ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第40話「キケンなあいのり」

2022-12-18 08:33:03 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第40話「キケンなあいのり」

 今回一番ピンチだったのは、はるかが通っていた自動車学校ですよね……首はやべぇよ……

 狭山と再び戦い夏美を救おうとしていた翼のもとへムラサメが飛来。ムラサメの攻撃で負傷し、目がはっきりと見えなくなった翼はソノニを夏美と勘違いし、二人は危険な逃避行を続ける……というシリアスな物語の合間に、「教官殺し」鬼頭はるかの路上教習で大ピンチという、温度差が凄まじい話になっていました(汗。いや、どちらも大ピンチには変わりないんですけどね?

 翼の愛が知りたいと願うソノニは翼を連れて逃亡する過程で、彼が夏美に惚れた理由は「ない」と知ることに。夏美から優しさが消えても、きれいじゃなくなっても好きでいられる……実際、生きている以上ストレスが溜まって優しくいられない時期もあるでしょうし、不慮の事故等で傷を負ってしまうことだってあり得るでしょうしね。あまりにも人が出来過ぎている……何だこのカッコよさ……
 夏美ではないとバレた後も「翼!」と呼びかけるソノニ、夏美でないと分かっていながらも自分を庇ってくれた彼女を連れて逃げる翼……そんな大人な物語と、はるかの路上教習は交通事故という形で交差することになりました!……もうやだこの番組(誉め言葉)。

 そして戦いの最中、遂に狭山の獣人が……結局元に戻れないままか……報われませんね。更に翼の手には、今一番彼が持ってはいけないものが残ることに。翼の愛を知ってしまったソノニが向かう先は「略奪愛」になってしまうのか。
 「ムラサメだけが獣人を倒せる」という、一見すると状況打開の鍵となる武器が、最悪の事態に導く武器にもなろうとは。誰も彼もが自分だけのハッピーエンドに向かおうとする混沌とした事態になりそうです。

 タロウが怯えるという珍しい場面もありつつ、また次回。それにしても未来鬼か……最終回をチラッとだけ見たなぁ……
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第39話「たなからボタンぽち」

2022-12-04 10:10:01 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第39話「たなからボタンぽち」

 ソノニ様の「犬塚翼…!」がちょっと嬉しそうなの好き。

 さて、いつも世話になっているマスターのためにとお店の大掃除をしていたはるかたちですが、金庫を見つけたので開けたらボタンが出てきたので、ジロウに押させたら最強の敵が出てきました!……何で?ねぇ、何でお世話になっている人の店にある金庫を自然に開けようとするの?そしてどうして最強の敵が出てくるの?わけがわからないよ。
 ドン・キラーの戦力はまさしく圧倒的。タロウ一人で敵わず、ドンブラザーズが5人揃っても全く歯が立たず、タロウも撤退を余儀なくされるほど。ドンブラザーズ暴走時のカウンターであれば、この強さも納得です。しかも一度命を狙われたら終わり……まさかこんな結末を迎えるとは……一体どうなるんだドンブラザーズ……

 陣「ドン・キラー・キラーという名をご存じではありませんか」
 ばっかじゃねぇのwwwこの2年間、ゼンカイ脳・ドンブラ脳を見せつけられ、多少なりとも慣れたと思っていましたが……思わず吹き出してしまいました。しかもその顔はまさか……あれにも何かしらの意味があるような気がしますが、あまりにも予想外な結末だったので、特に伏線とか関係ない気もします(苦笑。でも椎名ナオキの正体がはるかっぽくもあるから、ドンブラザーズ全員のアンドロイドが作られていてもおかしくない気もします。

 また、自らの手でタロウを倒そうとするソノイは、責任を全て背負うつもりでドン・キラーとの対決に臨んでいましたが……「約束は守ったぞ!桃井タロウ!」セリフ自体はカッコいいのに、状況的には何ともカッコ悪い展開でしたね(笑。
 一方でカッコよかったのが、負傷しながらも「僕たちはヒーローです!」と根性で立ち上がったつよし。本当、カッコいい一面もあるのがつよしの憎めない点です。

