The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

歴史のナミダ 上

2022-05-23 08:44:01 | 世界経済
   

 1930年の霧社事件では、134名の日本人が殺害された、たしか台湾人が一人いたと思う、事件後、苛烈な処分が決行された。

 「おまえは 参加したのか」
 高砂族の少年、あどけない顔をしている、なんとか助けてやりたい、ところが、
 「はい 参加しました」
 「家にいたんじゃないのか」
 「いいえ 参加しました」
 「・・・」
 「ぼくは 高砂族のオトコです」

 参加していたら、どういうことになるか、
 「バサリ」
 隣りの部屋で首を切る音・・・

 「家にいたんだろっ なっなっ」
 「部族のひとりとして参加しました」

 「ウソをついたことがない」
 「ウソをつく習慣が ない」
 「ウソを つけないのだ」

 コロナが終わったら、彼らの子孫を、
 「ニッポンに 招待してやったらどうだろう」



30 16世紀の西と東 4

2022-05-22 09:06:18 | 世界経済
 オリンピックの表彰台で右手を突き上げたオーストラリアの女子選手、この選手、やや褐色のb肌、それ以外は白人、
 「抗議のアッピール」

 オーストラリア大陸、かつて、原住民・アボリジニの少女を犯し、生まれてきたのが女の子なら育てる、オトコならカベにたたきつける、これを3代4代、外見は白人のようになる、
 「この女子選手は それだった」

 しかし、これは、世界中で行われたのかもしれない、「大男と小人伝説」がそれで、むざむざとは殺されない、血みどろになって抗う、
 「それは 巨人に匹敵する」

 これが終わり、年月が経ち、忘却の中に消えて行くにつれ、そのイメージは小さくなる、
 「もう脅威ではない」
 世界各地の小人伝説は、そのエピソードの残像ではあるまいか。

 この国も例外ではない、どれだけのコトが展開したか、
 「ちょっとは反省すべきだろう」



  

29 16世紀の西と東 3

2022-05-21 09:33:28 | 世界経済
 世界の各地で原住民の虐待と殺害が発生した、今でも続いている、
 「ウクライナがいい例だ」
 カベをぶち壊し、装甲車がなだれ込んでくる。

 戦わなければ、いいなりになる、「戦争反対もいいが」、これを引き受けるだけの器量があるか、もの分かりのいいインテリと、それをおだてるマスコミ、
 「彼らの時代は 終わりに近づいている」

 スペイン人は開けっぴろげだったが、イギリス人は狡猾・こうかつ オーストラリアでは、アヴォリジニを高い崖の上に連れて行き、
 「さあ 先祖の国にもどるんだ」
 次から次へ、飛びこんで行った・・・

 この国、昭和の初期ー1930年ー、台湾の台中で高砂族の蜂起 ー「霧社事件」ー、日本人134名が殺害された、子供は向こうの子供が殺した、若い酋長は、家族を処分し、
 「1対1の戦いを 望む」

 しかし、その時の日本人、
 「それだけの オトコが いなかった」

28 16世紀の西と東 2

2022-05-21 08:36:40 | 世界経済
 決して伝染病だけではない、直接的暴力によるものも多かった。

 クロサワの「椿三十郎」に中庭のオトコたちを斬殺するシーンがあったが、集まったインデオらを、トツゼン、気が狂ったように殺し始めた、
 「彼らは 逃げ回るだけ」

 ドミニコ会の修道士が目撃している、
 「親を殺された子供たちも 間もなく 食べるものがなく 死んでいった」
 だから、
 「伝染病だけでは ないのだ」

 あゆる方法で虐待し、ごっそりと死んでいく、そこで、
 「アフリカから 連れてくる」
 この時代の悪魔とは、
 「彼らかもしれない」

27 16世紀の西と東 1

2022-05-20 10:15:12 | 世界経済

 
 16世紀の中南米・カリブ海の島々はイスパニアの支配下にあったが、武装した兵士が原住民の村を囲み、
 「イスパニアの国王に 服従を誓うか」
 誓うも誓わないも、言葉が分からない、やがて、
 「それっ」
 部落が焼かれる、
 「阿鼻叫喚の地獄絵図だ」 

