ドン・ジョバンニ/新国立劇場14-15
作曲:モーツァルト
指揮:ラルフ・ヴァイケルト
演出:グリシャ・アサガロフ
演奏:東京フィル
出演:ドン・ジョヴァンニ:アドリアン・エレート
レポレッロ:マルコ・ヴィンコ
エルヴィーラ:アガ・ミコライ
ドンナ・アンナ:カルメラ・レミージョ
オッターヴィオ:パオロ・ファナーレ
ツェルリーナ:鷲尾麻衣、マゼット:町英和
騎士長:妻屋秀和
これは2012年に見たプロダクション。この時のアガ・ミコライはドンナ・アンナ。ピュアで美しく透き通る声。拍手喝采だった。ドンナ・アンナの美しさが透明であることが良く理解できた。今回はエルヴィーラ。今回の公演では前回とは違う強烈な声だった。それでも声量を抑えたレチタティーボの所では安定した美しい声を聴くことが出来た。ドンナ・アンナのカルメラ・レミージョは今年サン・カルロのエフゲニー・オネーギンで強烈なタチアナをやった人。今回のドンナ・アンナも強烈で、激情を感じるものだった。ドンナ・アンナとエルヴィーラが同じような感じになったので、この2人が姉妹のように感じた。ツェルリーナの鷲尾もかなり強烈な印象だったので、3人姉妹だったかも知れない。アドリアン・エレートは優しいドン・ジョヴァンニで、マルコ・ヴィンコは気迫のある強烈なレポレッロ。これは普通のプロダクションとは逆の雰囲気だった。騎士長の妻屋は前回と同じだったが、今回は声の迫力がすごく、オーケストラの強烈な音と相まって、超弩級の音が聴かれた。本物の石像だ。前回の座席は最前列、今回は最上階だったので、そうした違いが関係してたかも知れない。
キャスティングが逆な感じで面白かったのと、全般に強烈さを感じる舞台だった。
14.10.19 新国立劇場、オペラパレス
作曲:モーツァルト
指揮:ラルフ・ヴァイケルト
演出:グリシャ・アサガロフ
演奏:東京フィル
出演:ドン・ジョヴァンニ:アドリアン・エレート
レポレッロ:マルコ・ヴィンコ
エルヴィーラ:アガ・ミコライ
ドンナ・アンナ:カルメラ・レミージョ
オッターヴィオ:パオロ・ファナーレ
ツェルリーナ:鷲尾麻衣、マゼット:町英和
騎士長:妻屋秀和
これは2012年に見たプロダクション。この時のアガ・ミコライはドンナ・アンナ。ピュアで美しく透き通る声。拍手喝采だった。ドンナ・アンナの美しさが透明であることが良く理解できた。今回はエルヴィーラ。今回の公演では前回とは違う強烈な声だった。それでも声量を抑えたレチタティーボの所では安定した美しい声を聴くことが出来た。ドンナ・アンナのカルメラ・レミージョは今年サン・カルロのエフゲニー・オネーギンで強烈なタチアナをやった人。今回のドンナ・アンナも強烈で、激情を感じるものだった。ドンナ・アンナとエルヴィーラが同じような感じになったので、この2人が姉妹のように感じた。ツェルリーナの鷲尾もかなり強烈な印象だったので、3人姉妹だったかも知れない。アドリアン・エレートは優しいドン・ジョヴァンニで、マルコ・ヴィンコは気迫のある強烈なレポレッロ。これは普通のプロダクションとは逆の雰囲気だった。騎士長の妻屋は前回と同じだったが、今回は声の迫力がすごく、オーケストラの強烈な音と相まって、超弩級の音が聴かれた。本物の石像だ。前回の座席は最前列、今回は最上階だったので、そうした違いが関係してたかも知れない。
キャスティングが逆な感じで面白かったのと、全般に強烈さを感じる舞台だった。
14.10.19 新国立劇場、オペラパレス