限爆弾に変えることを思いつき、直人たちの友人・美奈子の犬・ラムに爆発の危機が迫る!


感想
 開始1秒で分かる今週の武史のとばっちり。しかし、今時・・・というか、当時でも「自転車に乗りながら片手にそばを持つ」方っていらっしゃったんですかね?

 それはそれとして、今回はサブタイトル通り愛犬(の首輪)が爆弾になるという話であり、大地が犬を飼うことを諦めない話でもありました。
 てっきり「爆発の危機が迫るが、爆発する前にグリッドマンがカンフーシノビラーを倒して一件落着」という流れになるかと思いきや、直人たちの見えないところで結構な数の犬(首輪)が爆発してしまった模様。

 最終的にカンフーシノビラーを倒すことでラムは救われたわけですが、さすがのグリッドマンでも死んでしまった犬は戻せませんしね・・・締めは美奈子に抱かれるラムを見た一平が「ラムになりたい」と言ったり、相変わらず犬を飼うことを諦めない大地と、犬嫌いのママ、といった感じでほのぼのとしていたものの、またしてもカーンデジファーが現実世界に爪あとを残す結果にもなっていたと思います。もうちょっとしんみりしても良かったかもしれませんね。

 忍者怪獣の名を捨てたカンフーシノビラーですが、思った以上に強敵でした。グリッドマンを圧倒するばかりか、キンググリッドマンもカンフーシノビラーの前にはやや苦戦を強いられることに。パワーでは勝るものの、手数とスピードで劣っていたようにも見えます。キンググリッドマンになってからも忍法を使われていたら危なかったのでは?

 コモドオオトカゲとかオオサンショウウオを飼おうかと考えたり、ラムになりたいという一平に対するゆかの反応がいつにも増して冷ややかだったところで、また次回。次回は「世界滅亡の日」ということで最終回間際っぽいサブタイトルですが、まだ少しあったよね・・・? 
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電光超人グリッドマン 第28話「神かくし!ゆかが消えた!!」

2019-10-15 07:58:05 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第28話「神かくし!ゆかが消えた!!」(盗視怪獣アイガンガー登場)

 武史は相も変わらずゆかに対して一方的な愛を寄せ続け、彼女の後を追ってはこっそりビデオカメラで撮影する日々を送っていた。
 だがゆかの周りには直人や一平がおり、肝心のゆかには気づいてもらえないことに業を煮やした武史は、盗視アイガンガーを生み出し、その能力でゆかをビデオカメラのテープの中に閉じ込めてしまった!


感想
 ストーカーここに極まれり、といった感じの第26話。

 話しかけることもなく、ただただ遠くからビデオカメラで撮影しているだけなのに、自分の愛に気づいてくれないというのは何とも身勝手なもので。愛情が歪みまくった結果、好きな人をビデオカメラの中に閉じ込めたばかりか、家族にはゆかが「心配しないで」「探さないで」と家族に別れを告げる合成映像を送りつけると・・・うーん、変態(汗。
 武史も武史で相当なヤツですが、妹が行方不明で妙なビデオテープが送られてきたにも関わらず、映像のゆかに手を振ったりピースしてるゆかの兄も相当ヤベーイ感じがしました(汗。

 が、そんな映像を見てすぐさま違和感を覚えるのが直人と一平。すぐさま映像や音声が編集されたものだと見抜くあたり、とても頼もしい。武史がビデオカメラを充電器に繋いだために、グリッドマンもゆかと怪獣の居場所を突き止めることが出来た模様。
 仲間の危機に久々のゴッドゼノンも登場して、総力を挙げてゆかを救出、といった流れになりました。久々にグリッドマンも合体することなく怪獣を撃破。折角ならサンダーグリッドマンにも出てもらいたかったところではありますが。

