
1930年の霧社事件では、134名の日本人が殺害された、たしか台湾人が一人いたと思う、事件後、苛烈な処分が決行された。
「おまえは 参加したのか」
高砂族の少年、あどけない顔をしている、なんとか助けてやりたい、ところが、
「はい 参加しました」
「家にいたんじゃないのか」
「いいえ 参加しました」
「・・・」
「ぼくは 高砂族のオトコです」
参加していたら、どういうことになるか、
「バサリ」
隣りの部屋で首を切る音・・・
「家にいたんだろっ なっなっ」
「部族のひとりとして参加しました」
「ウソをついたことがない」
「ウソをつく習慣が ない」
「ウソを つけないのだ」
コロナが終わったら、彼らの子孫を、
「ニッポンに 招待してやったらどうだろう」