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いつもの道を外れ、裏に回ると、なんと、
「エビネの群落」
エビネは東洋蘭の一種、楚々とした風情がある、かつてはいたる所にいた、最近は稀だ。
すると、
「ひとにおしえないでね」
「しゃべれるんだ」
「ラジオでべんきょうしたの」
「わたしたちは ここで そっといきていたいだけなの」
「・・・」
「ひとかぶいくらなんて やーね なんてげひんなんでしょう」
なかなか言うじゃあないか、
「それでも食われないだけ いいじゃあないか」
「それはだいじょうぶ」
彼ら、毒があるみたい、
「春の日の まぼろし」