 そんなわけで一件落着したわけですが、武史の性格は歪みに歪んだまま。今回もゆかや選挙演説中の市長、停車中のタクシー運転手といった人物のみならず、電車の車掌さんまで閉じ込めようとしていました。バッテリーが切れたおかげで事なきを得たものの、大惨事を引き起こす一歩手前だった武史。これまでにも散々やらかしている彼は、一体どういう風に救われるんですかね・・・

 
 今回でゴッドゼノンが直り、次回はキンググリッドマン登場・・・今ならゴッドゼノンとキンググリッドマンの合体とかもあったんですかね・・・サンダーグリッドマンがドラゴニックキャノンを装備する、ぐらいのことはやりそうですが。

 そんなこんなでまた次回。
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電光超人グリッドマン 第27話「驚天!オモチャの反乱」

2019-10-08 07:42:21 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第27話「驚天!オモチャの反乱」(電波怪獣ボランガ登場)

 子供たちが持っていたラジコンのオモチャが、突如反乱を起こして子供たちを襲う事件が発生。全てはオモチャを持ってのさばっている子供たちを疎ましく思った武史が作り出した、電波怪獣ボランガの仕業だった。
 大地は怪我をした友人のおもちゃをこっそり借りるが、金持ちの息子だと誤解されて誘拐されてしまった!

 果たして直人たちはオモチャの反乱を食い止め、大地を救うことは出来るのか・・・


感想
 あ、新しいおまわりさんだ。小金村巡査の同僚かな?
 「自分は小金村巡査の代わりにこの地に配属されました、尼崎です」
 ・・・ベノラの一件もありましたし、出て行ってしまったのか、はたまた療養中なのか・・・色々と考えられそうですが、いなくなるのは意外でした。


 さて今回はオモチャの反乱と大地の誘拐。
 「子供のオモチャが暴走する」という時点で、武史が何かしら子供にされたんだろうなぁということは想像がつきました(笑。今回の一件は武史に非が無いにしても、相変わらず仕返しのレベルがおかしいですね・・・カーンデジファーがいるからこの騒ぎになっていることを考えると、「悪いのび太と悪いドラえもん」という表現が凄くしっくり来るような(苦笑。

 物語はオモチャの反乱で終わらず、「裕福な家から高価なオモチャを持って現れたから、その家の息子に間違いない」と誤解されてしまった大地が、誘拐犯のトオルと淳子に連れ去られてしまう羽目に。
 2人はオモチャ工場を営んでいたものの、借金返済のための500万円を淳子がどこかに置き忘れてしまい、このままでは工場が他人の手に渡ってしまうため、已む無く誘拐して身代金500万円を要求した・・・とのこと。根っからの悪人ではないために、淳子は誘拐の際に壊れてしまった戦車のオモチャを直したり、誤解と気づいた際には大地を家に送り返そうとはしていたものの、やはり誘拐は誘拐。罪を償うことになりますが、無事に500万円も戻ってきたようで、心の反乱は抑えられた・・・というオチでした。
 しかし、誘拐する子供の顔も知らないで誘拐しようとしていたあたり、だいぶその場しのぎの作戦だったんでしょうね・・・


 トオルが捕まる一方で、大地と淳子はオモチャ修理のために工場へ。そこでオモチャの反乱にあって大ピンチのところを、間一髪キンググリッドマンがボランガを倒して救う・・・といったところで今回は終わり。
 まさかの新キャラ・尼崎巡査の登場や、友達とはいえ黙って借りるのは悪いこと、オモチャで遊ぶときは周囲をよく確認して遊ぼう・・・といった教訓が感じられた今回。前回、前々回のベノラ回の盛り上がりが凄かったので、今回は比較的落ち着いた回だったかなーと。

 ただ、戦闘中にグリッドマンが一平とゆかの名前を呼ぶのは、今回が初めてですかね?これまで一平とゆかの判断でダイナドラゴンやゴッドゼノンを送り込んでいましたが、今回はグリッドマンから名前を呼ばれた2人が、ダイナドラゴンを送る流れになっていました。ベノラ戦を経て、よりチームワークが強まった感じがして良いですね。