 で、出てきたものの終始話題の外だった邪鬼。最初は「邪」がつく戦隊なんているか?と疑問でしたが、頭とトランプ攻撃を繰り出してきたあたりで、ようやくジャッカー電撃隊モチーフだと気づけました。やたらと自分を見て欲しがっていたのは、「ジャッカー電撃隊のセンターといえばスペードエースではなくビッグワン!」というイメージがあるからかな…と。
 男性に振られた女性が変身した邪鬼に対し、婚活戦士であるリュウソウゴールドをぶつけるというのもなかなか皮肉がきいていました(汗。
 

 最強の敵と、それを止める存在の戦いの結末にあっけに取られていましたが、それらを更に上回る衝撃の展開が待っていました。二重人格やサラッと分裂していることを「まぁドンブラザーズだし」で受け止めていましたが、まさかあれも伏線だったというのか……思えばアレの体色は白と黒……つまり光と闇を表しているとも言えなくもなく……まだ確定ではありませんが、状況証拠は揃いつつある気がします。最近微妙に影が薄いなと思って来たら、ここで一気に存在感を放ち始めましたね。

 何だかんだでドンブラザーズも最終局面が近づきつつありますが、果たして戦いの結末はどうなるのか。トゥルーヒーローと呼ばれた介人=管理人の役目とは何か。ポイント制がそろそろ思い出されそうな気もしつつ、また次回。今回も濃かったなぁ…!
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第38話「ちんぷんかんクッキング」

2022-11-27 10:03:49 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第38話「ちんぷんかんクッキング」

 獣人の森から解放された翼。ですが、何故助かったのかは分からぬまま。戻ってきた翼の側で咲いていた花が妙に不安を煽ります。
 そんな彼を売った金で、彼をレストランに誘うつよし。この時点で狂ってますが、自宅での更なる狂気っぷりを真っ先に知ってしまった翼は、彼を優しく抱きしめていました。どこまで人が良いんだこの人……そして、本当に知りたいことは教えてもらえず、他のことばかり教えられてますね……「話せば長い」。現時点で38話分の話題が積もり積もっていますが、果たして互いに正体を知る機会は訪れるのか否か。

 そんな翼は、レストランでの騒ぎがきっかけでシェフとの料理対決をすることに。現時点で翼の料理はタロウも認める腕前。しかしこれでは勝てないと「最高の卵」を欲する翼とシェフ。そこで二人の代理として真一とつよし、更には何故かソノイまでもが卵争奪戦に走ることに。ソノイが参加した理由は最後に明かされますが、とりあえず君ら、金払おう?(汗。

 翼とシェフの料理対決に審判をくだすのが、悪魔の舌を持つと言われる評論家・飯田。しかし彼女は既に新しい味を欲するがあまり電子鬼と化していました。様々な料理を食べ過ぎた結果、新しい味を欲するようになってしまった哀しい存在。退場時の「おなかいっぱい」というセリフと合わせて「デリシャスパーティ♡プリキュア」に出てきてもおかしくない存在でしたね(笑。
 そして久々のドンムラサメとの戦いの後は!……いや、あれ本当に食って大丈夫なものだったの……?大丈夫?食べた人がインベスになったりしない?あの味が忘れられなくて、また電子鬼になったりしない?


 料理で文字通り狂喜乱舞する展開が続く中、つよしの生活にもある変化が。次回はドンブラザーズを終わりに導きそうな存在も唐突に現れそうですし、はてさてどうなることやら。
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第37話「イとニとザとシ」

2022-11-20 10:05:42 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第37話「イとニとザとシ」

 翼が無事なのを知って結構嬉しそうなソノニ様可愛い…可愛い…

 はるかはソノザ編集長から漫画の添削を受け、翼はソノニに獣人ではないかと心配され、タロウと距離を置こうとするソノイの態度は相変わらず。それでも敵同士ながらもつかず離れず、ヒトツ鬼退治の時以外は悪くない関係性を築いている両チーム。
 それを良しとはせず、突然割って入ってきたのは監察官のソノシ。脳人三人衆はソノシの報告次第では無限床拭きの刑に処せられかねない危機に陥ってしまうことに。

 一方ソノシはソノシで、アノーニを呼び出して人間をさらうという、ヒトツ鬼にも等しい行為を繰り広げていました。人間は脳人にとって大切な存在。それをさらってどうしようというのでしょう?獣人に襲われる前に栄養源を確保しておくつもりなんでしょうか?それとも単に綺麗好きだから排除したかっただけ?人間を大事にするはずの脳人にしてはおかしな行動ですね。

