今日もいつものように妻と散歩に行くのだが、起きてすぐ着せた半袖シャツで大丈夫だろうか? とまた考えてしまった
9時過ぎ、雨は止んでいるが空はドンヨリとした梅雨特有の曇り空で、また降り出しそうな空模様だ
途中で降られたら面倒だからと、急遽妻に衣装交換を要求、やはり長袖シャツに着替えさせたが、9時半過ぎ家を出る時には、雨対策として妻用に 「合羽」 を買い物カートに入れるのも忘れなかった
この頃ではあちこちで最近まで咲いていた生垣のサツキの花ももう終わってしまった。街中の花の主役はサツキからアジサイにバトンタッチされたようだと、その季節の移り気を感じながらの私たちの散歩だ
途中、ある農家の庭先を見てびっくりした
写真のようにサツキが満開だった。この種類は街中ではポピュラーな 「大盃」 と言う種類で、その歴史は江戸時代に遡るほど古いサツキの一種だ
この半円形に仕立てられたサツキはいまが満開。でも街中にある 「大盃」 は殆どもう花を終えているのに、この木だけは何故今が盛りに咲いているのだろうか?
根元を見ると数本の株立ちから成り立っているようだが、この太さだとかなりの樹齢を数えているようだ
それにしてもぎっしりと花数が多い。だがサツキは花後の刈り込み次第で、如何様にも花を咲かせることができる
特にこの大盃は木姿を気にしなければ充分に刈り込んでも芽吹いて花芽を付けるから、初心者でも安心して扱える種類だ
”それにしても良く咲いているなあ~” が私の実感だったが、今日は買い物に行く途中で思いがけない満開の 「大盃」 に出逢った
だが今年のサツキも終わり、サツキ愛好家は植え替えに剪定にと、暇を惜しんで働くはずだ
私もサツキに熱中した若かった時代を想い出した。サツキの剪定、植え替えは6月中に終わらせる、それが来年に花を咲かせる重要なポイントでもある
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