 次回は透視怪獣アイゼンガー登場。どことなーくマグネガウスに似ている感じがしますが・・・久々にゴッドゼノンも出るよ!
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電光超人グリッドマン 第26話「決戦!ヒーローの最期(後編)」

2019-10-01 07:51:10 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第26話「決戦!ヒーローの最期(後編)」(毒煙怪獣ベノラ登場)

 毒煙怪獣ベノラの前に撤退を余儀なくされたグリッドマンと直人。直人は毒ガスの影響により、これまで怪獣たちの幻影に苦しめられ、一時は戦意を喪失してしまう。
 しかしこれまで共に困難を乗り越えてきたことを思い出した直人は、一平がダイナドラゴンをグリッドマンの新たな鎧に変形させてくれることを信じて、再びグリッドマンと共にベノラの前に立つ!

感想
 「主題歌流れるんだろうなぁ」と分かってはいても、やっぱり流れると熱くなる第26話。

 さて今回はベノラによる被害があまりにも甚大であること、そして現実世界にコンピューターワールドでの戦いの様子が投影されたことにより、コンピューターワールドやグリッドマン、怪獣、そしてカーンデジファーの存在が人々の間にも知れ渡ることとなりました。これまでは噂レベルだった話が現実のものだと知れ渡ったことが今後の戦いにどう影響してくるのか、気になるところですね。

 現実世界に戻ってもなお毒ガスに苦しめられる直人。一平とゆかは懸命に直人の看病をしてくれていましたが、もうちょっとだけグリッドマンの心配もして欲しいかなぁって(汗。何だかんだでグリッドマンも症状は多少落ち着いたようでしたが。
 
 苦しむ直人を懸命に看病するゆかでしたが、ふとした瞬間、直人に・・・正直キンググリッドマンの登場以上に驚いたのがこのシーンでした(苦笑。これまで互いに好意を寄せている場面はあったものの、こうした描写まであるとは思いませんでした。告白といったシチュエーションではなく、ただただ励ましてあげたい、元気付けてあげたいといった想いから、思わずした感がありましたが、これがまた青春って感じでとても良い。

 怪獣たちに苦しめられてきたのも事実ですが、それを一平とゆか、そしてグリッドマンと共に乗り越えてきたのもまた事実。「一平、鎧は出来上がり次第送ってくれ」と防毒マスクとなる鎧の完成を待たずに再戦に臨む直人がめちゃくちゃ頼もしかったです。
 ベノラに対して全くの無策ではなく、素のグリッドマンも毒ガスを吐かせないために連続攻撃を仕掛ける、という戦法を取っていたのも良かったです。


 そして誕生する合体竜帝キンググリッドマン!てっきりダイナドラゴンとの合体だと思ってましたが、キングジェットとの合体だったんですねぇ・・・いやだって、合体「竜帝」って言ってるし・・・ダイナドラゴン全体を鎧にしていたらどうなっていたのか、それはそれで想像が膨らむところです。ドラゴニックキャノンを使う機会があるのかなーと思ったのですが、本編中では使われないみたいですね・・・

 「合体竜帝」というネーミング、それまで苦しんでいた毒ガスをものともせずベノラに突っ込んでいく雄姿、最高のタイミングで流れる主題歌と、どれを取っても最高の復活劇だったと思います。イントロで合体の余韻を感じさせて、終わった直後に戦闘が始まるのも良いですねぇ・・・

 
 一つの節目を迎えたところで、また次回。次回はおもちゃの反乱だそうで。そういえば昔、悪の軍人のおもちゃと正義の獣人のおもちゃが戦う話ありませんでしたっけ・・・
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電光超人グリッドマン 第25話「決戦!ヒーローの最期(前編)」

