The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

瀬戸内寂聴と昭和の5人 3

2018-07-08 08:14:05 | 世界経済
 
 ロシアとクロアチア、PKでクロアチア、いやあー もりあがる、W杯は、ヒトの、
 「理性を くるわせる」
 「それが 目的なのか」
   
 ところで、瀬戸内は三島について、
 「ちいちゃくて毛深くて足がほそい」

 これは、ボデイビルや剣道を始める前の三島だろう、その後、鍛えに鍛えた、
 「オトコは 文武両道であるべきだ」
 「文」では、神経質で気の弱いオトコ、「武道・スポーツ」だけなら日大アメフト部、これに気づいたんだろう。

 このブログで、今と三島の確執(かくしつ)について触れた、それとは別に、あの事件について、戦後二十数年、三島の胸中には、
 「学徒動員で死んでいった友人・知人に対する思いがあったのではあるまいか」
 「優秀な若者から先に 死んでいきました」
 「フランス語やドイツ語の原書にしたしんだ学生たち」
 
 次から次へと突っこんでいく、
   雲こそ我が墓標  
    落暉よ碑銘を飾れ  

 三島文学は、終に、この一首を越えらえなかった、
 「神のような心境ではないか」 
 それが、それこそが、
 「中東の若者が 日本人を尊敬する理由なのですよ」

 モンスターのような三島由紀夫の心の底に、少年の哀しみがあったようだ。