 次回予告で「嫌な奴」と評されただけのことはあるソノシ。そんなソノシを倒すべく、ドンブラザーズと脳人は協力することに。本来脳人を倒すのはご法度だが、成熟寸前のヒトツ鬼をソノシに移し替えて、ソノシをヒトツ鬼にしてしまうという荒業を試みることに。成熟寸前のヒトツ鬼=ヒトツ鬼になりそうな人間として選ばれたのは!……もうあの人、一回ソノイたちに切ってもらって、しばらく隔離空間にいてもらった方が安全なんじゃないでしょうか(汗。そして相変わらず謎技術をサラッと披露するソノザ。ドンムラサメの封印といい、割と器用ですよね、ソノザって。

 ということで始まった、建前上の戦闘。戦闘前には名乗りには名乗りで返す!という熱い展開もありましたが、初名乗りは前回でお披露目済み。今回は一応ジロウの初名乗りとなりましたが、どこまでも締まらない感じが彼ららしいです。
 これまでドンブラザーズを見てきた視聴者には一目でわかる作戦の末、見事ソノシを星獣鬼に変貌させることに成功。今回星獣鬼が選ばれたのは……魔獣ダイタニクスが、ソノシが嫌う「汚れ」と関係する存在だからですかね?巨大戦では「ギンガの光」なる懐かしいワードも飛び出しましたが、発動される前に倒せば問題なし!……超装光を期待したのに……

 嫌な奴には違いないが、かといって……ソノイの想いは尊重したいですが、これが今後の彼らにどう影響するのか。ドンブラザーズと脳人の関係はどうなっていくのか。気になるところで次回は「ちんぷんかんクッキング」。サブタイトルが秀逸すぎる…!

…え?つよし?…感覚マヒって「まぁそうなる」としか(汗。
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第36話「イヌイヌがっせん」

2022-11-13 10:13:22 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第36話「イヌイヌがっせん」

 「私も映画に出たこと……あるんですよ」の声の切り替え、凄くない?

 さて前回獣人の森「眠りの森」に連れ去られ、獣人に成り代わられてしまった翼。そうとは知らず、彼を尾行してみほに会おうとするつよしでしたが、その過程で翼(獣)は何故か飲食店の客に手料理を振舞っていました。「うまい」と感じる客もいる一方、タロウに言わせれば「まずい」。この感覚の違いは、単に味覚の違いと捉えていいのか、はたまた獣人の適合者か否かの選別と捉えるべきか……

 そんなトラブルにつよしが巻き込まれている一方、夏美は縁起の練習をする一方で、お金持ちのファンから貢がれていました。「鶴の恩返し」では、鶴が助けた人間にお礼をしようとしていましたが、こちらはその逆。鶴の獣人は割とマシかと思いましたが、こっちもこっちで大概欲望のままに生きていますね。

 ソノニとソノザに見つかった夏美(獣)は一時撤退したものの、今度はタロウと遭遇し、更にその場に翼(獣)も登場。
 タロウが夏美(獣)と翼(獣)の両方を相手取っているところへ、まさかのソノザ参戦。
 更には救急鬼まで出現し、更に更に、ドンブラスターが人違いを起こして翼(獣)がイヌブラザーに変身し、中途半端に本編初名乗り?を決めた挙句に、トラドラオニタイジン極に合体!……とまぁ、あれよあれよと情報がなだれ込んで来て、頭の整理が全く追いつかないままに30分が過ぎていきました(汗。
 自分で火をつけて飛び込んでいく救急鬼。「タロウと戦う以上、仲良く出来ない」との理由でソノザを代わりに差し向けたものの、イマイチ締まらず悶絶するソノイ。ファイブライナーやビートルマーズを模した救急鬼ング。色々と知ってしまった犬塚翼さん(25)の知らないことがまた増える……と、本当ドンブラザーズは1話あたりの中身が濃すぎて、何を語れば良いのか分からなくなってしまいますね。とりあえずトラドラオニタイジン極、めっちゃカッコよかったです。

 にしても、まさかこんな形で中途半端に名乗ることになろうとは。名乗りそのものは映画でも披露されていましたが、今回は不完全版。故に、いつか6人ないしドンムラサメも含めた7人で名乗った時には、感慨深いものがありそうです。
 果たして眠りの森から翼(本人)を救い出したのは一体誰なのか。あれだけの人が捕まっている中で、翼を助けて夏美を助けないってことは、翼の事情を知っている人物。となればソノニぐらいなものですが、彼女は眠りの森の行き方を知らなかったみたいですし……マスターなら夏美たちも助けてもおかしくないし……こちらも謎が深まりますね。


