日暮らし通信


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富山の薬屋さん

2016年03月01日 14時37分40秒 | 日暮らし通信
日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

河津桜

空堀川沿いにて
(撮影: H280229)



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今日からもう三月、また 「光陰矢のごとし」 の名言を想い出した

天気は快晴、抜けるような青空はどこまでも続いて爽快な景色だ。しかし、北風が強く、妻との散歩は止めることにした

車で近くのスーパーへ。いつものように買い物をしたが、私はあえて買い置きはしない。それは買い物に行くこと自体が妻のリハビリだと思っているから、毎日少しでも妻同伴で買い物するように心がけている

それにしてもこの北風の寒さは体感温度をかなり下げているようだ。 「早く帰って、家の中で温まろう」 と早々に帰った

11時過ぎ 「ピン、ポン~ パーン~~」 とチャイムが鳴った。通話したが立ち去る気配が無いので玄関ドアを開けると、長身・中年の男性が何やら箱を抱えて立っていた

 「申し訳ありません。富山からやって来た置き薬でございます」 と、丁重な挨拶をされた

 「えっ? 置き薬ですか?」 と私は懐かしげに聞き返した。この近所を訪問して 「置き薬」 の常備を頼んでいるようだ

置き薬と聞いただけで、遠い昔を想い出す。その頃はどこの家でも木箱に引きだしのついた置き薬があって、何か起こるとよくその薬を利用したものだった

子供へのお土産なども持ってくるから 「薬屋さん」 は大歓迎だった。そんな時代もあったかと、想いながらその男性の話しを聞いた

残念ながら置き薬を使う当ても無いので断ったが、方々(ほうぼう)に大規模ドラッグストアのある時代でも 「置き薬」 の会社があるとは聞いていたが、我が家に勧誘に来たのは始めてだった

だがネットで調べると、その価格の高さで問題を起こしている例もあるようでした。置き薬を使うより、簡単な症状なら街の医院で処方される薬の方がずうっと安いようです

午後15時前の外気温は11度で快晴、だが北風は依然として冷たい。この寒さ明日までとか? その後は春モードになりそうです