アヘンを売りつけ、中国人をアヘン漬けにして廃人にする、これに怒った清朝政府に戦争を仕掛ける、さすがにイギリス議会は紛糾する、そんな戦争をしてもいいのか、採決の結果は、
賛成 291
反対 282
わずか9票の差、おそらくユダヤ商業資本家のロビイ工作は熾烈を極めたことだろう、そして、戦争の理由がふるっている、アヘンの密輸でカネを儲けるなんてほめられたもんじゃあないのだが、
「この戦争は 自由貿易を推し進めるために必要なのだ」
ものは言いようだね、自由経済から自由貿易へ、誰が得をするか、もちろん先進工業国、アジア・アフリカの人々は、一日に、せいぜい数十個しか作れない、その間に、数千個を製造してしまう、だから、ショーブにならない、この時代の世界の製造工場はイギリスで、自由貿易はイギリスの国是であり・正義、後進国にとっては、悪魔の所業だ。
だから、平和と民主主義と自由貿易を広めれば、彼らの利益は増大、もう、植民地の争奪に狂奔する必要はない、その平和は「金持ちケンカせず」の平和で、本来的平和ではない、彼らの利潤のための平和であり、だから、なにかウソくさい、そして民主主義、これにもウラがあり、というよりは、もうひとつの目的がある、それは部族社会・民族国家の解体、どう見てもおりこうさんとは言えなかったニッポンのソーリ、ラブミーテンダーを歌った、そのコイズミに向かって、あのブッシュが、
「ニッポンも よくなったね」
民主主義を押しつけてくるのは、その方が都合がいいからで、タテ型の伝統社会では、その国を解体するのは困難だからだろう。
さて、戦前戦中、上海には数万人のユダヤ人がいた、ちなみにドイツ系ユダヤ人とロシア系ユダヤ人は仲が悪かった、ドイツ大使館の駐在武官のマイジンガー大佐は、それらのユダヤ人を、
「始末して さしあげましょうか」
上海沖に廃船を浮かべ、ギューギュー詰めにして、船もろともに・・・
これが決行されていたら、ますますややしいことになっただろう、ところで中国の新幹線は、JR東日本と川崎重工によるもので、JR東海は反対したようだ、珠玉の技術を渡すことは、
「ニッポンを 売ることだ」
この一連の工作を仲介したのは、どの銀行か、その銀行の外資の比率はどうか、その際、日本側は新幹線の運行は、中国国内だけにするという約束を交わしたらしいが、あの国にあっては、元より守るはずもなく、メキシコ鉄道の建設に応募して、どうやら落札したらしい、あのデタラメで無責任な工事で、どんな事故が発生するか、そうなったら、中国とメキシコの間で、責任の押しつけ合いになるんだろう。
この落札が無かったことになったというニュースがとびこんで来た、ふりだしにもどったわけだが、大惨事が回避されたのかもしれない。