 次回は1、2、3と来れば4!ということで、ソノシ登場。提供画面の柱で「嫌な奴」とド直球に罵倒されるその性格、楽しみです。
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第35話「おりがみのうた」

2022-10-30 10:23:46 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第35話「おりがみのうた」

 誘拐どころか指名手配にまで松竹梅をつけ始めた鬼頭ゆり子。取り調べ中ずっと「松……」やっぱあんた、はるかの親族だよ……


 さて翼を警察に突き出したことにより、晴れてみほちゃんはつよしのもとに……戻るはずもなく、みほは夏美の人格のまま。彼女に迫ったつよしは警察に連行され、翼と一緒に囚われの身に。てっきり大喧嘩に発展するかと思いましたが、翼は売られたにも関わらず、つよしの気持ちを理解し、恨んではいないとまで発言。どこまで人が出来ているんだこの人……彼もイヌブラザーに選ばれ、戦いを続けていた人物ですからね。
 そして警察でも獣人事件の捜査が進んでいることが明らかとなり、翼は獣人の疑いがある夏美の監視を頼まれることに。ここで夏美が何故みほになったのか、獣人とは何かに考えを巡らし、行動するのが翼とつよしの大きな違いですね。つよしがもう少しみほの正体に疑いをもっていれば、状況は多少変わったかもしれません。
 で、つよしはといえば、翼との一件で気が大きくなったのか、タロウたちにも言いたい放題。ヒトツ鬼にはならないものの、欲望を発散させる恐ろしさを感じさせる人物ですね……

 で、今回の敵は青春への想いが爆発しファイアーしたので超獣鬼。対象を消滅させるだけでなく、青春スローなる技で青春のキラキラを演出。「青春カムバックしたみたい!」とは、はるかの言葉ですが、あなたメンバー中最も「青春」に近い人物では……?
 それに対抗するのは、ゴールドンモモタロウ!からの久々のアバターチェンジでトッキュウ1号!「ここまでをもっと省略しろ」という翼の的確なツッコミが笑えます。てっきりハイパートッキュウ1号になるかと思いきや、ゴールドンモモタロウのマントはそのままというのは斬新でした。返信してもドンモモタロウの主張が激しいのは、何とも彼らしいですね。
 
 
 そして何も知らなかった犬塚翼さん(25)は、遂に様々な真実を知った犬塚翼さん(25)にバージョンアップ!陣が囚われている、かつての獣人と人間界を繋ぐ扉以外にも新たな扉が開かれたこと。夏美や狭山が獣人であること。そして獣人に吸い込まれたアノーニや、コピーされた夏美たちが囚われた不思議な森の存在……これだけ一気に大量の情報を流し込まれ、かつ前回つよしに売られながらも彼を恨もうとしない姿勢……ここにきて翼の株がどんどん上がっていますね。
 
 さて、獣人である狭山ですが、以前はアノーニを口から吸収していましたが、今回は腹部に展開された穴にアノーニと翼を吸収し、結果翼は獣人が巣くい、コピー元の人間たちが囚われた森へと転送されることとなりました。狭山たちは自身の食事のみならず、コピー元となる人間の回収や、仲間にエサを分け与える役割も担っているのでしょうね。
 また、これまで他の獣人と比べると多少温厚に思えたみほも、実際にはアノーニを捕食しようとしていたことが判明。以前つよしが街でみほが知らない男性と仲良くしているのを目撃していましたが、彼ももしかするとアノーニで、人気のいないところで捕食・あるいは転送を目論んでいたのかと思うと……

 
 一方不調のジロウのもとには、たまたま東京観光にやってきていたルミちゃんが訪問。何だかんだで幼馴染の仲が良いの、いいよね……次回は復活して新たな合体を披露してくれるみたいですが、ルミちゃんが一体どう関わるのかも気になります。


 翼もコピーされてしまい、ジロウも不調。タロウたちの知らぬところで少しずつ戦力がそがれていますが、果たして次回、如何に新たな合体を披露してくれるのか、非常に楽しみです。
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第34話「なつみミーツミー」

2022-10-26 07:57:27 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第34話「なつみミーツミー」

