セヴィリアの理髪師の結婚/田尾下哲シアターカンパニー
作曲:ロッシーニ、モーツァルト
演出:田尾下哲、家田淳、衣裳・美術:塚本 行子
ピアノ:高田 絢子
出演:
フィガロ:村松恒矢、スザンナ:今野沙知恵
アルマヴィーラ(セヴィリアの理髪師):糸賀修平
アルマヴィーラ(フィガロの結婚):町英和
ロジーナ:澤村翔子、ケルビーノ:青木エマ
バルトロ:山下浩司、マルチェリーナ:林よう子
バジリオ(セヴィリアの理髪師):森雅史
バジリオ(フィガロの結婚):升島 唯博
フィガロの結婚とセヴィリアの理髪師を混ぜた公演。序曲も混さっていたようだった。フィガロの結婚を主軸に回想シーンとしてセヴィリアの理髪師を用いる構成。ボーマルシェの原作の戯曲のセリフも取り入れている。セリフは日本語でオペレッタ形式。3時間程度の上演なので、アリアや重唱は一部だけ歌われたものも多く、場面ごとカットも多かった。主要な歌はなるべく取り入れるようにしていたと思うが、基本的にストーリー重視だったように思う。
村松は軽快でしっかりした感じのフィガロ。今野はゆったりとした音色で美しい声。手紙の二重唱は、最後に向かうにしたがって良くなっていった。糸賀はロッシーニっぽくイタリアっぽく、でも日本人っぽい美しいテノール。町は堂々としたバリトン。澤村はメゾの歌手らしいが両方のロジーナを1人でやった。メゾはメゾで、ソプラノはソプラノでしっかりと安定して美しかった。特にセヴィリアのロジーナは低く安定していてアジリタも良かったし、堂々としていて良かった。全然ちがう2つのロジーナを1人がやるというのは歌舞伎の2役のようで面白かった。森のバスも良かった。どっしりと低く、また美しい。青木は元気良く情熱的だった。全体に皆さん芸達者。
ピアノははきはきと勢いのある感じ。元気良いピアノ。
16.04.09 JTアートホール アフィニス
作曲:ロッシーニ、モーツァルト
演出:田尾下哲、家田淳、衣裳・美術:塚本 行子
ピアノ:高田 絢子
出演:
フィガロ:村松恒矢、スザンナ:今野沙知恵
アルマヴィーラ(セヴィリアの理髪師):糸賀修平
アルマヴィーラ(フィガロの結婚):町英和
ロジーナ:澤村翔子、ケルビーノ:青木エマ
バルトロ:山下浩司、マルチェリーナ:林よう子
バジリオ(セヴィリアの理髪師):森雅史
バジリオ(フィガロの結婚):升島 唯博
フィガロの結婚とセヴィリアの理髪師を混ぜた公演。序曲も混さっていたようだった。フィガロの結婚を主軸に回想シーンとしてセヴィリアの理髪師を用いる構成。ボーマルシェの原作の戯曲のセリフも取り入れている。セリフは日本語でオペレッタ形式。3時間程度の上演なので、アリアや重唱は一部だけ歌われたものも多く、場面ごとカットも多かった。主要な歌はなるべく取り入れるようにしていたと思うが、基本的にストーリー重視だったように思う。
村松は軽快でしっかりした感じのフィガロ。今野はゆったりとした音色で美しい声。手紙の二重唱は、最後に向かうにしたがって良くなっていった。糸賀はロッシーニっぽくイタリアっぽく、でも日本人っぽい美しいテノール。町は堂々としたバリトン。澤村はメゾの歌手らしいが両方のロジーナを1人でやった。メゾはメゾで、ソプラノはソプラノでしっかりと安定して美しかった。特にセヴィリアのロジーナは低く安定していてアジリタも良かったし、堂々としていて良かった。全然ちがう2つのロジーナを1人がやるというのは歌舞伎の2役のようで面白かった。森のバスも良かった。どっしりと低く、また美しい。青木は元気良く情熱的だった。全体に皆さん芸達者。
ピアノははきはきと勢いのある感じ。元気良いピアノ。
16.04.09 JTアートホール アフィニス