今日、MはDS行きなので、私は独りで全生園にお花見に行った
全生園は正式には 「国立療養所多磨全生園 (たまぜんしょうえん)」 で全国に13施設ある ハンセン病国立療養所の1つで、東村山市の東北端に緑濃い広大な敷地に位置している
だが古くからこの市に住んでいる私のような者は何故か 「全生園 (ぜんせいえん)」と呼んでいるが、それも謂れがありますので、この施設の歴史や概要については 「国立療養所多磨全生園」 と入力して検索してください
私はあまりこの施設を訪れることはなかったが、昨年ある知人が 「全生園の桜は見事だからぜひお花見に行ってください」 と薦められた
その言葉に誘われて行って見ると、樹齢を重ねた桜がそれは見事に花を咲かせていたので 「来年もここでお花見を」 と、楽しみにしていた
今日は自転車で家を出て11時前に公園と称する場所に行ったが、花の下でシートを敷いてお花見をして人も多かったが、何故か老いも若きも女性が多いのは平日のせいだろうか?
桜はほぼ満開のようだが、いつこの花を見てもその勢いに圧倒されて、何か見えないが奮い立つような活力を貰うような気持ちになる。でもこのような百花繚乱の桜の下で花を楽しむのは日本人だけではないしょうか?
何かを語るより、まずは今日撮った 「ほぼ満開の桜花」 をご覧ください
写真の中にある幹回りの太い木は案内板の説明によれば昭和30年に植えられたそうですから、もう60年も経っている巨木です
理不尽な施策によって居住者の行動も制限されるだけだったでしょうから、桜の花を見るのを楽しみにしていたのでないでしょうか
写真説明: 桜花満開
撮影場所: 国立療養所多磨全生園にて (撮影: H280331)