The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

瀬戸内寂聴と昭和の5人 5 

2018-07-12 09:27:28 | 世界経済
 
 瀬戸内が天台宗の僧侶になるための研修中、天台の新人僧侶と知り合ったのだが、彼らは、初めての厳しい生活に、アタフタ・オロオロ、そこで、海千・山千のおばちゃんにすがりついた、という。

 文壇の長老・丹羽文雄に取り入り、気難しい三島と親しく、クセモノ中のクセモノ・今東光から法名の一字をかち取る、なかなかのスゴウデ、うん。こういうのを「やりてババア」・・・

 瀬戸内がチベット人のグループと出会った時、法衣姿のジャクチョーをチベットの人々が礼拝したらしい、それを、とくとくと記していた、
 「ちょっと ちがうのではあるまいか」
 「このひと なんかカンチガイをしているようだ」

   ジャクチョウを とうといひとと たずねくる
         たずぬるひとは なおもとうとき  
 
 ちょっとマシな僧侶ができるには、3代かかるというが、この人、こまったもんだ、だれか注意する人はいないのか、せっかくの宗風が泣いている。