 これが 
 「Matanza・Matanzas」
 ”Matanza”は、「屠畜・屠殺・殺害」
 10数か所を特定したが、100数十年前なら、もっと多かったはずだ。 

 ある島では、数十万人の人口が、数十年後に数百人、これをカスミガセキのエリートに話したら、
 「あ〜ら それっ 伝染病でしょう」

 「呆気・あっけ にとられた」

26 3人の神

2022-05-19 08:35:32 | 世界経済
 キリスト教には3人の神がいる、
 1,天地創造の神
 2,モーセの神  
 3,アブラハムの神

 3についてはやった、あのフロイトが、
 「火山の神」
 科学的には当たっているようだ。

 2はユダヤ民族の神、1はどうか、
 「多元宇宙を思わせる」
 大日如来のような存在か。

 「メソポタミアの あの辺には いろんな連中がいたんだろう」
 なにしろ、
 「チタマ・地球 の 一等地」

 ここから、インドに流れ落ちた、だが、エジプトには違和感がある、
 「数百万年前の火星のフンイキがする」

 これがフシギなのだ・・・

25 近代という仮面

2022-05-18 08:12:01 | 世界経済
 近代は遠近法に似ているという意見、一見、そう見える、だが、
 「そんなもん どこにもない」
 そろそろ、近代のウソに気づいてもいい。

 近代は、
 1,機械的時間
 2,幾何学的空間
 これは、何百もある世界観のひとつ、できの悪いもんだ。

 これを推進したのが、東海岸のプロテスタント、生産と消費の資本主義と市民社会、それを支持したのが、
 1,ユダヤ金融資本
 2,アングロサクソンの政治力

 彼ら、たんまりと儲けた、おくれたロシアが、
 「分け前を 要求している」

24 キリスト教の原罪

2022-05-17 08:45:28 | 世界経済
 

 だから、
 「キリスト教で救われた人々よりも」
 「・・・」
 「キリスト教で殺された人々の方が多いんですよ」

 キューバの政治運動に参加したクマクスならば、そんなことは「自明の理」、カリブ海の島々は、その舞台、ラス・カサスの「インデイアスの破壊に関する簡潔な報告」に詳しい、
 「ヤナギダ・グループは 知っているのだろうか」

 この国は、見ざる‣言わざる・聞かざる、そうしていれば恩給と年金さらに勲章までゲットできる、だから、いまだに、この国の歴史がはっきりしない、いや、
 「はっきりさせない」

 次代の日本人に、これだけは、
 「伝えておきたいものだ」



23 もうひとつの世界

2022-05-15 10:08:10 | 世界経済
       

 いつもの道を外れ、裏に回ると、なんと、
 「エビネの群落」
 エビネは東洋蘭の一種、楚々とした風情がある、かつてはいたる所にいた、最近は稀だ。

 すると、
 「ひとにおしえないでね」
 「しゃべれるんだ」
 「ラジオでべんきょうしたの」

 「わたしたちは ここで そっといきていたいだけなの」
 「・・・」
 「ひとかぶいくらなんて やーね なんてげひんなんでしょう」
 なかなか言うじゃあないか、
 「それでも食われないだけ いいじゃあないか」
 「それはだいじょうぶ」
 彼ら、毒があるみたい、

 「春の日の まぼろし」





22 天上の講義

2022-05-15 09:22:57 | 世界経済
 外国を飛び回ったクマクスは帰国すると、熊野の山中に出かけた、スパコン並の頭脳は、なにを思ったのか。

 神秘と静寂の森、そして、植物でも動物でもない、いや、植物でもあり動物でもある「粘菌」。

 進化とは何か
 進化とは罪なのか。
 「進化は 生命の原罪」
 
 あらゆるモノは、
 「出発が終点」

 すでに柳田グループは眼中にない、1929年、長門の艦上で、昭和天皇にご進講、
 「天皇と学者」
 いや、
 「天子と高士」

 これが、
 [天上の光景」