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ノイローゼ患者の一夜/国立音大2012

2012-03-03 | オペラ
ノイローゼ患者の一夜/国立音大2012

作曲:ニーノ・ロータ、演出:中村敬一
指揮:河原忠之、演奏:国立音大学生の管楽アンサンブル
出演:ノイローゼ患者:小鉄和広
   フロント係:森田学
   退役軍人社長:青柳素晴
   カップル:大間知覚、高橋薫子

国立音大のオペラ演奏研究部門の研究成果発表としての公演で、前半はニーノ・ロータの経歴についての紹介。その中でロータのいくつかの歌曲がソプラノの小林菜美によって歌われた。美しく強いソプラノで、堂々と歌って大拍手を受けていた。「フィレンツェの麦わら帽子」が一番のオペラらしく、その中の2曲が紹介された。ジャンニ・スキッキのラウレッタのような娘役の歌らしい。美しかった。

休憩後に概ね40分前後の短いオペラで、ラジオ放送用に作られたらしい「ノイローゼ患者の一夜」が上演された。神経過敏で眠れない男を主役にしたドタバタ喜劇。演奏は、弦楽器がコントラバスだけの管楽アンサンブルで、ピアノ、チェレスタ、ティンパニが加わったもの。とても軽快でアップテンポな調子の中に、憂鬱そうなメロディーも多用されている。

神経過敏患者役の小鉄和広は、よれよれのパジャマ姿で深刻そうな芝居、森田学は真面目に喜劇をやっている感じだった。学生主体の合唱団が舞台前面に並んで、踊りながら元気が良く歌っていたのが活気に満ちていて良かった。

12.02.25 国立音大講堂大ホール
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