The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

「御柱祭」と裂けた鹿の耳 4

2016-07-06 04:33:37 | 世界経済
       
 出雲のタケミナカタによって水田稲作農業が持ちこまれたというのは、この地域の開発には出雲グループの投資と技術の導入があったということだろう。

 それが、諏訪の縄文社会の上に乗っかった、その底部には、さまざまの要素があり、
 1、オオハフリ    
 2、「スワ」という地名  
 3、「ミシャクジ信仰」の継続    

 テレビでは黒曜石(こくようせき)についてかなりの時間を割いていた、矢や槍の先端につける鋭利な黒曜石が多量に・何トンもの単位で採掘されており、列島の各地で発見されていることから、諏訪の人々は、かなりの財を蓄えていたことが推察されるという、
 1には現人神の伝統があった,
 2は「スワ」はツングース語で解釈できる  
 3は今でも祭られている      

 戦前、西村真次博士は「ツングース民族南下説」を提唱、彼らは東北地方の各地に定住したというのだ、地名のなかにはツングース語で解明されるものがあるようだ、そして、青森美人や秋田美人は、これによる、東日本特に東北地方が縄文系だというのでは、東北の人々の色の白さの説明がつかない、縄文人はアイヌ人に似ているから、ああではない。

 ツングースは新モンゴロイドで、長身で色白、あの「清朝」を建てた。

 それにしても「裂けた鹿の耳」のエピソード・「少年犠牲」の儀式・「モリヤ」という地名の不思議、どこかにヒントがないものか。