瀬戸内が天台宗の僧侶になるための研修中、天台の新人僧侶と知り合ったのだが、彼らは、初めての厳しい生活に、アタフタ・オロオロ、そこで、海千・山千のおばちゃんにすがりついた、という。
文壇の長老・丹羽文雄に取り入り、気難しい三島と親しく、クセモノ中のクセモノ・今東光から法名の一字をかち取る、なかなかのスゴウデ、うん。こういうのを「やりてババア」・・・
瀬戸内がチベット人のグループと出会った時、法衣姿のジャクチョーをチベットの人々が礼拝したらしい、それを、とくとくと記していた、
「ちょっと ちがうのではあるまいか」
「このひと なんかカンチガイをしているようだ」
ジャクチョウを とうといひとと たずねくる
たずぬるひとは なおもとうとき
ちょっとマシな僧侶ができるには、3代かかるというが、この人、こまったもんだ、だれか注意する人はいないのか、せっかくの宗風が泣いている。