2019-09-24 07:29:00 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第25話「決戦!ヒーローの最期(前編)」(毒煙怪獣ベノラ登場)

 直人たちはカーンデジファーがもたらした被害によって、街を離れる人や店を閉める人を目の当たりにし、改めてカーンデジファーと戦う覚悟を固めていた。
 その矢先、工場の排煙処理施設のコンピューターに毒煙怪獣ベノラが送り込まれ、街はおろか東京中に有毒ガスがばら撒かれ始めた。急ぎグリッドマンと合体し怪獣退治に向かった直人だが、ベノラの毒ガスには恐ろしい成分が含まれており・・・


感想
 いくら横断歩道を歩いているとはいえ、周りを見ないで渡り始めて轢かれそうになったことに対し「僕が悪いんじゃないのに・・・!」というのはさすがにねぇ・・・

 さて今回はグリッドマンをかつてない危機に追いやった毒煙怪獣ベノラ登場!・・・の前に、直人たちはカーンデジファーが現実世界にもたらした被害を改めて実感することに。
 グリッドマンらの活躍により早期解決は出来ているものの、ここまで事件が多発してはコンピューターも売れず、街を出て行く人もいる・・・毎回怪獣を倒した後は一件落着ムードで締めくくられていましたが、実際には大きな爪あとを現実世界に残していた、という描写は新鮮です。

 本当に守れていたのかと悩む直人ですが、そんな直人を励まし、再び共に戦おうと誓い合う一平とゆか。改めて3人のチームワークの良さ、絆の深さを感じられる一幕でした。


 一方の武史はといえば、汚れた空気に嫌気が差し、毒煙怪獣ベノラを生み出して排煙処理施設を襲撃させる作戦を立案。更にカーンデジファーの策略が加わって、ベノラの毒ガスにはグリッドマンの中枢神経を麻痺させる成分が含まれることに。
 毒ガスを吸い込んでしまったグリッドマンは、過去の怪獣との戦いにおける悪夢が蘇り、まともに戦えない状況に。頼みの綱であるダイナドラゴンもベノラの火炎弾の前には近づくことも出来ず、大ピンチ。ここでダイナドラゴンを敵と勘違いしてしまったグリッドマンが、同士討ちを始めてしまう・・・なんて展開もあり得るのではとハラハラさせられました。
 
 ベノラの存在や次回パワーアップすることは知っていましたが、単なる毒ガスかと思いきや過去の悪夢を蘇らせる毒ガスだとは思わず。
 また、今回は直人たちの回想やグリッドマンの悪夢という形で、過去武史とカーンデジファーが起こしてきた悪行や生み出した怪獣たちの振り返りも行われるという、若干の総集編っぽい雰囲気も漂っていました。番組ももう折り返し地点を過ぎていますし、ここで改めてカーンデジファー打倒を強く印象付けるには良い展開だなーとも。

 
 絶体絶命のグリッドマン。次回予告でもキンググリッドマンの姿が見えこそすれ、どういった流れでそこに至るのかは全く読めず。次回がとても楽しみです。
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電光超人グリッドマン 第24話「恋!バイオフラワー」

2019-09-17 07:57:27 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第24話「恋!バイオフラワー」(植物怪獣プランドン登場)

 近頃一平は花屋の主人・ユリに熱を上げており、ジャンクの部屋もバイト代がわりにもらった花で埋め尽くされていた。本日分のバイト代として一平は店先に飾ってあったバイオフラワーをもらおうとするも、後日そのバイオフラワーはユリの婚約者・耕作が作ったものだと知り、ショックを受ける。
 
 耕作はバイオフラワーの量産に成功するが、それらは全て武史が作った植物怪獣プランドンにより、毒花粉を撒き散らすよう改造が施されていた。そうとは知らずに一平はバイオフラワーの1つを受け取り、ジャンクの部屋はもちろん、街中に毒花粉がばらまかれ始め・・・