 つよしの笑顔に始まり、笑顔に終わる素晴らしい話でしたね(棒読み。

 さて、復活したもののタロウにそっくりな性格になってしまったソノイ。互いに互いを唯一無二だと言い張る姿までそっくり……ですが、唯一違った点が「おでん」。おでんに関する知識を披露するソノイに対し、純粋におでんを味わうタロウ。料理は本を読み、頭の中で味わうものではなく、実際に口にしてこそ、その良さが分かるというものなのでしょう。ソノイも「からし」が如何に辛いか、調査した折に学んでいたはず。ですが、その味は想像のうえをいくものだったが故に、目から鱗。ソノイを覆っていたタロウ成分が剥がれ落ちて、本来のソノイの良さが戻ってくることとなりました。からしも、適度な量であればいいアクセントになるんでしょうけれども、かけすぎると元の味を損なってしまう……そんな理由のもとで、からしがソノイ復帰に一役買ったのでしょうか?
 何にせよ、元に戻ったことを喜ぶソノニとソノザが可愛らしかったです(笑。巨大戦ではゴールドンオニタイジンも登場し迫力ある戦いを見せてくれました!……で、終わっていればどれほど良かったことか。


 手料理をきっかけに夏美=みほという確信を得た翼。彼が口にした夏美の口癖がきっかけとなり、みほに夏美の人格が蘇ることになったのですが……連れ去られたことを全く覚えていないところを見ると、やはり夏美本人ではなく夏美のコピーなんでしょうかね……現在は「雉野みほ」として生活するにあたって不要な夏美の記憶が、翼の言葉で一時的に蘇っている状況に思えます。
 翼はみほを失ったつよしに同情し、彼の気持ちを痛いほど理解しているものの、夏美を引き渡すことはできない。あんな出来事があった直後だというのに、わざわざつよしと会うあたり、翼の人の良さがうかがい知れます。

 ……そんな翼とは対照的に、今回登場した、手当たり次第にジャッジメントする特捜鬼の方が可愛く思えてしまうくらい怖い笑顔を見せてくれたつよし(汗。笑顔の恐怖をこれでもかと、日曜の朝っぱらから心に焼き付けてきましたね……
 「みほちゃんを返せ!」と思い続けていれば、恐らく三度目のヒトツ鬼化と相成ったことでしょう。ですが、今回は「みほちゃんを取り戻す」という確固たる意志のもとによる行動。欲望を貯めるのではなく、発散したが故にヒトツ鬼にはならなかったってことかな?
 みほを襲ったヒトツ鬼を粛清したことに始まり、自ら二度に渡ってヒトツ鬼と化し、遂には知らぬこととはいえ仲間を、友を売ったつよし。これで「みほは夏美をコピーした獣人でした」「翼はドンブラザーズの仲間でした」と知った時、つよしの心はどうなってしまうのか。大丈夫?ラスボスになったりしない?

 あと、最近妙に具合の悪そうなジロウの行く末やら、ドンブラザーズとの関係改善が進みそうで進まないドンムラサメの行方も一体……気になることだらけなところで、また次回。
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第33話「ワッショイなとり」

2022-10-16 10:12:04 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第33話「ワッショイなとり」

 ドンブラザーズでリバイスのCMを見ると笑いがこみあげてしまいますね(汗。

 さて、蘇ったソノイはタロウを倒し、ソノニたちにも忠誠を誓うよう高圧的に迫っていました。この乱暴な感じ、仲間を鍛えるべく仲間を襲っていた最初の頃のタロウを思い出しますね。一方ソノイに敗れたタロウは闇ジロウに看病されていました。
 出会ったばかりのジロウは、タロウ不在を良いことに彼の後を継ぐ者を自称していたため、ジロウにとっては都合の良い展開かと思いましたが、闇ジロウにとってタロウは自らが倒すべき存在であり、死なせるわけにはいかないと。同じジロウでも、タロウに対する考え方は少々異なるようにも感じました。

 で、ドンムラサメとの戦いを終えた闇ジロウは、タロウをマスターに預けて撤退。そしてマスター=ゼンカイザーブラックは、何故か喫茶どんぶらに併設されているオペ室で治療を開始しました(笑。医療関係の戦隊の力を借りるのかと思いましたが、ゲーミング医療器具と、まるでミキサーのようにソノイやはるかたちの力をギアトリンガーから絞り出し、しまいにはでっかい漏斗で流し込まれることに……ぱっと見とんでもない治療法ですが、最後の「仲間(脳人含む)の力で蘇る」ってのは、ソノイがタロウの力で蘇ったのと同じなんですよね。ソノイと違いタロウに性格の変化が現われないのは、注ぎ込まれた力の量の違いでしょうか。

