イギリスが、本格的にアイルランド侵略を開始したのは12世紀であった。
1171年、イングランド王ヘンリー2世は、アイルランドを征服し、富裕な土地を、アングロ・ノルマン系の貴族に分与する。
1366年、キルケーニー法が制定される、この法の目的は、イギリス人とアイルランド人の同化を禁止すること。
アイルランドの娘と結婚したものは死刑、アイルランドの文化に染まったものは土地と家屋を没収。
征服者のイギリス人は、「ペイル」と呼ばれる居留地のなかで生活し、原住民と接触しないようにした。
それにしても、「アイルランド人の娘と結婚した者は死刑」とは、なかなかではないか、我々は、カリブ海や中南米でスペイン人が何をしたかを調査してきたが、アングロサクソンの意地の悪さも尋常ではない、もっとも、こっちは知的犯罪者であるが。