這(は)いずり回るようにして東北を調査したが、あの大地震の前にはすっかり興味を無くしてしまった、あんまり熱心にするべきではないいのかもしれない。
この時、発見した「青い目の日本人」、ある作家が取り上げたのだが、主人公は殺人犯、いくらなんでもひどすぎる、協力してくれた人々に、もうしわけない、こういった連中はなんでも材料にする、編集長に、
「抗議しましょう」
煮え切らない態度、
「あの会社は大きいからな:
「・・・」
「優秀な弁護士をたたくさんかかえている うちみたいな小さいところじゃあ太刀打ちできないよ」
そんなもんかな、
「それに 君にとっては いい宣伝になるんじゃあないかな」
これが現場なのだ、ユダヤ金融資本の抗議で、あっけなく雑誌をつぶした大手の出版社、しかし、ニッポンの小さいトコロには強圧的、
「ムリが通れば ドウリが引っ込むか」