 一方で残されたドンブラザーズ(犬塚翼さん除く)と脳人との会合兼ゲームが繰り広げられ、はるかたちは全員ソノイのお供にされる羽目に。沈黙ゲームの一回戦、二回戦と乗り越えたことで、段々調子に乗ってくるつよしが面白かったです(笑。
 そして「欲望を解放されてもヒトツ鬼にならないか」が試され、結果はるか、真一、つよしの3人は太陽鬼に変貌。「漫画」「わびさび」「みほちゃん」は彼らにとって太陽のような存在であり、もしも無かったら凍りついたり微笑みをなくしてしまう……的な意味合いで太陽鬼なんでしょうか?
 ここまでの流れはギャグですが、何気に戦隊側3人が一気に怪人化させられるという恐ろしい展開でしたね。今回の描写を見るに、はるかと真一はタロウがいれば欲望を抑え込めそうですが、つよしと、なんなら翼もみほや夏美絡みの欲望が強いために、そう簡単には戻れ無さそうです。

 
 という流れで、復活したタロウは新たな力・オミコシフェニックスの力を借りて、ゴールドンモモタロウへとパワーアップするのですが、まさかその初陣がつよしが変貌した太陽鬼だと、誰が予想できたでしょうか(笑。しかも太陽鬼らしく……らしく?「みほ返し」なるトンデモ技も披露。今回だけを見ると笑える技ですが、次回みほと翼の関係に変化が起こりそうところを見ると「みほ(夏美)を翼のもとに帰す」展開の暗示に見えなくも無いです。

 そんな太陽鬼とアノーニたちを前に圧倒的な力を見せたゴールドンモモタロウ。特に印象的だったのは、アノーニ越しにビームを連発するシーンですね。アノーニの体で銃口を隠し、誰を狙っているか分からなくするとか、容赦が無さすぎる……ついこの間にはアノーニ側から助けを求められたというのに……
 そしてトドメは、相手を桃に封じ込めて、身動きが取れなくなったところを狙い撃つ!撃った相手を浄化するところも含めてプリキュア感のある技でしたね。にしても「フェスティバル縁弩」のネーミングセンス、カッコよすぎる……!


 あれやこれやとハチャメチャでしたが、何だかまとまっている気がするのがドンブラザーズの奇妙なところ。ということで次回はオニタイジンのパワーアップ!ですが、それ以前に何やらつよしのメンタルがやばそうというか、2話続けてヒトツ鬼になってもおかしくなさそうな雰囲気が漂っていますね……
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第32話「けっとうソノ2」

2022-10-09 10:07:50 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第32話「けっとうソノ2」

 花火を見て「カレーみたい」という漫画家・鬼頭はるか先生。そういった突拍子も無い感性が、ソノザの何かを刺激したんですかね…?

 さて、相変わらずいつ終わるともしれない戦いに身を投じるドンブラザーズ。まずは脳人の残る2人を倒さなければならないと言っていたところへ、ちょうどソノニから挑戦状が叩きつけられることに。ドンムラサメとの特訓で鍛えたソノニとソノザはタロウの到着を待ち、タロウ以外のドンブラザーズは戦いに参加せず、じっと連絡を待つ……あれ、この流れどこかで見たような……
 というわけで、ソノイの時と同じような展開が繰り広げられましたとさ(笑。まーたおでん食ってる人とトラブルに発展してるよ……さすがにおでんに興味を示す件はありませんでしたが。そう考えると、タロウに勝負を挑んですんなり受けてもらえたジロウって、割と運とタイミングが良かったのでは?

 で、ようやく戦いが始まるものの、案の定ここでも前と同じ展開が繰り広げられることに。加えて今回のヒトツ鬼・轟轟鬼も、以前忍者、魔法使いと立て続けにヒトツ鬼になってきた大野さんが変身。その冒険スピリッツは果てていただかないと、この人一人で全部のヒトツ鬼を制覇しそうな気がします(笑。
 どこかで見たことがある展開が続く中、現れたのは明らかに前とは一線を画したソノイ。一人称が「俺」に変わったほか、ソノニたちを「お供」と呼ぶなど、明らかにタロウの影響が色濃く残っています。
 更にドンムラサメは単身でブラックオニタイジンに巨大化!てっきり生まれ変わったソノイが乗るものだと思ってましたが、まさかムラサメ単騎とは。さすがに単騎では分が悪いのか、トラドラオニタイジンに敗北を喫していましたが、今後も出番がありそうですね。何なら、次週登場するオミコシフェニックスの登場で「俺、余ってるだろ!」状態になりそうなジロウと合体……出来るんでしょうか?

