「6000人のいのちのビザ」の杉原千畝について語られることが多いが、彼の最初の結婚がロシア人であることは、あまり知られていないようだ。
彼らは離婚している、この離婚は杉原の申し込みで、その理由はロシア人の妻は、外交官の出世のさまたげになるからと伝えられているようだが、ホントーだったのか、そして、二番目の日本人妻がピーチク・パーチク、いろいろしゃべっていたが、どの程度知っていたのか、彼女、何も知らなかったのかもしれない、とすると、彼の守秘義務・守秘能力は、タイヘンなものだ。
杉原は、最初の妻をヒジョーに愛していて、離婚後もお金を送っている、できることではない、「男の真実」だろう。
イスラエル側の呼びかけに、なかなか応じなかったのも、利用されることを知っていたからで、今回のシリア・イラクの難民の問題も、イスラエルの建国から出発している。
たしかアメリカは年間3000億円ほどのイスラエル援助をしていたと思う、10年で3兆円、ヒコーキや戦車・最新の兵器、1982年のレバノン戦争(第5次中東戦争)ではクラスター爆弾が使用されていた、女性や子供が犠牲になっている、なにしろ死者が負傷者と同じくらいなのだ、これは、アメリカの軍産複合体の協力なしでは不可能、こうしたイスラエル援助に反対する議員は選挙で落とされる、陰湿で執拗な工作だ。
世界のマスコミ・通信社を牛耳っている彼らは、善意の通用する相手ではない、骨まで利用される、杉原ほどの外交官なら、それぐらいは分かっていたことだろう。
外交官は魅力的な仕事だが、どれほどの裁量権があるか、つまり、自分で判断して行動すること、ムリだろうね、だから、本省にお伺いを立てる、すると、現地のことなんか分からない東大法学部出のエリートが分かったような分からないような返答、つまり、
「責任逃れの玉虫色の対応」
だから、結局、やらないほうがいい、彼らにとって大切なのは出世、
世の中は さようしからば ごもっとも
そうでござるか しかとは存ぜぬ
それと、私大出身の外交官、彼らにには、どんな道が待っているのか、定年まで無事に務められれば、みっけもん・・・
私大出で独自の行動、それが、ス・ギ・ハ・ラ・チ・ウ・ネ、いろいろとあるはずだ。