感想
 一平の恋愛話再び。意外と、と言ったら失礼かもしれませんが、花屋の店員姿が様になっていたように思えます。

 さて今回はバイオテクノロジーにより誕生したバイオフラワーにまつわる物語。遺伝子組み換えにより誕生した花が、更に武史とカーンデジファー、プランドンの仕業によって遺伝子を組みかえられ、毒花粉を撒き散らす凶悪な花へと変貌してしまうことに。
 バイオフラワーの生みの親である耕作はカーンデジファーたちのことは知りませんから、てっきり自分の作った花が危険なものに仕上がっていたと思ってしまったのでしょう、一時は遺伝子組み換えに手をつけるべきではなかったのでは、と研究を思いとどまる発言もしていました。
 そんな彼に、バイオテクノロジーの研究は食糧危機や医療にも役立つと思い出させたユリ。バイオテクノロジーの危険性を説くばかりではなく、夢の技術でもあることを伝えるお話になっていましたね。これもまた「夢のヒーロー」なのかなぁって。

 一平の恋は早々に破れることになってしまいましたが、危険を承知でユリのもとに駆けつける姿や、目覚めかけたユリが自分ではなく耕作の名前を呼んだ際、自らその場を離れるなどカッコいい一面も見られました。
 後者は「ユリの側にいられるのは自分ではない」と痛感させられる場面ですが、あそこで一歩引くことが出来る大人な一平もかっこよかったです。


 で、植物怪獣のプランドン。個人的には結構好きなデザインの怪獣なのですが・・・お前もうちょっと「植物怪獣」らしいことしよう!?物理攻撃ばっかりじゃん!せめて口から毒花粉撒き散らすとか、はっぱカッターとかつるのムチとか、もっとこう植物っぽい攻撃をですね・・・終始普通の物理攻撃ばかりで、見た目植物怪獣だけど植物怪獣らしくない怪獣でした。そんな相手に淡々と追い詰められてエネルギー切れを起こしかけるグリッドマン・・・うーん。
 久々にドラゴニックキャノンで焼かれるのかなーと思ったらそんなこともなく。新技のグリッドライトセイバーはカッコよかったんですけども。


 そんなこんなで次回は遂に毒煙怪獣ベノラ登場!
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電光超人グリッドマン 第23話「暗殺!地獄の雷鳴」

2019-09-10 08:01:53 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第23話「暗殺!地獄の雷鳴」(暗殺怪獣メカジェネレドン登場)

 カーンデジファーの命により、武史はグリッドマンを暗殺する怪獣・メカジェネレドンを作り出し、変電所のコンピューターに送り込む。メカジェネレドンと戦うグリッドマンだが、直人の負傷がグリッドマンにも響き、苦戦を強いられる。

 加えてパスルートにはアシストウェポンの送信を妨害するバリアが張られ、メカジェネレドンにより組み替えられた避雷システムにより、今まさに雷が落ちようとしていた。戦いの最中に停電になったら、コンピューターワールドにいるグリッドマンと直人がどうなるか分からない。絶体絶命の危機の中、一平はグリッドマンたちが戦えるように必死に自家発電の自転車をこぎ続け・・・


感想
 「暗殺」ならシノビラーの出番なんじゃないかとも思いましたが、
・グリッドマンを狙った場所におびき寄せる。
・バリアを張って退路とアシストウェポンの進路を塞ぐ。
・避雷システムを組み替えて変電所に雷を落とし、グリッドマン消滅を目論む。
 と、割と本気のグリッドマン狙いが伺える作戦でした。

 そんなわけで今回は(第23話にしてようやく)作戦実行の前にグリッドマンを倒そうと試みたカーンデジファーと武史。これまでは自分たちの怪獣ならばグリッドマンを倒して作戦遂行できると踏んでいたんでしょうけども、今回は前述のとおり的確にグリッドマンを狙った怪獣と作戦を編み出していました。何故それがもっと早くに出来ないのか・・・(汗。ダイナドラゴンやゴッドゼノン完成以前にこの作戦が実行されていたら、危なかったかもしれません。