 避けれない攻撃をアルターチェンジで凌ぐなど、新しい展開もありましたが、基本は以前の決闘をなぞる形となった今回。しかし、その中で明らかに以前とは違うソノイの登場には驚かされました。今後もずっと新しいソノイが続くのか、何かのきっかけでタロウ成分が抜けるのか……
 ともあれ、次回はドンモモタロウがパワーアップ!CMではドンオニタイジンのパワーアップも披露されていますが、トラドラゴンジンの行方は一体……ブラックオニタイジンとどうにかなるのか、はたまたオミコシフェニックスそのものが、今回陣から示唆されていた「2人のジロウが一つに」なった結果なのか。武器にもロボットにもなるというのは、ルパパト、2号ロボが絡まない合体はギガントキョウリュウジンを彷彿とさせるところですが、果たしてどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみです。
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第31話「かおバレわんわん」

2022-10-02 10:12:22 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第31話「かおバレわんわん」

 「このあとすぐ!」なんか見たこと無いドンモモタロウおるー!?

 さて何だかんだで馴染んで来た桃谷ジロウも含め、みんな仲良く流しそうめん……しかし、そこにはイヌブラザーが欠けている。果たしてイヌブラザーの正体は一体誰なのか……とタロウも頭をひねる中で、あっさりと「犬塚翼さんじゃないんですか!?」と発するジロウ。どうやら以前イヌブラザーにエサをあげた後、すれ違った翼と匂いが同じだったために気づいたようで……これまで彼の正体に話題に挙げなかったのは「指名手配犯故に逃亡している=その場にいなくてもおかしくない」と考えたからかな?

 が、誰もが翼がイヌブラザーの正体だとは信じず、イヌブラザーの正体を突き止めるべく動き始める一同。当の翼は夏美と瓜二つのみほが、つよしと親しくしていたのを見て動揺しっぱなし。故に話も聞いておらず、集合場所には現れない。終いには乾という別の男性が、これまで共に戦ってきたイヌブラザーだと勘違いするタロウたち。
 当の乾は最初こそ動揺していたものの、翼から事情を知り、イヌブラザーを一時は正式に引き継ぐことに。乾曰く「黒いヒーローが好き」とのことで、どこかで聞いたことがあるようなハードボイルドっぽいセリフを連発。ゼンカイジャーといい、ジェットマンに全力全開でいじっていく姿勢、嫌いじゃないわ!(笑


 一方の翼はつよしから、つよしとみほの出会いを知ることに。つよしは元々髪を伸ばしていたものの、みほに会うために毎日のように美容院に通い、その結果今の髪形になったと……みほもある意味では「(元)ろんげのとりこ」だったとは。
 夏美も元美容師志望だったとのことで、微妙にかみ合う夏美とみほ。しかし「獣人は人間をコピーする」ことを知らない犬塚翼さんにしてみれば、確固たる証拠がないため、ますます悩むこととなってしまいました。みほが夏美をコピーした獣人だとしても、夏美が連れ去られた際に翼に告げられた「一年間」という期限は一体何を意味していたのやら……

 そんな中、今回現れた「痩せたい」と願う天装鬼は、まさかの結末を迎えていました。確かに欲望の源が無くなれば消えるのは必然。ドンブラザーズでなくても、誰かを救うことが出来る。これはこれで良い話だな……と思っていたところへの、あの展開は予想外でした。
 にしても、何故今回天装戦隊ゴセイジャー由来のヒトツ鬼だったんでしょうね。OPに「勇気の翼を広げて」という歌詞が含まれているから、乾はミュージャンとしてもヒーローとしても見習いだから、などが考えられますが。あるいは「天使のような女性に出会った」とか。


 まだまだ翼の正体は明らかにならないまま、次回は何やら雰囲気がガラッと変わったソノイが登場!どう見てもタロウの力を吸い取ったせいでおかしくなってます。
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