就任演説の終りは、
" Together , we will make America strong again ・・・
And , yes , together , we will make America great again .
Thank you , God bless you and God bless America ."
グローバリズムから取り残された人々が、この政権の" we "であり" you "、意外にマジメである。
新大統領・トランプのスピーチの中に、
" For too long , a small group has reaped the reward of government・・・”
この”too long "には、数世紀の背景があるのかもしれない、映画「タイタニック」で、沈没直前のタイタニックが船首を下にして直立「船の逆立ち」、人々はあらそって甲板をよじ登る、そして、直立した船の先端にに二人の女性、WASPのヒロインとIRISHの少女、死を前にして、初めて平等になった・なれた、キャメロンは、これを撮りたかったんだろう。
Irelandから Americaに出稼ぎに行き、数年間、働きに働く、そして、いくばくかのカネを蓄(たくわ)えてもどってみると、若者の恋人は結婚していた、つらく悲しい事実、しかし、
” For Ireland , I will not say her name .”
「祖国の名誉のために 彼女の名前は 決して言うまい」
Irelandの大使が、
「ユーラシア大陸のどこかで あるグループが二つに分かれた
西に向かったのが 我らの先祖のケルト人であり
東に向かったのが 日本人の先祖ではないでしょうか」
野の花に妖精を、野の風に妖精の歌を聞く、この国にもかなしい物語りがある、やさしいこころの若者が、野の花をよけて通る、その晩、美しい娘が訪ねてきた、あまい匂いがする、
「なんて いいにおいなんでしょう」
すると、
「わかいおなごは いい香りがするものなんですよ」
冷たい風の吹く冬がやってきた、日毎に元気がなくなる。
そして、「一本の黄色い花」、声が聞こえる、
「わたしは あのとき 助けてもらった秋の花 みじかい日々でしたが うれしかった」
ケルトの花の妖精が、この列島にもいたのであろうか。
この国には不思議な出来事がある、文化人類学者のレビ・ストロースは、
「日本が 世界を学ぶのではなく
世界が 日本を学ぶべきなのです」
ストロースは、ケンペルの「バビロニアから来た日本人」についてどう思っていたか、きっとユニークな意見を持っていたことだろう。
時折、白人より美しい女性があらわれる、抜群の頭脳が出現する、このナゾが解明される時が来るのであろうか。