 なかなかに見た目のボリュームがあってパワフルなメカジェネレドンに、手負いのグリッドマンは大苦戦。負傷していながらも世界を救うために戦いに向かう直人。グリッドマン=直人の負傷に責任を感じた一平は、汗だくになりながらも、途中で自家発電用の自転車が壊れても必死にこぎ続けてグリッドマンたちをサポート。ゆかもバリアを破壊するプログラムの構築・パワーアップ、ダイナドラゴンの操縦。
 今回はカーンデジファーたちのグリッドマン狙いの作戦も悪くなかったですし、対する直人たちもいつも以上に心を1つに強大な敵に立ち向かう感じがあって、盛り上がる話でしたね。


 そんなこんなで次回は植物怪獣登場。こちらもなかなか良いデザインです。

 ところでここ何話か、EDの最後にゴッドゼノンが出てきているのは・・・忘れないで、買って、という意味でしょうか(汗。
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電光超人グリッドマン 第22話「復活!恐竜帝王」

2019-09-03 08:17:14 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第22話「復活!恐竜帝王」(超綱鉄怪獣ネオメタラス登場)

 桜が丘丘陵でニホンティラノサウルスの化石の発掘が進む中、一平はドラゴンフォートレスを恐竜型のサポートロボに変形させようとしていた。しかしなかなか上手く変形させられないことから、桜が丘大学のコンピューターで公開されているニホンティラノサウルスのデータを参考にすることに。

 だがそのデータは、「恐竜の帝王かつ最強の恐竜」であるニホンティラノサウルスを疎ましく思ったカーンデジファーと武史により改ざんされてしまった。更に発掘現場では超綱鉄怪獣ネオメタラスが潜り込んだ電子制御のショベルカーが暴走を始め・・・


感想
 カーンデジファー「帝王だと?このわし以外に帝王はいらん!」
 武史「ふん、何が最強の恐竜だ。僕の怪獣の方がずっと強いのも知らないで」
 ・・・「恐竜の帝王」で「最強の恐竜」なのであって、別にカーンデジファーの立場を脅かすものでもなければ、武史の怪獣を貶めているものでもないんですが・・・こっちはこっちで良いコンビなんだなぁと思ってしまいました(苦笑。

 さて今回は恐竜の話から、ダイナドラゴン誕生に至るまでが描かれることとなりました。
 太古の昔に生きていた恐竜に嫉妬したというか、恐竜を邪魔に思ったカーンデジファーと武史、そしてネオメタラスにより、あわやニホンティラノサウルスの化石が危機にさらされることに。
 ネオメタラスが暴れることで、暴走するショベルカー・・・なんですが、その操縦席は何かで覆われていました。「電子制御だから操縦席の窓をふさいでも問題ない」ってことなんでしょうけども、「中の人を映さない配慮なんだろうなぁ・・・」とより強く感じてしまいました(汗。

 で、そのネオメタラスなんですけども、超綱鉄怪獣の割には普通のグリッドビームで倒されるあたり、グリッドビームが強いのか、そんなに固くないのか。バリアシールドをものともしていなかったので、その点では硬いんでしょうけども・・・やっぱり「綱」鉄なのがまずかったんじゃないですかね・・・
 このネオメタラス、何故か次回予告もサブタイトル後の怪獣紹介でも「超綱鉄怪獣」として紹介されています。恐らく「鋼」と「綱」の誤植だとは思うのですが。確かに「鋼」も「綱」も「こう」と読みますが「こうてつ」で変換かけた際に「綱鉄」とはならないような・・・当時のコンピューターの文字入力がどういった方式で行われていたのかわかりませんが、結構不便だったんですかね。にしても、誰かしら気づいても良さそうなものですが。

 そんなネオメタラスとの戦いに駆けつけたのがダイナドラゴン!変形シーンはとてもカッコいいのですが、変形直後の下から見上げるシーンはもうちょっと何とか・・・と思ってしまいました(汗。
 ドラゴニックキャノンが基になっているため、口から炎も吐けるダイナドラゴン。見た目もカッコよくて良い感じですが、腕の部分がもっと大きかったらなぁと欲張ってしまいます。ドラゴンフォートレスからの変形が前提なので、難しいんでしょうけどもね。

 
 また、今回は初めてジャンク以外からアクセスフラッシュした直人。ひょっとしたらコンピューターワールドをさまようことになるかもしれない・・・という恐怖を乗り越えて、決死の覚悟で戦いに臨む直人がカッコいい話でもありました。やはり普段と違う変身シチュエーションはいいものです。
 
 ところで今回、武史のハッカー行為に対し、同じく大学のコンピューターに忍び込んで対抗しようとした直人と一平を、ゆかが「データを守るためだからって、大学のコンピューターに入り込んだりしたら、このハッカーと同じじゃない!犯罪だわ!」と諭すシーンがあります。大義名分があるとはいえ、やってはいけないこともある。良いことを言うなーと思っていたところ

 ゆか「一平、ニホンティラノサウルスの復元図(未公開データ)を送るわよ。ダイナドラゴンを完成させて!」

 ・・・コンピューターワールドと現実世界を守るためだからって、勝手に未公開データを送ったりしたらまずいのでは無いでしょうか(汗。
 今回登場した大学の教授は、恐竜の化石から人類が絶滅するのを回避できないかと考えていました。であれば、ゆかが教授に未公開データの提供を頼み込む、グリッドマンの戦いを知った教授はそのことを秘密にすると約束し「我々の研究データが、人類の未来のためになるのであれば本望だ」と直人たちを応援してくれる、といったシチュエーションがあっても良かったかなーと。


 そんなこんなで次回はメカジェネレドン登場。あらカッコいい。
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電光超人グリッドマン 第21話「処刑!!夢のヒーロー」

2019-08-27 07:58:18 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第21話「処刑!夢のヒーロー」(幻覚怪獣ダズルバ登場)

 近頃流行のマイコン内蔵枕。既にゆかと一平の家では使い始めており、遅れながらも直人の家でも使うことになった。だがその夜、何故か直人たちは揃って「グリッドマンが磔にされる」という夢の中にいた。
 全ては夢の中でもグリッドマンに苦しめられた武史の復讐だった。幻覚怪獣ダズルバにより覚めない悪夢を見続ける直人たちの運命は・・・

感想
 十字架に磔にされるヒーローというと、やっぱりウルトラセブンを思い出しますねぇ・・・いや、あれは十字架に閉じ込められたのであって、「磔にされた」というと帰マンやエースキラー戦における4兄弟の方がしっくりくるかな。でも十字架で思い出すのはセブンのが先だし・・・

 それはそれとして今回はマイコン内蔵の枕に幻覚怪獣ダズルバが送り込まれ、使用者が揃って同じ悪夢を見る・・・というお話だったわけですが、あの枕すげぇ堅くて眠りづらそうなんですけど(汗。
 あと単に説明を省いただけかもしれませんが、「脳波・脈拍・呼吸をばっちりチェック!!」と謳ってはいるものの、チェックした後どうするのか説明していないあたり、とても怪しい・・・実際、現代にこういった枕って存在するんですかね?硬さとコンピューターの動作音が気になりそうな枕ですが・・・


 今回登場したのは、ここ最近メカ○○シリーズが続いていたグリッドマンにおいては珍しく完全に新規の怪獣・ダズルバ。どことなく蜘蛛を思わせるような見た目と幻覚光線、尻尾の巨大なハサミと両手の強靭な鞭を有する、強敵感溢れる怪獣でした。これまでグリッドマンに登場した怪獣の中だと、一番好きなデザインです。
 直人たちを目覚めさせるためにグリッドキネシスを使い、体力を消耗したグリッドマンを一方的に攻め立てていましたが、ドラゴンフォートレスとの連携の前に敗北。最近はサンダーグリッドマンに合体出来ないため、元祖必殺技のグリッドビームでのトドメが多くて嬉しいような、ドラゴニックキャノンも使って欲しいような。


 戦闘パートはそんな感じで、ドラマパートの方では、直人が夢の中であってもグリッドマンが処刑されるのを黙ってみてはいられないと奮起するシーンがとてもカッコよかったです。まだまだ子供のような一面を見せる時もありますが、直人もグリッドマンに選ばれた立派なヒーローなんだなと改めて感じる瞬間でもありました。
 大地からも「グリッドマンを助けようとした兄ちゃんもヒーローみたいだった」と言われ、満面の笑みを見せる直人もまた良い・・・

 既に折り返し地点をグリッドマンですが、ウルトラマンとは異なり、その活躍が普通の人の目に触れることは無く、グリッドマンの存在を知る人はごく僅か。
 誰かに認められたくて、褒められたくて戦っているわけではないにしろ、世界を守るために頑張っているヒーローがいる。今回は夢の中とはいえ、グリッドマンの存在を、人知れず世界を守っているヒーローのことを家族や多くの人が知ってくれたことは、直人にとっても嬉しいことなのかなと感じました。

 
 そんなこんなで次回はダイナドラゴン登場!
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電光超人グリッドマン 第20話「地球から色が消える!?」

2019-08-20 07:57:15 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第20話「地球から色が消える!?」(透明怪獣メカステルガン登場)

 一平は新たなアシストウェポン「キングジェット」と、ダイナファイターとの合体形態「ドラゴンフォートレス」を思いつくも、翼の色を決めかねていた。
 そんな時、直人の叔父が今をときめくCGアーティスト・翔大次郎であることを知った一平は、彼の職場を見学させてもらえることになった。だが見学中、突如大次郎の作品から色が消え始めた。それは大次郎が審査員を務めたコンテストにおいて酷評された、武史の復讐だった!


感想
 コンテストで大次郎に「暗い」「見ている側も辛くなる」と言われたことから復讐を決意した武史ですが、技術そのものに関しては指摘されていないので、そこは認められていたんですかね・・・?

 そんなわけで今回は直人の叔父であり、CGアーティストの翔大次郎が登場。パソコン上には彼が手がけたとされるCGが映し出されていましたが、何となく時代を感じるCGですね・・・こう、NHKの教育テレビで見たことがあるような感じの・・・
 大人になっても常に夢を追い続けることの大切さを一平に説く人格者でもあった大次郎。彼もグリッドマンと同じく「夢のヒーロー」なのかなぁと感じた話でした。まぁ少々感情的になりやすいのは玉に瑕ですが(汗。個人的な話ですが、芸術家と聞くと気難しかったり、感情的になりやすい性格のイメージがあるのは、何の作品由来なんですかね・・・?

 メカになって復活したステルガンは、衝撃波の出力も上がり、バリアシールドもなんのその。スピードも上がり、ステルス能力も顕在とかなり恐ろしい相手でしたが、そこへ駆けつけたのがドラゴンフォートレス!名前のイメージだけだと、ダイナファイターが上部にくっついて、上からドラゴンの顔が見えるようになっている印象がありましたが、実際はキングジェットの下部に合体する形に。カッコいいのですが、それにしてもドラゴニックキャノン時に放っていた炎はどこへ・・・

 そして次回はグリッドマンが処刑!?・・・え、何あの怪獣?幻覚怪獣ダズルバ?めちゃくちゃカッコいいんですけど・・・最近メカ○○が続いていたので、完全新規の怪獣は楽しみです!
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